コロナ禍を経て、より高まったオフィスのカジュアル指数。とはいえ、オフィスで浮くor浮かない、の見えないボーダーラインは健在で、その見極めが肝心なのは変わらないよう。そこで、丸の内に勤務するワーママたちに最旬トレンド投入の匙加減を見せてもらいました！

丸の内界隈のボーダーラインが変わってきてる？
お仕事ママが拾える
最旬トレンド現在地

 

＜丸の内SNAP＞カジュアルの「OKライン」を覗き見！

❝ブルーシャツならデザインや
ボトムスも遊べる❞

下村知絵さん （32歳・娘2歳）大手商社勤務
丸の内界隈でもだいぶ目に慣れてきた淡色デニム。ヴィンテージ加工が施されたカジュアル度が高めなものを選ぶときは、ブルーシャツと合わせてトータルの印象をキレイめに仕上げるのがMYセオリー。あえて短丈をセレクトして、今っぽさを。

 

❝インナー次第で
透けトップスも悪目立ちなし❞

新川沙也加さん （31歳・娘5歳、息子3歳）大手商社勤務
営業部署勤務なので、同僚男性は 100％スーツ。トレンドのオフショルや腹チラで肌見せは絶対NGですが、適度な透け感と大人っぽさのある黒シアートップスなら意外とオフィスにも馴染む抜け道！胸元が直線カットのインナーで素肌感を抑えれば程よくきちんと。

 

❝匿名性あるブランドロゴなら
オフィスでもOK❞

中村亜由美さん（32歳・娘1歳）大手商社勤務
ロゴTは一目でハイブランド！と分からない、匿名性の高いものがオフィス向き。ウィムガゼットのセカンドライン“THE PAUSE”のロゴTはブランド主張が控えめ、かつモノトーン配色なので、男女どちらから見ても好印象。スカートや小物できちんと感のある女性らしさをプラスします。

 

❝シーニュの洗練された甘さで
通勤スタイルが盛れる❞

大平遥さん（37歳・娘3歳、息子2歳）大手金融会社勤務
金融業界でもデニム×スニーカーで出社する人が急増し、私もTシャツが制服化。取引先と打ち合わせのときは、シーニュのスワンジレを愛用中。計算し尽くされた甘ディテールだから上品さもあり、ジャケットよりも自分らしく盛れます。

 

❝スエード素材なら
カラースニーカーも馴染む❞

吉田なぎ沙さん（36歳・息子4歳双子）大手商社勤務
比較的服装が自由な営業部ですが、“スーツの男性と並んでも浮かない”が私的通勤ルール。基本的にコーデは落ち着いた色味を選びますが、足元だけは遊ぶのが好き。Kader Sylla×アディダス・サンバのスニーカーは上品なブラウンのスエードがオフィスでも浮かずに使いやすい！

 

❝キレイめ合わせなら
スラッシュデニムもセーフ❞

与名本夏愛さん（38 歳・息子11 歳、8歳）総合商社勤務
マルジェラのスラッシュデニムはデスクワークに没頭する内勤デーに愛用。スリット部分に目がいきがちですが、ハイウエスト×ワイドのシルエットで実は美脚デニムとしても優秀で、ジャケットやカーディガン、ヒールと合わせてキレイめに微調整し、オンオフのスイッチを切り替えています。

 

❝シルバーラインなら
真面目パンツとも合う❞

土居理加さん（32歳・娘3歳）外資コンサル会社勤務
取引先が堅い業種なので社外で打ち合わせの日は全身のトーンを抑えることを意識。シルバースニーカーで外すときは真面目顔のスラックスと合わせてきちんと感を担保します。グレー×シルバートーンなら取引先のオフィスでも違和感なし。

 

ワーママに支持される「キレイめ通勤服」ってどこの？

デコラティブな甘ディテールで自分らしさも死守
唯一無二の構築的な甘デザインで、通勤服でも自分らしさを忘れない。胸下からの大胆なフリルは、体形カバーにもひと役。
サロペット￥35,000手に持ったジャケット￥41,800（ともにシーニュ）ノースリーブニット￥23,100（サクラ／インターリブ）ブレスレット￥39,600（ブランイリス／ ブランイリス トーキョー）バッグ￥495,000（ヴァレクストラ／ヴァレクストラ ジャパン）

最旬「透け感トップス」もバランス次第でキレイ見え！

❝シアートップスは胸元直線開き
インナーなら凜と見える❞

徐々に目に慣れてきた〝透け〟は通勤にも応用！透けさせるインナーがオフィスに相応しいスクエアなデザインなら抵抗なし、との声が。
トップス￥9,790（アルページュストーリー）キャミソール￥7,920（アンクレイヴスタンダード／オンワード樫山）パンツ￥69,300（オブリオ）メガネ￥60,500（アヤメ）ネックレス￥12,650（ココシュニックオンキッチュ／ココシュニック）ダブルリング￥28,600リング￥8,800〈ともにソーク〉バッグ￥45,100〈トーヴ〉（すべてアンソロジー）

 

VARIATION!

トレンド服で「抜け感オフィスコーデ」4選！

❝ショーパンはセットアップ
だったらどこかきちんと印象❞

ショートパンツ￥35,200ジャケット￥74,800（ともにベイジ,／オンワード樫山お客様相談室）タンクトップ￥11,000（ロエフ／エイチ ビューティー＆ユース）ピアス￥44,000（リューク）リング￥13,200（ワンエーアールバイウノアエレ／ウノアエレ ジャパン）バッグ￥61,600（マイケルマイケル・コース／マイケル・コース カスタマーサービス）

❝スニーカーはスラックスに馴染む
カラースエードがＩＮ❞

スニーカー￥15,400（アディダス／アディダスお客様窓口）ブルゾン￥16,500（ミラ オーウェン／ミラ オーウェン ルミネ新宿2店）タンクトップ￥16,500（アルアバイル）パンツ￥24,200（AVENI RETOILE／エム・アイ・ディー）ピアス￥24,200（ブランイリス／ブランイリス トーキョー）ネックレス￥103,400（ブランイリス／ブランイリストーキョー）

❝短丈カーデは“ハイウエストに
ギリINできない”丈❞

カーディガン￥15,400（ミースロエ）インナー￥9,900（ル フィル／ル フィル ニュウマン新宿店）スカート￥9,889（RONEL by coen／コーエン）ピアス￥11,000（ワンエーアールバイウノアエレ／ウノアエレ ジャパン）バッグ￥165,000（ボナベンチュラ）シューズ￥16,500（ル タロングリーズ／ル タロン グリーズ ルミネ新宿店）

❝ラウンジパンツはフレアなら
キレイめパンツ感覚で浮かない❞

ダークグレーリブニットパンツ￥2,990（ユニクロ）ブラウス￥25,300（アストラット／アストラット 新宿店）ピアス￥30,800ブレスレット￥88,000リング￥41,800（すべてブランイリス／ブランイリス トーキョー）バッグ￥19,800（アドカラム／アンソロジー）サンダル￥38,500（ロランス／ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店）

オフィスコーデに欠かせない「三種の神器」って？

❝クルーネックカーディガンなら……❞

切りっぱデニムも清楚に寄せちゃう秀逸な甘カーデ
カーディガン￥24,200（エムマーリエ ル カセット／フランドルカスタマーサービス）デニムパンツ［6月中旬展開予定］￥9,460（ミラ オーウェン／ミラ オーウェン ルミネ新宿2店）ピアス￥12,100（ワンエーアールバイウノアエレ／ウノアエレ ジャパン）ブレスレット￥7,700（ソーク／アンソロジー）バッグ￥90,200（ヘリュー／ショールーム セッション）カードホルダー￥16,500（ラルコバレーノ／エンメ）バレエシューズ￥40,700（ファビオ ルスコーニ／ファビオ ルスコーニルミネ有楽町店）

 

❝グレースラックスなら……❞

アメスリだってオフィス仕様に調整する信頼のタックパンツ
グレーパンツで真面目さと更新感を一挙両得。
パンツ￥33,000（グラフペーパー／グラフペーパー 東京）タンクトップ［6月中旬展開予定］￥6,380（エミ／エミ ニュウマン新宿店）肩に掛けたカーディガン￥16,940（シップス プライマリー ネイビー レーベル／シップス インフォメーションセンター）メガネ￥26,840（レイバン／ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）ピアス￥124,300（ウノアエレ／ウノアエレ ジャパン）バッグ￥71,500カードホルダー￥16,500（ともにラルコバレーノ／エンメ）パンプス￥36,300（ファビオ ルスコーニ／プライム ビアンカ）

 

❝ブルーシャツなら……❞

好印象確約な青ストライプでカジュアルさを軽減
挑戦のゆるパンは、シャツの力で知的さをプラス。
ストライプシャツ￥25,300（ブラームス／ワンダリズム）パンツ￥49,500（サクラ／インターリブ）ピアス￥37,400（ブランイリス／ブランイリス トーキョー）カードホルダー￥16,500（ラルコバレーノ／エンメ）バッグ￥81,400（フランツロアー／シップス インフォメーションセンター）

撮影／沼尾翔平（SNAP）、須藤敬一（モデル）、清藤直樹（静物）　スタイリング／東美穂　 ヘア・メーク／林由香里　モデル／笹川友里　取材・文／川原江里菜　編集／引田沙羅
＊VERY2024年7月号「お仕事ママが拾える最旬トレンド現在地」より。
＊掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
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