
忙しい30代40代ママにとって、シーンを選ばずおしゃれに決まる黒スカートは頼れる存在です。着痩せ力や汚れに強い安心感など、ママにはメリットがたくさん! 一方で、「地味に見える」「いつも同じ着こなしになる」と悩む方も多いのでは? 今回は春夏・秋冬の黒スカートコーデを27スタイルご紹介。明日からのおしゃれがもっと楽しみになること間違いなし!
黒スカートの魅力と着こなしのコツ
着痩せして見える! 黒スカートマジック
撮影/渡辺謙太郎 *“>冬の足元に【優等生なローファー】急浮上!垢抜けスタイル10選より
黒スカートの最大の魅力は“着痩せ”。黒は引き締まって見える収縮色なうえ、縦ラインを強調できるので、気になる腰回りや足もカバーしてくれます。ついパンツに手が伸びがちな毎日も、黒スカートなら動きやすさはそのままに、すっきり見せが叶います。
ワードローブで頼れる! 黒スカートの着回し力
きれいめからカジュアルまで、黒スカートはテイストを選ばずに使える万能アイテム。ブラウスを合わせれば学校行事に、Tシャツを合わせれば休日のお出かけに、シーンレスで活躍します。靴や小物で印象を変えやすいので、手持ちのアイテムと組み合わせるだけでコーデの幅が広がります。
垢抜ける! 30代40代ママの黒スカート着こなしのコツ
ただの定番に見せないためには、“今っぽさ”を意識した合わせがカギ。例えばバランスよく見える短丈トップスやジレを取り入れる、素材で季節感を出すなど。送迎や公園シーンでは汚れに強い生地を、週末は華やかな光沢素材を…とシーンに合わせて選び分ければ、黒スカートは一年中マンネリ知らずに。
黒スカートの種類と選び方のコツ
シルエットで選ぶ|フレア・タイト・バルーン・マーメイド
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撮影/光文社写真室 *【着回し力を強化】”こなれニット”と”抜け感スカート”でモノトーンを更新!より
スタイルやシーンに合わせて印象を変えられるのが黒スカートの魅力。カジュアル派も取り入れやすいタイトや、華やかなフレア、旬を演出できるバルーンやマーメイド。シルエット次第で同じ黒でもまったく違う表情になるから、その日のコーデのイメージに合う一枚を選ぶのがポイント。
素材で選ぶ|チュール・サテン・デニムなど季節感を楽しむ
撮影/坂田幸一 *お仕事ママの【今どき甘スカート】7選!ふんわりシルエットが特別感をプラスより
季節感やTPOを演出してくれるのが素材の力。軽やかなチュールは春夏に華やぎを、光沢のあるサテンはシンプルコーデのスパイスに、黒デニムは黒スカートよりもニュアンスが出てマンネリ回避におすすめ!黒だからこそ素材の違いが際立ち、さりげなくおしゃれ度を更新してくれます。
柄で選ぶ|ストライプ・チェック・花柄・ドットで差をつける
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉*【伝説的大ヒット】Aライン黒スカートはどんなトップスにも!最新ラインナップに注目より
無地の黒はもちろん万能だけれど、柄入りを選ぶと一気にモードな印象や華やかさが加わります。ストライプでシャープに、チェックで主役級のアイテムとして、ドットや花柄でカブり知らずの甘派スタイルに。同じ黒スカートでも、柄を取り入れるだけで気分を変えるコーデが楽しめます。
デザインで選ぶ|アシンメトリー・異素材MIX・ギャザー・レイヤード・シャーリング
撮影/清藤直樹 *ママのための『楽ちんタイトスカート』6選!気軽に穿けて旬見え確実◎より
シンプルになりがちな黒スカートを更新してくれるのがデザイン性のある一枚。アシンメトリーや異素材MIXでモードに振ったり、ギャザーやレイヤードで動きを出したり。トレンド感をプラスすれば、いつもの黒スカートも新鮮に見違えます。
シルエット×テイスト別!黒スカートのおしゃれコーデ(秋冬編)
タイト&マーメイドシルエット×きれいめ
ウエストデザインを見せたい黒スカートは白シャツでクリーンにまとめて

撮影/須藤敬一
ウエストにデザインのある黒スカートは、シンプルな白シャツを合わせるだけでぐっと洗練された印象に。きちんと見えるのに、抜け感のある襟抜きシルエットで今っぽさも漂います。小物は黒で統一しつつ、スカーフやアクセで軽やかなアクセントを効かせるのが正解。
辛口レザー調の黒スカートは甘めニットカーデで中和して

撮影/田形千紘
レザー調の黒タイトスカートは辛口なイメージが強くなりそうですが、甘めのトップス合わせでバランスを取ると着こなしやすい!アクセや小物はシンプルにまとめるのが、やりすぎ感を出さないコツです。
ハイウエスト黒ニットスカートで美シルエットを魅せる

撮影/倉本侑磨〈Pygmy Company〉
体に沿う極限フィットの黒ニットスカートは、穿くだけで縦長ラインを強調してくれる美シルエットアイテム。後ろに入った深めのスリットのおかげで足さばき良く、ヒールブーツを合わせればぐっと大人っぽい印象に。シアートップスを合わせて抜け感を出すことで、シンプルながら今っぽさをしっかり感じられる秋冬コーデが完成します。
タイト&マーメイドシルエット×カジュアル
ポロシャツと合わせて清潔感あるカジュアルスタイルを

撮影/生田昌士〈hannah〉
黒のタイトスカートに合わせたのはトレンドのポロシャツ。ポイントはオーバーサイズを選んでデコルテを見せて抜け感を持たらせること。カジュアルアイテムも組み合わせやすいのが黒スカートの魅力です!
ソックス&スニーカーとも相性◎!トップスはカジュアルに全振りして野暮ったさ回避

撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
黒タイトスカートと意外にも相性が良いのがソックス&スニーカー。一歩間違えると野暮ったくなりそうでも、トレンドのオーバーサイズジャケットや、ロングスリーブのカットソーなどの辛口カジュアル合わせでメリハリをつけるとぐっと垢抜けます。
艶のあるサテンのタイトスカートでカジュアルなダウンジャケットもお出かけスタイルに

撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
ゆったりシルエットのカジュアルなダウンに、サテンのタイトスカートを合わせれば、一気にお出かけコーデに仕上がります。サテンの黒タイトスカートはきれいめスタイルはもちろん、カジュアル合わせでコントラストを効かせた上級者おしゃれも楽しめる!
フレアシルエット×きれいめ
重くなりがちな冬素材も光沢感で表情を出して

撮影/嶌原佑矢〈UM〉
フレアスカートは黒の面積が多く、特に冬素材は重い印象になりがちですが、ほどよく光沢感のあるものを選べば動くたびに表情が出てドラマチックに。鮮やかなブルーのニットとも好相性です。生地にこだわったアイテムはそれ1点でコーデが決まるので、スカートを選ぶポイントにしてみて。
立体的なコクーンスカートならフレアでも甘くなりすぎない

撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
華やかすぎないコクーンスカートは、クールなスタイルが好きな人も穿きやすいアイテム。立体感とほどよく厚みのある素材がリッチな空気を漂わせてくれます。リブニットとのワンツーコーデでタイムレスな好印象コーデに。小物はすべて黒でまとめて。
落ち着いたAラインスカートとボリュームニットでシルエットにメリハリを

撮影/田形千紘
シンプルですっきりとしたシルエットが清潔感たっぷりなAラインスカート。ここはあえてざっくり編みのボリュームニットを合わせて上下にコントラストを。今っぽさが際立つスタイルに仕上がります。
フレアシルエット×カジュアル
ドット×ティアードフリルの甘コーデはスニーカーで外して好バランスに

撮影/嶌原佑矢〈UM〉
フレアスカートにドットとティアードフリルという2つの要素をプラスした甘さ度高めのアイテム。このまま直球に甘め&きれいめで仕上げても良いけれど、ここはあえてスニーカーでカジュアルに外すのも手。スカートの可愛さがより引き立って洒落度UPの着こなしに。
レースアップブーツはスカートの丈感でバランス調整を

撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
ちょっぴりモードめな気分のときは、黒フレアスカートにレースアップブーツが相性バッチリ。重くなりすぎないように、スカート丈は少し短めにするのがコツ。トップスに甘アイテムを取り入れると全体のバランスが取れて◎。
上級アイテムのラップスカートも黒なら取り入れやすい!

撮影/佐藤航嗣〈UM〉
トレンドのラップスカートとパンツの合わせも、黒ならトライしやすいはず。チュール素材だから足元が軽やかな印象で、モードになりすぎないのが魅力です。デニムシャツでカジュアルな外しを。
シルエット×テイスト別!黒スカートのおしゃれコーデ(春夏編)
タイト&マーメイドシルエット×きれいめ
ハンサムなペンシルスカートで肌見せも違和感なし

撮影/渡辺謙太郎
シンプルなペンシルスカートは清潔感あるスタイルに仕上げてくれるから、デコルテやウエストの肌見せもコーディネートになじみます。暑い夏のコーデテクニックとしてもおすすめ!
ミニスカートonタイトスカートでペプラム風に! ひとクセ加えて洒落度UP

撮影/坂田幸一
タイトスカートとTシャツのシンプルコーデに物足りなさを感じたら、ミニスカートの重ね技で一気におしゃれ度をUPさせてみて。マンネリスタイルに今っぽいこなれ感が生まれます。
シャツとのまじめコーデにソックス+パンプスで変化をつけて
タイト&マーメイドシルエット×カジュアル
伸縮性のある素材で穿きやすさとすっきりシルエットを両立

撮影/須藤敬一
タイトなシルエットのナロースカートでも、伸縮性のある素材を選べば穿き心地は格段にUPします。シャーリングタイプなら体型を拾いすぎず、すっきりシルエットを叶えてくれてうれしいポイントづくし。黒キャミソールでワンピ風に見せてきれいめにしても、スニーカーとシャツでカジュアルダウンすれば普段着にも違和感なし。
シアー素材のレイヤード技で一段上の着こなしにトライ

撮影/須藤敬一
タイトスカートに飽きたらシアー素材を取り入れてみるのもおすすめ。ミニスカートとレイヤードすることで奥行きあるコーデに。シンプルなTシャツと合わせてもしっくりくる新鮮なスタイリングです。
ワントーンコーデをアウターのウエスト巻きで印象チェンジ

撮影/倉本侑磨〈Pygmy Company〉
黒タイトスカートと黒タンクトップのクールでスタイリッシュな可愛いさのワントーンコーデ。公園付き添いにはきれいめすぎるかも、というときはアウターをウエスト巻きすれば、カジュアルなワンポイントとなって違和感のないコーデにチェンジできます。黒コーデのマンネリ回避にも。
フレアシルエット×きれいめ
主役級フレアスカートならシンプルなアイテム同士でもサマになる

撮影/須藤敬一
一枚持っているだけでサマ見えコーデが完成する主役級のボリュームフレアスカート。黒なら通勤にも大活躍。ドットのジャカード織がスカートに表情をもたらし、動くたびにエレガントな雰囲気を醸し出してくれます。トップスはすっきりシンプルに。
シンプルスカートもベスト合わせで特別感を演出!

撮影/渡辺修身
一枚あると重宝するシンプルな黒スカート。お出かけスタイルに格上げしたいときは、ベストと合わせて上品さをプラスして。インナーをシアートップスにしたり、ベルトマークでコーデにメリハリをつけるのも◎。
エアリーなボリュームスカートは全きれいめ派のスタメン王道アイテム

撮影/清藤直樹
ハリのある素材でボリュームたっぷりなミドルスカートはコーデに高揚感をもたらしてくれる存在。サイドの切り替えがエアリーでドラマティックな印象に。ボリューミーな黒のアウター合わせでは、足元は軽やかにして抜けを出してみて。
フレアシルエット×カジュアル
カジュアル苦手さんも黒フレアスカート×ロゴTなら取り入れやすい

撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
普段、カジュアルなロゴTはあまり着ないという人も、黒フレアスカートとならいつもの自分をキープしやすくておすすめ。ロゴ部分がスカートと同じ黒のものを選べばカジュアルになりすぎず、かつコーデに統一感が生まれます。アクセやバッグなど小物で甘アイテムをプラスするのも◎。
シアーTシャツとビーサンで堅苦しくない軽めモードスタイルに

撮影/須藤敬一
とろみ素材の柔らかな黒スカートには、シアーなトップスで今っぽさとリラクシーな雰囲気を。インナーはスカートと同じ黒で合わせるとこなれ感が出ておすすめです。足元はビーサンでほどよく力の抜けた大人カジュアルコーデが完成。
黒のワントーン甘めコーデなら外しのスニーカー投入もなじみやすい

撮影/公文一成〈光文社写真室〉
きれいめ派ママもスニーカーを履く場面はあるもの。そんなときは、黒に合わせるとまとまりやすい!あえてのフレアスカートコーデで甘さをキープしつつ、ほどよい落ち着きとシックな雰囲気が、スニーカー合わせでもチグハグにならずになじませてくれます。
VERYママたちのリアル黒スカートコーデ
総フリルフレアスカートをカジュアルコーデでコントラストを楽しむ

撮影/木村 敦〈ajoite〉、玉本慎平〈nomad.film〉
フリルを全体にあしらったドラマチックなスカート。存在感たっぷりなアイテムには、ボーダーやメガネなどあえてのカジュアル合わせでコーデにリズムを。よりスカートのエレガントさが際立つスタイルです。(新田 惠さん)
園行事には白JKで“韓国ドラマ風”ファッションに

撮影/イ・ガンヒョン、堺 優史〈MOUSTACHE〉
オケージョン問わずコーディネートできるのが魅力のきれいめ黒スカート。園行事には白ジャケット合わせでクラシカルスタイルに全振りするのもおしゃれ。フロントスリットがほどよい抜け感に。(有野 薫さん)
上品なジャカードスカートで送迎ママも高揚感UP!

撮影/木村敦〈ajoite〉、玉本慎平〈nomad.film〉
黒のボリュームスカートの中でも、上品な佇まいが魅力のジャカード素材。甘コーデ好きにはたまらないエレガントさは、忙しく過ごしているママの気持ちを上げてくれるアイテムです。ロゴTを合わせつつ、黒ジャケットできちんと感をキープ。(森 今日子さん)
1年中頼れる黒スカートで、ママコーデはもっと自由に!
黒スカートは、30代40代ママの毎日を支えてくれる万能ボトム。体型をすっきり見せてくれる安心感、シーンレスで着回せる頼もしさ、そして合わせ方次第でぐっと垢抜ける更新力…と魅力は尽きません! 黒スカートさえあれば、送迎もお出かけも自分らしくおしゃれに。忙しい毎日に、ちょっとした余裕と華やぎをくれる最強アイテムです。
取材・文/都築章子
*本記事の一部は過去掲載記事を元に再編成したものです。商品は販売を終了している場合があります。