VERY公式YouTubeをはじめ多数のファッション誌で、ジュエリー企画を担当するジュエリストまみさんことジュエリーライターの沼田珠実さん。そんなまみさんが、心から買ってよかった【一生ものジュエリー】とその魅力、楽しみ方をお伝えする企画。今回は、TASAKIの「バランス シグネチャー」ネックレスにフォーカスします。
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コレクションの原点ともいうべき「バランス シグネチャー」のネックレス
実はこれまであまりパールジュエリーを買ってこなかった私ですが、ここ数年、もともと持っていたパールピアスの可愛さに開眼! 昨年から「今年(2025年)はパールを強化しよう」と計画していました。そして、その第一弾として年明けに購入したのがTASAKIの黒蝶真珠のリング(詳細はこちらの記事で)。
そしてまた、パールジュエリーをお迎えしました。私が選んだのは、王道中の王道「バランス シグネチャー」のネックレス。ゴールドの直線に沿うように5珠のあこや真珠が並ぶデザインで、「バランス」コレクションの原点ともいうべきロングネックレスです。その中でも、TASAKI独自のピングゴールドであるSAKURAGOLD™をセレクトしました。
“先日のリングに合わせて、南洋真珠 黒蝶ではないの?”と思った人もいるかもしれません。確かに黒蝶にも強く惹かれましたが、私は揃えすぎるのは苦手で「同じコレクション、色石、モチーフものを一度に着けるのは2アイテムまで」と自分の中で決めています。黒蝶はここ数カ月リングとピアスで楽しみはじめたところだったので、そこを強化するよりまずはあこや真珠のアイテムを揃えたいという思いが強く、今回のネックレスはあこや真珠タイプを選びました。リングとネックレスとでかなり悩みましたが、最近ロングネックレスが自分の中でブームなのもあり、ネックレスを購入することにしました。
このロングネックレスは、2010年に「バランス」コレクションが誕生した当初からあり、タイムレスな魅力を持つ定番アイテムです。コンサバスタイルにはもちろんのこと、モダンなデザインなので、カジュアルスタイルにもクールな装いにも似合いそう。きっとこの先、年齢を重ねてもずっとずっと愛用し続けられるはずと思わせてくれた1本です。いろいろなコーディネートで楽しみたいと思っています。
「バランス シグネチャー」ネックレスのおすすめコーディネート
手持ちのひと粒パールピアスと




いちばんに合わせようと思ったのが、パールのひと粒ピアスとのコーディネート。私は、ホワイトカラーの小粒タイプ、少し黄味がかったパールの大粒タイプの2種類のピアスを持っているので、その両方と合わせてみました。
小粒の方はサードピアスに控えめなゴールドピアスをプラスしましたが、大粒の時は、あえて単品使いで。大粒ピアスとはパールのカラーが少し異なりますが、場所が離れているので、私としてはそんなに気にならない範疇でした。「バランス シグネチャー」ピアスも欲しくなりましたが、ぐっと我慢……。しばらくは、手持ちのひと粒パールピアスとのセット使いを楽しみたいと思っています。
ゴールドジュエリーと




パールはネックレスのみにして、ピアスやリングはゴールドの地金タイプを合わせたコーディネート。パールの甘さ、コンサバさが少し抑えられ、大人っぽい印象で着けられます。
ダイヤモンドジュエリーと




ひとつのアイテムでパール×色石が使われたデザインだったり、パールリングと色石リングをうまくスタッキングする、などはいいと思うのですが、パールのネックレスに色石のリングやピアスを合わせるのは難易度が高いため、私が合わせるのはダイヤモンドまで。ダイヤモンドは本当に何にでも似合う、どんなジュエリーにも寄り添ってくれる万能アイテムなのだなと再認識させられました。
ジュエリーを紹介したのは…
沼田珠実
ライター歴23年。ジュエリーページを数多く担当し、その審美眼と知識にスタッフやモデル、ジュエリーブランドのプレスからも厚い信頼を寄せるほど。私物ジュエリー術を紹介しているインスタ(@mami_my_jewelry)も話題。