オシャレの意欲が低迷する冬こそ、プロの知恵を拝借!今回は、産後週7スニーカー派となったスタイリストの川上さやかさんが、ハンサムなキレイめカジュアルを作るコツを教えてくれました。
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ハンサムSサイズの達人
川上さやか
@保育園へ送迎
BRAND
Sneaker:NIKE
Outer:DES PRÉS
Sweat Tops:ZARA
Knit:Currensology
T-Shirt:ATON
Pants:BRILL
Bag:THE ROW
昨年2月に長女を出産、7月に復職。産前はフラットこそ履いていたもののパンプス、バレエシューズ、ローファー止まり。自分のワードローブにスニーカーの選択肢がなかったので、産後はスニーカーを軸におしゃれの立て直しが必要でした。意識しているのは、小柄なので足元のボリュームが悪目立ちしないようにボトムスにボリュームを持たせること。自分が好きな雰囲気にまとめるために、シャツやジャケットなどキリッと締まるアイテムを合わせるようにしています。洗える服ベースでもラメニットやスニーカーのシルバーを効かせて充実感を。
@友人と過ごす休日
BRAND
Sneaker:New Balance
Down Jacket:Acne Studios
Rugger-Shirt:YLÈVE
Tops:Sunspel
Sweat Pants:ZARA
Cap:Sud-Sud-Ouest
Bag:Bottega Veneta
動線やオムツ替えなどまだ慣れない子連れお出かけ、安心な代々木公園のトランクホテルへ。お出かけシーンでも全身洗える服がマストになったのも大きな変化。スウェット地ながらクリーンな雰囲気のラガーシャツが活躍。帝王切開だったこともあり、お腹に負担がかからないスウェットパンツも定番に。シルエットが気に入り黒白で2本購入。
@保育園へ送り→仕事へ
BRAND
Sneaker:Adidas×Sporty & Rich
Coat:YLÈVE
Shirt:Deuxieme Classe
Sweat Tops:Dries Van Noten
Pants:COCUCA
Bag:THE ROW
Stall:HERMÈS
きちんとした服で臨みたいリースの日も、送迎の短い間とはいえ離乳食を始めたばかりで吐き戻しの心配もあるのでニットには手が出せず、スウェット×シャツに。この冬、新調したのはスニーカー軸でもカジュアルすぎない雰囲気に整えてくれるロング丈コート。抱っこ紐ごとすっぽり包めるのも便利。太すぎない美ラインに惚れ、小柄な私でもお直しなしで穿けたスラックスはネイビーとグレーを色違いで購入。
ヘビロテ中、厳選した3足
<上から>
・New Balance 990
・adidas×Sporty & Rich
・NIKE V2K RUN
子連れの休日だけでなく平日の保育園送迎も足元の安定感がないと不安で、今や週7スニーカー生活。基本はグレーやネイビーに合わせやすいベーシックカラー。色ものはスエード素材を選択、スエードパンプスからのシフトと思えば一見難しいブラウンも取り入れやすいです。
SAYAKA KAWAKAMI
会社員を経てスタイリストに転身。リアルな感覚と辛口シンプルにファンが多い。身長154cm。Instagram@sk_120
撮影/須藤敬一、魚地武大〈TENT〉(静物) ヘアメイク/hitomi〈Chrysanthemum〉 取材・文/増田奈津子 編集/西脇治子
*VERY2025年2月号「VERYスタイリストの「オシャレ脳」をのぞき見」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
*掲載のエルメス商品は川上さん私物です。ブティックへのお問い合わせはお控えください。