多くの女性誌でジュエリー企画を担当するジュエリストまみさんことジュエリーライターの沼田珠実さん。そんなまみさんが、心から買ってよかった【一生ものジュエリー】とその魅力、楽しみ方をお伝えする企画。このところパール熱が高まっているというまみさんですが、今年購入された「TASAKI by MHT」のジュエリーは「本当に買って正解だった」そう。その魅力を語っていただきました。

セットで購入した「TASAKI by MHT」のパールイヤリング＆ペンダントトップ

マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックとのコラボ「TASAKI by MHT」は、登場時から気になっていたコレクションでした。どちらのブランドも好きなので、惹かれないわけがないのですが、これまでパールを積極的に追いかけてこなかったので、素通りしていました。本当にごめんなさいという気持ちです。

パール強化年間ということもあり急に欲しくなってしまった「TASAKI by MHT」のパールイヤリング＆ペンダントトップ。私にしては珍しくかなり甘めのジュエリーですが、どこかアンティークのような雰囲気がある点や、ブルーグレーのパールの涼しげな表情に魅せられてしまいました。1つよりも2アイテムで持っていたほうが使いやすいかな？ と思い、セット（同デザインではなく、同じ色合いのバロックあこや真珠が使われています）で購入しました。

 

イヤリングのコレクション名は「プレシャスムーン ファーストレディ」という素敵な名前。ローズカットのレインボームーンストーンとバロックあこや真珠が組み合わされた揺れるタイプのピアスです。付属のイエローゴールドはK22で、私の大好きなマット仕上げが施されています。

 

ペンダントトップは「クラウンド パール」と名付けられていて、バロックあこや真珠の上に、ファンシー カラー サファイアの王冠を載せたようなデザイン。

 

こちらの付属のイエローゴールドもK22で、そしてなんと、パールの底にもサファイアがセットされているんです。そんな細やかさに気づいた瞬間ノックアウトされてしまい、私のパール強化年間に必要不可欠なアイテムに思えてきたのです。

 

ペンダントトップと手持ちチェーンとの相性は？

実は購入に際しひとつ懸念点がありました。それは、ペンダントの上の金具（チェーンを通す部分）の小ささ。小さいからこそこのジュエリーの可愛さがあるのですが、手持ちのチェーンに合うものがあるか？ という問題が浮上しました。こちらのペンダントトップにぴったり合うチェーンも販売されていましたが、「できたら手持ちのチェーンでどうにかしたい。どうにかなるだろう」との期待を込めて、ペンダントトップのみを購入することに。

華奢なチェーンにつけたら可愛いかな？ と思っていましたが、帰宅後チェックしたところ、家にある華奢チェーンには必ずと言っていいほどプレート状の金具が付いていてそもそも付けられず……。ですが、伊達にジュエリーコレクターを自称していませんので、似合うチェーン、さらにブレスまで、使えるものが結構ありました！ ゴツめのチェーンとのアンバランスさも、これまた可愛いのです。

「TASAKI by MHT」イヤリング＆ペンダントトップのおすすめコーディネートをご紹介！

チェーンネックレスに付けて、イヤリングとセットに

家にあるチェーンを全部引っ張り出してきて片っぱしから付けてみましたが、カルティエの「サントス」、humのマットゴールドのチェーンネックレス、昨年４°C×VERY のコラボで作ったロングネックレスに付けられました。センターに付けても、トップ部分をサイドに持ってきても、どんな着け方でも可愛い仕上がり。3本どのネックレスでもそれぞれに魅力的で、とってもいい発見ができたと思っています。

 

ブレスとイヤリングでセット使い

こちらのブレスレットは、ティファニー。かなり前にハワイで購入したのですが、リンク部分にチャームが付けられるよう、すべて開く構造になっています。私はシンプルなチェーンブレスレットとして使いたいと思って購入したので、チャームを付けないことが多かったのですが、あっ！ と閃き合わせてみたらぴったりでした。ブレスレットとして使ってもとっても可愛くて、このペンダントトップを買って本当に正解だったと思わせてくれた瞬間でした。