「卒園式と入学式で印象を変えたい」「とはいえ出番が少ないハレの日専用服を新調するのには抵抗がある」と何かと悩むハレの日ファッション。そこで、実際に2024年に卒園・入学を経験した関西の先輩ママをリサーチ。色使いでガラリと印象を変え、さらに普段使いもできるアイテムを選ぶことで賢くセレモニーコーデを楽しんでいました。

インターナショナルスクール卒園式／公立小学校入学式
白の配分を逆転させて
印象チェンジ

【卒園式】Jacket,Pants／CARLA　bag／valextra　shoes／MANOLO BLAHNIK
【入学式】Jacket,shirt,Pants,shoes／OHGA　bag／DELVAUX

「卒園式はお別れや感謝の気持ちを表すために、落ち着いたネイビーのセットアップで。華やかな襟元とバッグ、シューズを白で合わせてトーンアップさせました。大き目の襟は実はジャケットに付いていて、取り外し可能。襟ナシだとシンプルなノーカラーになるジャケットは普段使いできるな、と購入しました。入学式はお祝いや春を意識して、ホワイトでまとめて華やかに。異素材や少しデザインのあるアイテムを合わせ、小物はブラックに統一することで、上下ホワイトをのっぺり見えないようにしたのがポイントです。セレモニーだけでなく普段にも使えるかを意識してアイテムを選ぶのは、３人子育ての経験から学んだことです」小手蘭子さん・32歳（11歳の女の子、9歳と6歳の男の子ママ）

私立こども園卒園式／公立小学校入学式
ワントーンコーデで
セレモニー仕様に

【卒園式】dress／TODAYFUL　pants／aimer　bag／THE ROW　shoes／TOMORROWLAND 
【入学式】Jacket,Pants,shirt／TODAYFUL　bag／THE ROW 　shoes／TOMORROWLAND

「卒園式はシックに黒、入学式は晴れやかな気持ちに合わせてベージュと、色で印象チェンジを楽しみました。卒園式は袖がふんわりとボリュームのあるワンピースに黒のスラックスを合わせて、華もありつつモードな雰囲気に。母から譲り受けたパールのネックレスをつけてセレモニー感もキープしました。入学式に着たジャケットは、ノーカラーでかしこまりすぎないのがポイント。どちらの式でもお気に入りブランドTODAYFULからアイテムを選んだので、セレモニー以外のシーンでも活躍中です。バッグも普段から愛用しているTHE ROWの90’sを合わせました」白石 遥さん・36歳（7歳の女の子ママ）

取材・文／田中幸恵