家族の新たなスタートを迎える入園・入学式は、華やかな装いでハレの日を祝いたい!そこで、今回は“白襟リンク”の爽やかファミリーコーデご紹介します。
こちらの記事も読まれています
「こういうときでも私らしい」ハレの日オシャレ
「ありがとう」の季節
うちの“推し”をどうぞよろしく。
チーム白襟の爽やかファミリーコーデ


MAMA/春を思わせるライトグリーンのツイードと光沢のあるブラックボトムスを合わせたセミコンサバスタイルも、ネオンがかった色味やパンツの丈感で今っぽさを意識すると俄然気分ど真ん中に。旬な横長フォルムのバッグは人とかぶりにくく、この年の思い出と称して投資するのにふさわしい逸品。
ジャケット¥94,600(エブール/リトルリーグ インク)ボウタイブラウス¥33,000(サードマガジン)パンツ¥209,000(ジア スタジオ/ザ・ウォール ショールーム)ピアス¥267,300(TASAKI)コサージュ¥35,200(デ・プレ)バッグ¥750,000(ディオール/クリスチャン ディオール)靴/スタイリスト私物
PAPA/在宅が増えスーツから遠ざかったパパも、ノータイスーツなら写真映えも着心地も担保。首回りがすっきりしたバンドカラーシャツでクリーンな印象に。
ジャケット¥121,000パンツ¥89,100(ともにATON/エイトン青山)シャツ¥29,920(ザ・リラクス)靴¥151,800(J.M. WESTON/J.M. WESTON 青山店)その他/スタイリスト私物
KIDS/どんな個性的なランドセルも受け止めるオフホワイトのセットアップ。
ブルゾン¥51,700ワンピース¥53,900(ともにN°21/ブレイブ キッド)ランドセル¥55,000(コムサイズム/ファイブフォックス カスタマーサービス)ベレー帽¥3,960ソックス¥1,320ブーツ¥7,700(すべてイエナ アンファン/メゾン イエナ)


6年前、正産期を待たずして突然きた陣痛。少し早く生まれてきた娘は新生児室にいるどの赤ちゃんよりも小さくて、不安で胸が押しつぶされそうになった。お医者さんも、助産師さんも、心配ないよって言ってくれたけど…それでも何かあったらいち早く気がついてこの子を守らなきゃって思いが、母になった最初の実感だった。月齢よりゆっくりめな発育具合に一喜一憂し、保育園に入園してからも何度も風邪をもらい、きっと誰よりお休みしたよね。でも高熱の体温計と溜まっていく仕事に絶望した瞬間、ママ見て〜と差し出された紙には驚くほど上手な私の笑顔。「おえかきだいすきっ!」鼻水よりキラキラ輝くその瞳に、何も心配ない、って強く思えたんだ。
君は何にだってなれるし、何者にもならなくていい。ゆっくり大人になってね。元気に卒園してくれた子どもに、ありがとう。
撮影/須藤敬一 ヘア・メイク/福川雅顕(岡本さん)、廣瀬浩介〈UM〉(ルーニちゃん) スタイリング/石関靖子 モデル/岡本あずさ、ピーコック ルーニ〈Awesome〉 取材・文/遠藤彩乃 編集/城田繭子、西脇治子
*VERY2025年3月号「私らしいハレの日オシャレ 3月はありがとうの季節」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合や商品は販売終了している場合がございます。