4歳になる息子くんとどこへでもママチャリ移動していると語る桐谷美玲さん。男の子ママLIFE真っ只中で毎日手に取るのはやはり“ゆるパン”なんだそう。そこで、スタイリストの斉藤美恵さんと桐谷さんがいつもの“ゆるパン&Tシャツ”をさらに素敵に見せるひと技を語りました♪
こちらの記事も読まれています
桐谷美玲さんと考える
ゆるパンとTシャツでも、
ご近所ママで終わらない方法
ご近所ママで終わらない方法01
ダークトーンにまとめるだけで
ゆるパンとTシャツでもシックな印象になれる
<Mirei’s comment>
私服にも一番近いスタイルです。 ちょっとした小物使いや色選びで 印象って変わると再確認!
白スニーカーで抜け感を。パンツ¥29,700(ロエフ/エイチ ビューティー&ユース)Tシャツ¥17,600(エイトン/エイトン青山)ウエストに付けたバッグ¥17,050(ヤーキ/ヤーキオンラインストア)キラキラバッグ¥19,800(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)スニーカー¥10,890(アディダス/アディダスお客様窓口)ネックレス¥44,000(マリア ブラック/マリア ブラック 表参道店)イヤカフ¥37,400(CAL LMOON/ショールーム セッション)
これぞTシャツとゆるパンの王道スタイル。グレーの太スラックスに合わせたTシャツを黒にするだけでよりシックに。エイトンのTシャツは、ベーシックながら毎年少しずつアップデートされた名品揃い。これは表面感がきれいめなのも高ポイント。足元もモノトーンで大人めに。by 美恵さん
ご近所ママで終わらない方法02
インも素敵だけど…ハイウエストに
短丈Tをアウトしたバランスが新鮮です
<Mirei’s comment>
白の短丈Tは私も大好物。そこに白ネックレスが目から鱗でした!早速トライしてみたいです♡
短丈Tを合わせるだけで腰高効果。タックが多めのパンツなら腰回りスッキリ。スニーカーでもスタイルアップ確実。パンツ¥46,200(エイトン/エイトン青山)Tシャツ¥11,000(エイチ ビューティ&ユース)ネックレス¥25,300(オートジュエラー アキオ モリ フォー ロエフ/エイチ ビューティ&ユース)スニーカー¥47,300(メゾン キツネ/メゾン キツネ カスタマーセンター)
短丈トレンドに加え、落ち感のある薄手素材に、身頃もコンパクト。そんな白Tをハイウエストパンツに合わせるだけで、脚長効果も女っぽさも一挙両得。今回合わせた、パール感覚で使える白いボールネックレスは、白Tに奥行きが出てのっぺり見えず、おすすめですよ。by 美恵さん
ご近所ママで終わらない方法03
上下ホワイトの日こそ小物は
ブラックで統一するとキリッと引き締まる
<Mirei’s comment>
白のロンTって体操着みたいで難しかったけど、透け感のある素材を選べばいいんだと新発見です!
透け感のある長袖Tシャツはインナーも白で揃えて。黒小物も華奢なものを選んで、軽やかに仕上げて!パンツ¥20,900〈ユナイテッドアローズ〉ベルト¥24,200〈ア ヴァケーション〉サンダル¥68,200〈ネブローニ〉(すべてユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)ロンT¥26,400(コラム/コラム伊勢丹新宿店)キャミソール¥9,900(ロンハーマン)バッグ¥189,000(ピエール アルディ/ピエールアルディ 東京)メガネ¥47,300(モスコット/モスコット トウキョウ)バングル¥333,300(SOPHIE BUHAI/エスケーパーズ アナザーワールド)
清潔感たっぷりの白いゆるパンツに白ロンTの組み合わせ。ロンTは今年らしい透け感のあるものを選べば、女らしさがアップ。以前は、そこに合わせる小物はベージュ系で馴染ませることが多かったのですが、今年はあえて黒小物でメリハリを利かせたい。シャープさが加わり、より洗練感が高まります。by 美恵さん
ご近所ママで終わらない方法04
物足りない日に◎Tシャツに重ねる
気軽なジレを更新しておこう
<Mirei’s comment>
ジレを羽織るとTシャツに気を使っている感が出て仕事にも行けそう。この短丈バランスも新鮮です!
カジュアル感の強いパラシュートパンツには衿付きジレできちんと感をトッピング。チラリと見える黒Tがアクセント。パンツ¥25,300(エイチ ビューティ&ユース)タンクTシャツ¥7,700(アッパーハイツ/ゲストリスト)ジレ¥50,600(コラム/コラム伊勢丹新宿店)ちびバッグ¥37,400(メゾンキツネ/メゾン キツネ カスタマーセンター)サンダル¥45,100(カンフォラ/RHC ロンハーマン)
ゆるパンは、旬度が高い反面、カジュアル色もやや強め。そんな日こそジレをバッグに持っておくと便利。ベースはTシャツ一枚で、母業や仕事の打ち合わせなど、少しきちんと見せたい時に羽織るのがおすすめ。今年はジレも短丈が主流に。私自身も、カジュアル感が強くなる夏こそジレを持ち歩くようにしています。 by 美恵さん
ご近所ママで終わらない方法04
大人がハーフパンツを穿くなら
ビッグシャツのボリューム感が頼りになる!
<Mirei’s comment>
色合わせも素敵。水色のビッグシャツは持っているので、ベージュのショーパンを買ってこのまま真似したい!
体の泳ぐビッグシルエットにベビーピンクの小バッグや淡い色のサングラスで、着こなしに女っぽい雰囲気をプラス。ショートパンツ¥23,100(ロエフ/エイチ ビューティー&ユース)シャツ¥73,700(ターンストゥディオ/ユナイテッドアローズ 原宿本店)タンクTシャツ¥12,100(ロンハーマン)バッグ¥67,100(へリュー/ショールーム セッション)サングラス¥50,600(モスコット/モスコット トウキョウ)
ハーフパンツで脚を出す時は長袖を着るのが大人にはいいバランスかなと思います。ビッグシャツは、まさにうってつけのアイテム。冷房対策や日除け対策など実用面も嬉しいところ。この夏はぜひ、シャツとインに着るTシャツの色を揃えてみて。印象がスッキリして、より大人っぽくモダンに見えますよ。by 美恵さん
ご近所ママで終わらない方法04
ゆるデニムの日こそ足元にキラキラを!
ビジューサンダルで華やかさを担保したい♥
<Mirei’s comment>
クールなインディゴと黒トップスも小物で雰囲気が一変するのを実感。遊びのある選びが楽しいですね!
股下が長く、インディゴなのにゆるっとしたバランスが目新しいデニム。上半身はコンパクトにまとめたのが正解。デニムパンツ¥37,400(ネイル/エストネーション グランフロント大阪店)タンク¥14,300(ロンハーマン)スカーフ¥22,000(マンテロ/スティーブン アラン シンジュク)バッグ¥17,600〈エスゼット ブロックプリント〉サンダル¥110,000〈カンフォラ〉(ともにロンハーマン)ピンキーリング¥346,500(mariko tsuchiyama/エスケーパーズ アナザーワールド)
どんなアイテムとも馴染む、ゆるデニムとTシャツのコーデ。小物次第でいかようにも印象操作できます。おすすめは一発で華やかになれるキラキラ小物。今回は、ストーンのヒトデモチーフが付いたヌーディサンダルを主役に花柄バッグも追加して。夏デニムは、濃いインディゴを選ぶとカジュアルになりすぎず、より大人っぽい雰囲気に作りやすいです。by 美恵さん
❝カジュアルなアイテムでも
女っぽいオシャレって十分に楽しめます!❞
──Stylist 斉藤美恵さん
「ヘイリー・ビーバーをお手本に
毎日のゆるパンスタイルを研究中です」――美玲さん
斉藤美恵さん(以下:斉)美玲ちゃんは普段、パンツとスカートどちらが多いの?
桐谷美玲さん(以下:桐)私は昔から圧倒的にパンツ派。9:1くらいかも。ママになって、ますますその傾向が強まってます。
斉:どんなパンツが多い?
桐:今回のテーマに寄せているわけじゃないのですが(笑)、最近は本当にゆるいパンツのシルエットを愛用しています。
斉:この企画にぴったり(笑)。
桐:しかも、子ども中心の毎日でどうしてもTシャツ率が増えるから、まさにゆるパンとTシャツが私の定番。でもちょっと気を抜くと本当にシンプルでストイックになりすぎちゃうので、ジュエリーをつけたりと、研究中です。
斉:例えば上下の色味をシックに揃えたり、アクセントになる小物を投入するだけで印象が違ってきます。ネックレスを足すと上半身の寂しさも解消。
桐:Tシャツ選びのコツはありますか?
斉:今年なら少し着丈が短かったり、細身でコンパクトだったり、薄手でとろみ素材だったり。少し女らしいものを選ぶだけで、鮮度もアップしますよ。
桐:そういえば、地厚なTシャツより薄手の登場率が増えてきたかも。最近は、ヘイリー・ビーバーに憧れて、短丈Tを着るようになりました。ヘイリーの私服はすごくチェックしてます(笑)。
斉:意外な一面!彼女って、コンパクトT×ゆるパンのイメージがありますよね。カジュアルな中に、いつもどこか品がある。髪型もピッとしてて、素敵ですよね。
桐:そう!キュッとまとめるほうが、こぎれいにも見えるし、自分も楽なので、私も真似してます。
斉:ちゃんと学んでる!他に気を使っていることってある?
桐:一番はシルエット、かな。
斉:大事よね。ワイドパンツもベーシックすぎるシルエットだと、合わせ方次第では古く見える危険性も。今ならタックが多いものやパラシュート型など“程よく大げさ”なデザインを上手に取り入れるのがおすすめです。他にも、シアー素材を入れるだけでも印象が刷新。
桐:ちょっとした組み合わせや着こなしの技で、見違えますね。これからの季節のお出かけがより楽しみになりました!
❝昔は苦手だったTシャツ。
今はシルエットや素材できれいめにも振れると気づきました❞
── 桐谷美玲さん
上◇ベーシックな定番アイテムに、キラキラサンダルや抜け感のある透明フレームのサングラスをチョイス。右◇ゆるパンに合わせる黒小物は華奢なデザインを重ねて。
撮影/金谷章平 スタイリング/斉藤美恵 ヘア・メーク/廣瀬浩介 取材・文/塚田有紀子 編集/翁長瑠璃子
*VERY2024年6月号「ゆるパンとTシャツでもご近所ママで終わらない方法」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。