リラックス感とこなれさを両立し、トレンドアイテムとしても人気のグレー・白パーカ。30代40代が取り入れるなら、カジュアルに転びすぎず、洗練された印象に仕上げるのがカギ。ラフすぎない大人の着こなし術や、実践しやすいおすすめコーデをお届けします。
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グレー・白パーカを大人っぽく&おしゃれに着こなすには?
撮影/魚地武大〈TENT〉*公園ママの【キレイ色トラッド】3選!楽ちんなのに洒落見え必至◎より
「グレーパーカや白パーカに挑戦したいけれど、自分のスタイルに合うか不安……」というママも心配無用。大人のコーデに自然となじむ着こなしポイントを押さえれば、パーカスタイルもカジュアルになりすぎずぐっとおしゃれに。どちらを選ぶか迷ったときのヒントもご紹介するので、ぜひ参考にしてみて。
まずは「ジップアップパーカ」と「プルオーバーパーカ」の違いをチェック
パーカは前開きの「ジップアップパーカ」と、頭からかぶって着る「プルオーバーパーカ」の2種類に分けられます。「ジップアップパーカ」は羽織りとして使いやすく、温度調節も簡単。 レイヤードスタイルや、抜け感を作りたいときにもぴったりです。 一方、「プルオーバーパーカ」は一枚でコーデが完成する手軽さや、ほどよいリラックス感が魅力。フードの立ち上がりが顔周りを華やかに見せ、シンプルでも親しみやすいスタイルが叶います。
リッチ見えする生地を選べばきれいめに着られる!
「部屋着に見えそう」「カジュアルすぎるかも」と思われがちなパーカですが、素材次第で洗練された印象にも。きれいめカジュアルに着たいなら、光沢やハリのある生地を選ぶのがおすすめ。立体感のあるポンチやダンボールニットなら、くたっと感を抑えて上品な大人スタイルが楽しめます。
こなれ感のある洗練カジュアルを楽しみたい人は「グレー」が正解
撮影/三瓶康友*【パーカー名品】軽い&リッチ見えな“ポンチ素材”がママにおすすめ!より
カジュアルながらも上品な印象を与えてくれるグレーパーカ。知的なカラーイメージのおかげで、リラクシーながらスタイリッシュな雰囲気に。決め込みすぎない、こなれた大人カジュアルを楽しみたい公園ママやベビーカーママとも好相性です。汚れが目立ちにくい実用性の高さも嬉しいポイント。黒やネイビーを合わせればキリッと引き締まり都会的に、白やベージュとなら優しい印象に仕上がります。
清潔感&柔らかな雰囲気を出したいなら「白」がおすすめ
撮影/清藤直樹*【GU】ダブルフェイスフルジップパーカは30代40代も着られるショート丈より
顔周りを明るく見せてくれる白パーカは、爽やかでクリーンな印象に。ラフになりすぎず品良く見えるので、カジュアルでも華やかさを出したいママにぴったり。ダークカラーに合わせれば、ほどよい抜け感をプラス。ベージュ系のニュアンスカラーでまとめれば、優しげな雰囲気に導きます。動きやすさも親しみやすさも両立するから、送迎や園行事にも活躍してくれるはず。
パーカ苦手さん必見!おすすめの選び方・着こなしのコツ
コンサバ・きれいめなファッションが多いママもトライしやすくなる、パーカ選びのヒントをご紹介。選び方や着こなしにひと工夫加えることで、カジュアルスタイルの格上げが叶い大人の装いにフィットします。
グレーは濃い色なら抵抗感なくトライできる
撮影/金谷章平*カジュアル服に効く『存在感ジュエリー』6選!こなれる重ね方って?より
「カジュアルすぎる」「子どもっぽく見えそう」とグレーパーカに一歩踏み出せないママには、チャコールグレーを推薦。黒に近いグレーのため淡いグレーよりも落ち着いた印象になり、大人っぽくクールに着こなせます。シックなニュアンスと柔らかさを両取りし、きれいめコーデにもマッチしやすい!
王道のライトグレーはきれいめアクセに頼ってみるのも手
撮影/金谷章平*【武井咲さん】春の節目買い「パールジュエリー」13選!母カジュアルを格上げより
ラフな印象のパーカを大人っぽくクラスアップさせるなら、華やかなアクセサリーを味方につけて。表情豊かなパールやモダンなゴールドをプラスすれば、カジュアルな装いにエレガンスが宿り、洗練されたスタイルへと昇華。リラックス感と上品さのバランスを楽しんで。
白の「甘口パーカ」という選択肢もあり
撮影/金谷章平*『甘口パーカー』が春のオシャレに大活躍!一枚でも羽織ってもキマるデザインは?より
フリルやペプラム、チュール付きなどデザイン性のあるパーカを選べば、主役級の存在感でコーデが一気に華やかに。きれいめにもカジュアルにもなじみやすく一枚でサマになるから、忙しい朝の時短おしゃれにも重宝します。さらに7分袖なら抜け感が加わり、レイヤードコーデが楽しみやすくなるのも嬉しいポイント。
VERYに掲載されたおすすめの【グレーパーカ】4選
GALERIE VIE
撮影/魚地武大〈TENT〉
ハリ感のある肉厚素材でリッチ見えが叶う一着。ベーシックな形で、シンプルなパンツや甘いスカートなど幅広いアイテムに合わせやすいのが魅力。ラフになりすぎないチャコールグレーで、大人のきれいめカジュアルに寄り添います。
ADAM ET ROPÉ
撮影/魚地武大〈TENT〉
立体感のあるスリーブやパイピングディテール、裾のドロストと細部にこだわりが光るジップアップパーカ。適度なハリと厚みがあるダンボールニットできれいめな表面感をキープしてくれるので、通勤コーデにも取り入れやすそう。
SEA
撮影/魚地武大〈TENT〉
ふんわり立ち上がるポンチ素材により立体感が生まれ、ラフ見えを回避。胸元の同色ロゴがさりげないアクセントに。伸縮性あり&軽い着心地で、抱っこ紐のときや公園DAYも楽々に過ごせます。
GU
撮影/清藤直樹
グレーパーカ感覚で着こなせる、デニムブルゾンもピックアップ。ほどよくゆとりのあるシルエットやトレンドの短め丈で、ボトムスを選ばずデイリーに着回せます。ヴィンテージ感のある洗い加工による濃淡で、こなれた雰囲気を醸し出すのも◎。
VERYに掲載されたおすすめの【白パーカ】
Emma Taylor


撮影/清藤直樹
真っ白よりクリームがかった色味と、もちもちと肌触りがよいきれいめダンボールニットで、大人のリッチ感が漂う一着。ゴールドのハトメやサイドジップがモダンなアクセントに。身幅にゆとりを持たせたシルエットやヒップラインをカバーする着丈、顔周りに沿う構築的なフードなど、華奢見え効果も備えています。
【合わせるボトムス別】グレーパーカのおしゃれコーデ5選
【パンツ編】
ゆるめパーカはサスぺ付きパンツできれいめをひとさじ
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
汚れが目立ちにくくきちんとさもキープする一軍選手・黒パンに、パーカをサッと羽織ったコーデ。ともするとシンプルすぎる組み合わせですが、サスペンダーを付けることで個性がプラスされ、装いにメリハリが生まれます。縦ラインが強調されるおかげで脚長効果も叶って、おしゃれもスタイルアップも両得。
シャツ型ジャケットとのレイヤードでトレンド感アップ
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
パーカのうえからシャツ型アウターを羽織ることでキリッと引き締め、ダル着見えを回避する今どきワザも。ボリューミィなフードが顔周りに立体感をつくり、小顔効果も狙えます。グレーパンツ、プレート付きシューズできれいめに振るのが大人らしく仕上がるポイント。
シャツ×パンツも甘口パーカならぐっとこなれた印象に
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
きちんと感のあるシャツ×パンツの組み合わせに、バルーンヘムの甘めパーカをプラス。ほどよくカジュアルダウンしながら華やかな雰囲気が加わり、ママ友ランチ会にもぴったりな装いに。コンサバに偏りがちなコーデも、立体感のあるシルエットで大人の余裕が生まれます。
【スカート編】
高級感のある肉厚素材がツヤスカートと好相性
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
光沢感のある軽やかなサテンスカートに、ロゴTでラフさをひとさじ。グレーパーカを羽織れば気負いすぎない、大人の休日コーデが完成します。肉厚素材を選ぶことでパーカのカジュアル要素を軽減しつつ、スカートの上品さを引き立ててくれるのも◎。
きれいめになじむ濃いめグレーで白スカートが上品カジュアルに
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
仲良しファミリーとのピクニックでは、白のフレアスカートでおしゃれ気分を盛り上げて。濃いめグレーのパーカが気取らない親しみやすさを添えてくれるから、大人バランスの甘カジュアルが楽しめます。ジップアップならさっと羽織って温度調節できるので、軽アウターとしても優秀。
【合わせるボトムス別】白パーカのおしゃれコーデ4選
【パンツ編】
真夏は半袖パーカ×デニムの爽やかスタイルが正解
撮影/金谷章平
公園や送迎での紫外線対策やオフィスでの冷房対策には、UVカット加工&接触冷感機能付きの半袖白パーカが頼れます。ハリ感のあるナイロン素材、ラッフルデザインできれいめをキープ。アクティブシーンにデニムを合わせても、ちょっぴり可愛いママでいられそう。
セットアップはすっきり&コンパクトがカギ!小物で格上げを狙って
撮影/須藤敬一
難易度高めのスウェットパンツとのセットアップは、シルエット選びと小物使いがポイントに。オーバーサイズのパーカだと部屋着感が出やすいため、ほどよくコンパクトなシルエットがおすすめです。手首と足首を見せたりフードの紐をリボン結びにしたりと、メリハリをつけるのも手。ピンクのかっちりバッグや赤のシューズで可愛げを効かせればお出かけも難なくクリア。
ワザあり白パーカ×きれい色パンツで快適さもおしゃれも両立
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
もちもち生地、クリームホワイト、首元のグログランテープがスポーティさをセーブするデザインのきれいめパーカ。白パーカが持つクリーンな印象ときれい色パンツの軽やかさが相まって、清潔感のあるスタイルに着地します。児童館デビューや習い事送迎にもおすすめ。
【スカート編】
新鮮なシアーパーカは黒スカートでモードに引き締めて
撮影/アシザワシュウ〈S-14〉
ハリと透け感があるシアーパーカは、羽織るだけで今っぽさを添えてくれる優秀アイテム。オーバーサイズだから、タイトな黒スカートを合わせることでスタイリッシュなバランスに仕上がります。モノトーンに動きが生まれ、全体をリッチな雰囲気に格上げしてくれるので、ママ友とのお出かけシーンにもぴったり。
こなれた大人仕様のパーカコーデを楽しんで
30代40代がグレー・白パーカを取り入れるなら、ツヤやハリのある素材を選び、アクセサリーをプラスして品の良さを意識するのがポイント。カジュアル感を抑えたいときは、フリルやゴールド金具が効いた甘口デザインを選ぶと、一枚で華やかな着こなしが完成します。きれいめやシックなスタイルにもマッチする、大人のパーカコーデを楽しんでください。
文/小林 愛
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