「一生ものジュエリー」に興味はあるけど、選び方がイマイチわからない、そんな悩みはありませんか? そこで編集部いちのジュエリー好きと自他ともに認めるベテランライター・まみさんと、おすすめの「一生ものジュエリー」とそのいろいろな楽しみ方について考える不定期連載。今回は、「トリニティ」の誕生100周年を記念して、発売された新作のリング。購入に至った決め手はなんだったのか?その魅力を紐解きます。
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ありそうでなかった、斬新すぎる新作「トリニティ」
「トリニティ」の100周年の新作として発売されたスクエアの角に丸みをつけたクッションシェイプのシリーズを画像で見たとき、〝「トリニティ」は丸、さらに言うと、リングは丸、という概念を覆す、なんという大胆な発想〟〝さすがカルティエさま、モダンすぎます!〟と、衝撃を受けました。一方で〝着けにくいかも? でも可愛いし、デザイン性が高いならしょうがない。オシャレに我慢はつきもの〟。そう思いながら、自分の指で試してみたい!と、ブティックへ伺い試着させていただきました。するとどうでしょう。なんという着け心地のよさ!四角なのに滑らかにするすると回転し、通常の「トリニティ」と遜色ない着け心地。聞くと、人間工学に基づいた作りなのだそう。そしてまた思いました。〝さすがカルティエさま。素晴らしすぎます!〟こうなると、もうお迎えしない選択はありません。ということで、心を落ち着かせつつ、日を改めて購入に至ったのでした。
ダイヤモンドなしの新作スクエア「トリニティ」リングは、輪が細いデザインと太いデザインの2型。私がお迎えしたのは細いタイプ。どちらももちろん素敵だったのですが、私はほかのリングとの重ねづけをしたかったので、細いタイプを選びました。細くても存在感はありますよね。
こちらが太いほう。太いタイプもなんとも素敵。重ねたりせずシンプルに1個づけを楽しみたいなら、ぜひ太いほうを!
私の「トリニティ」コレクション
ちなみに、私が持っている「トリニティ」は、このリングが3本目。スクエア、5連、7連、と、普通の3連がないという、ひねくれすぎているセレクト(笑)。ベーシックでありつつ、ちょと癖のあるデザインが好きなので、スクエアタイプの新デザインは、私のタイプそのものでした。見た目で惚れて、着け心地でノックアウトでした(笑)。
「トリニティ」の
おすすめのコーディネート
1本でシンプルに
細いタイプ1本でも四角の歪さが動きをもたらしてくれるので、ほかのリングにはない表情が楽しめます。ゆるゆるに着けても可愛いかな?と思い、あえて太めサイズを選びましたが、これが大正解。
「トリニティ」は、3本がピタッとキレイにハマるのですが、それをあえて外して、不揃いに着けるとサイズダウンします。ブランドの意向とは違うかもしれませんが、細い指の場合はそんな着け方もあり! 計算できない隙間など不揃いの妙が私は好き。
エタニティリングと合わせても素敵
シンプルなエタニティリングと合わせてもしっくりきます! まるで4本セットのように見えるくらいの一体感です。マリッジリングと合わせるのもオススメ。
「トリニティ」重ねや地金リングとレイヤードも
私の大好きな「トリニティ」同士の重ねづけも、少し幅のある地金リングと合わせても、ボリューム感が生まれてとても素敵です!
色石リングとの重ねづけも可愛い!
色石リングやソリテールリングとも好相性。正直こんなにぴったり似合うとは思っていませんでした。重ねづけリング要員として大活躍の予感です。
ジュエリーを紹介したのは…
沼田珠実
ライター歴22年。ジュエリーページを数多く担当し、その審美眼と知識にスタッフやモデル、ジュエリーブランドのプレスからも厚い信頼を寄せるほど。私物ジュエリー術を紹介しているインスタ(@mami_my_jewelry)も話題。
※アイテムはすべて私物です。ブランド側へのお問合わせはお控えください。