トレンドに乗っかるオシャレも楽しいけど、自分軸のあるオシャレを楽しめるようになりたい!そこで、「普通の服で素敵になれる」コツをスタイリストの斉藤美恵さんに教わります。
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願わくば、ふつうの服で
素敵になりたい!
去年の自分から
バージョンアップするために
「デニムは、ウエスト位置をどこにする? 丈感は…?と、細かいことにこだわることが大事。腰回りのゆとりも肝で、ややルーズにはく方がスニーカー合わせも簡単に」(美恵さん)
王道、ストレートのブルーデニムにタンクと黒ジャケットをさらり。気負わないラフなムードが一周回って今っぽく、洒落て見える!
ジャケット¥97,900(エイトン/エイトン青山)タンクトップ¥990(ユニクロ)デニムパンツ¥46,200(エー・ゴールド・イー/シチズンズ・オブ・ヒューマニティ)バッグ¥451,000スニーカー¥115,500〈ともに予定価格〉(ともにセリーヌ バイ エディ・スリマン/セリーヌ ジャパン)
ベーシック服のスタイリングの名手斉藤美恵さんに聞きました
ふつうの服で素敵になるにはどうすれば?
甘い服や重ね着が流行りの昨今、シンプルな服を堂々とワンツーフィニッシュで着るって勇気がいるの、わかります。でも、サイズや着丈、ボリューム、シルエットにこだわって一つ一つのアイテムを丁寧に選べば、シンプルに徹したワンツーコーデの潔さが、かえってオシャレに見えると思うんです。例えば、上のブルーデニムとジャケットのルックはノーアクセにしました。結構勇気がいるのですが(笑)、あえてゼロにすることでその人のパーソナリティが前に出て素敵だなと私は思っています。ふつうの服って居心地いいし、初心に戻れて気持ちもリセットできる。ちゃんとベーシックに向き合うことで、普段のオシャレがもっと楽しくなると思います!
佐藤ありささん
1988年生まれ。『ミスセブンティーン2005』に選ばれ、モデルデビュー。2016年に結婚、7歳の女の子と3歳の男の子ママ。ドイツでの等身大の子育てを綴ったVERYwebの連載も好評!
スタイリスト 斉藤美恵さん
VERY、CLASSY.をはじめ、カタログやwebメディアなど幅広く活躍。意思のあるアイテム選び、いつだって新しさを感じさせるベーシックなスタイリングはスタッフにもファン多数。
撮影/生田昌士〈hannah〉 モデル/佐藤ありさ スタイリング/斉藤美恵 ヘア・メイク/日高咲〈ilumini.〉 取材・文/北山えいみ 編集/石川穂乃実
*VERY2025年3月号「願わくば、ふつうの服で素敵になりたい!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合や商品の販売が終了している場合ございます。