季節の変わり目に多い【気温25度】。朝晩の気温変化が激しい時期のため、服装に迷ってしまうことも。今回は、最高気温・最低気温別におすすめの着こなしをピックアップ。快適に過ごせるポイントのほか雨の日コーデもお届けします。ママならではの目線が詰まっているので、服装選びのヒントにぜひ活用してみて。
【気温25度】の時季と服装選びのポイントは?
撮影/清藤直樹 *今どき『オーバーシャツ』で“ラフすぎない”コツは海外セレブママがお手本!より
【最高気温25度】
日中は半袖でOK! 薄手の羽織りで調整を
最高気温が25度になるのは、東京の場合は5月~6月頃や10月上旬頃が目安。春や梅雨の時期、夏から秋への変わり目の頃です。日中は暖かく過ごしやすいですが朝晩はぐっと冷えこみ、1日を通して気温の変化が大きいため、出かける時間帯に合わせた服装選びがカギ。日中は半袖でOKでも、朝晩の寒暖差対策のため温度調整をしやすい薄めの羽織りがあると安心です。
【最低気温25度】
夏真っ盛り! 心地よく過ごせる対策を
最低気温が25度になるのは、東京の場合は7月~8月頃が目安。真夏で日中は30度以上まで気温が上がるため、暑さ対策をしっかりとしておく必要があります。服装は基本的にはノースリーブや半袖でOK。湿度もあるため通気性の良い素材を選ぶことも大切です。室内での冷房が寒く感じることがあるほか、日焼け対策のためにも羽織りを用意しておくと安心して過ごせるでしょう。
【最高気温25度の日】
季節の変わり目にぴったりなコーデ4選
〈最高気温25度の日のアイテム選びのポイント〉
- ・基本は半袖トップス。薄手の長袖やブラウスでもOK
- ・薄手のカーディガンやシャツなど羽織れるものがあると安心
- ・夏以外の季節感を意識したベロア素材などのアイテムもおすすめ
カジュアルすぎないベロアTで
ほんのり秋ムードを楽しんで
撮影/三宮幹史〈TRIVAL〉
最高気温25度の晴れの日は汗ばむことも。お迎え時や日中のみのお出かけでは半袖トップスが最適です。ベロアTならラフ見えせず、ほんのり秋ムードをプラス。ベルトをキュッとアクセントにして、全身ネイビーにメリハリをつけるワザもあり。
ゆるめロンTは
シルバースカートで華やか見えを狙って
撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉
終日外出する場合は、袖をまくって調整しやすい長袖カットソーを選ぶと羽織りいらずで荷物を1つ減らせます。ゆったりめのロンTは、シルバースカートでカジュアル見えを回避。ぼやけないよう黒小物で引き締めれば、ワンツーコーデでも手抜き感なし。
黒ブラウス×ジレで
温度調整も旬見えも両取り
撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉
気温差がある時期のため、手軽に温度調整できるアイテムを味方につけると安心して過ごせます。保護者会やオフィスでは、きちんと感も旬ムードも備わるベストで調整するのも手。モノトーンコーデに奥行きが出て、オシャレ感度の高さをアピールできそう。
“とりあえず”で選びがちな羽織りは
シアーブルゾンで新鮮味を投入
撮影/須藤敬一
朝晩の寒暖差対策には、薄手の羽織りがあると心強いもの。シアーブルゾンなら程よい抜け感が生まれ、手持ちパンツとの組み合わせも新鮮な印象に映ります。優しげなオレンジ色で顔色のトーンアップが狙えるのもポイント。
【最低気温25度の日】
真夏でも心地よく! おすすめコーデ5選
〈最低気温25度の日のアイテム選びのポイント〉
- ・日中は“真夏日”の可能性大。涼しく過ごせるノースリーブや半袖をチョイス
- ・冷房対策に羽織れるカーディガンやシャツがあると便利
- ・紫外線も多い時季。帽子やサングラスなどで日焼け対策を
シーンを超えて活用できる
機能性ワンピを主役に
撮影/木村敦〈Ajoite〉
レジャーの予定が増える夏は、水遊びもレストランも機内も横断できる、華やかワンピが頼れます。撥水素材を選べば水際レジャーの見守りも安心。つば広めの帽子で紫外線対策を抜かりなくするのがポイントです。
公園コーデは紫外線対策を兼ねた
シャツ羽織りで今っぽさUP
撮影/須藤敬一
アクティブシーンでは、キャップやオーバーサイズシャツで紫外線対策をぬかりなく。注目度の高いサイクリングパンツは、通気性も足捌きも良く公園コーデにうってつけです。上下ブラックにまとめて、クールなワークアウトスタイル風に仕上げるのが今っぽい。
ベーシックカラーでも地味見えしない
ひとクセボトムスが頼れる
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
クリーンな襟付きの白ブラウスは、シアー素材を選ぶとおしゃれ感度の高い今どきコーデに昇格。幅広ウエスト&ベルトが特徴のグルカスカートなら体型カバーもできるうえ、ママ業務や通勤にマッチするきちんと感もしっかりとキープします。
ネイビーママはボウタイブラウス&華やかバッグで
真面目さと洒落感を両取り
撮影/藤川ひなの
役員業務やお教室送迎などのネイビーコーデでは、顔まわりが盛り上がるボウタイブラウスが救世主になります。一点投入で華やぐチェーンバッグをマンネリ脱却の切り札として活用するのも◎。冷房対策として丸めて携帯できる薄めカーディガンがあると心強い。
レースボレロで肌見せ分量を
大人顔にコントロール
撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉
暑い日はタンクトップ&ショートパンツで暑さ対策ばっちり! とはいえ、肌の露出にソワソワ……なんてときは、レース羽織りがお役立ち。たっぷりとあしらわれたレースが肌感をヘルシーな分量に調整してくれます。クロップド丈のため上半身に目線が集まり、スタイルアップ効果も狙えそう。
最高気温25度の【秋コーデ】2選
小学校ママの学校スタイルは
デニム×きれい色カーデがちょうどいい
撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉
服装に縛りがない小学校での学校スタイルは、穿き馴染んだデニムをきれいめカジュアルに着こなしたい。グリーンのリブカーデを白Tの上に着て、爽やかさも上品さも味方につけて。ベルトでウエストマークするひとワザで今っぽさがグッと高まります。
主役級のドットスカートは
黒ブーツでほんのりモードに引き締めて
撮影/金谷章平
ママ友とのランチ会ではオシャレ気分高まるドット柄スカートを主役に。袖をまくって温度調整がしやすい長袖はコンパクトなものを選び、ドット柄の華やかさを引き立てるのがポイント。黒ブーツでスパイスを効かせることで、可愛いだけじゃない、どこかモードさ薫る装いに決まります。
最高気温25度の【春コーデ】2選
温度調整に万能なシャツは
短め丈でトレンド指数アップ
撮影/須藤敬一
ボタンを留めてトップスにするほか、脱いだり羽織ったりと気温差のある日に対応しやすいシャツが重宝。爽やかなブルーのストライプシャツは、短め丈を選んで今どきに更新。ゆるめのパラシュートパンツでシャツの緊張感をちょっぴり崩し、こなれ感を演出するのがおすすめです。
オフィスや学校では
ホワイト×ネイビーで好印象を狙って
撮影/谷田政史〈CaNN〉
日中暖かい陽気の日は、シアー素材の長袖でトレンドムードを楽しむのも◎。白デニムとのオールホワイトにネイビーのツイードジレを合わせて、立体感と品の良さをプラス。パッと華やかさを纏えるから、春に多い初めての顔合わせシーンでも好感度アップが狙えそう。
【気温25度】雨の日の正解コーデ2選
【最高気温25度】の雨の日
白シャツ×バルーンスカートで快適さもオシャレも諦めない!
撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉
どんよりしがちな梅雨シーズンでもオシャレ気分を満たしてくれる、トレンドのバルーンスカート。歩きやすく汚れにくい、足首が見える丈感を選べば雨の日もストレスなく楽しめます。短め丈の白シャツで目線を上に向けてバランスよく仕上げるのがカギ。
【最低気温25度】の雨の日
モノトーンでも沈まないカーゴパンツを味方につけて
撮影/金谷章平
雨染みや泥はねの心配が少ない黒パンツは、雨の日の一軍候補として活躍。カーゴデザインならシンプルTとのワンツーコーデでも地味見えせず、余裕ムードを醸し出します。足元は汚れてもサッと洗えるサンダルで、じめじめな日のストレスを最小限に。
気温25度の日は「薄手の羽織り」を備えて快適に!
最高気温25度の日は、一日を通して気温差に配慮した服装を。あると便利な羽織りはシアー素材で旬見えを狙うのもおすすめです。梅雨時期に合わせて、撥水加工アイテムや足首がのぞく丈感の着映えボトムスを用意しておくのも◎。最低気温25度の日は真夏の服装でOKですが、冷房や紫外線対策として携帯しやすい素材のシャツやカーディガンがあると安心です。気温別のポイントを押さえて、オシャレかつ快適な一日を過ごせますように。
文/小林 愛
*掲載中の情報は、過去誌面や過去記事を再編集したものです。掲載商品はすでに販売終了している場合があります。