重ね着したり、華やかなアイテムで盛ったり、そんなテクニックに頼らないのに、つい目で追ってしまうようなセンスが光るママたち。今回は、VERY編集部でも話題の読者・永山里絵さんを取材しました。“頑張らないのにオシャレ”なスタイルを作る服選びのコツやお気に入りアイテムを伺いました。
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『自分に似合うベージュ』がサマ見えのコツ
重ね着も重ね付けも苦手。
体型や肌色に似合う
ミニマルな服でオシャレ、が理想!
永山里絵さん(30歳 主婦)
「洋服もジュエリーもメークもミニマルな中に女性らしさが滲み出るようなスタイルが理想。そのために追求するのは〝自分に似合う〟を見極めた、一枚でも様になるオシャレです。流行に振り回されず、自分の肌色や体型を一番美しく見せる服を選び抜くことが、女っぽいと言われる秘訣かもしれません。トレンドにももちろん心惹かれるけど、影響を受けやすいタイプと自覚しているので(笑)、あえてSNSのフォローも最小限に。それゆえハイブランドから普段着まで5年10年と活躍しているアイテムも珍しくありません。息子も8歳になり、今はヒールオシャレに心が踊っています」
ハイ&ロー問わず探し続けているのは
〝自分に似合うベージュ〟
30歳を前に、カジュアルでなく〝女っぽいベージュに挑戦したい!〟と自分に似合うベストなベージュ探しを始めたのが2年前。肌馴染みがよく、透明感が増したような顔映りにしてくれるのに、暖色で冬にもよく合うので、今季もヘビロテする予定。究極に似合うベージュ探しはまだ旅半ばですが(笑)、少し黄みがかったキャメル寄りのカラーが暫定のお気に入り。
“ミニマル服でオシャレ”を叶えるワードローブ拝見
一枚で完結する
大好きな半袖タートルは
キッズサイズがフィット
首元を隠しながら二の腕を見せるバランスが女っぽい半袖タートルやノースリタートルは私的定番。肩幅が狭いことがコンプレックスなので、コンパクトなサイズ感のZARAのkidsがお気に入りです。キッズアイテムは肌に優しい素材だったり洗濯にも耐えるタフな生地を使っているのが実は嬉しい。
楽ちんでもどこか女っぽい
ジェームス・パースは
10年来の私的定番
リラクシーだけど上質感があって女性らしい、そんな雰囲気が叶うジェームス・パースは、20歳の頃に出会い、LAカジュアルブームが落ち着いた後もコンスタントに買い続けている大好きなブランドです。カットソーからワンピース、アウターまで5年選手以上も多数。スポーツラインのYOSEMITEの黒ダウンは、コンパクトで立体的なシルエットが絶妙で、今年の冬もデイリーカジュアルに大活躍の予感です。
ミニマルなのに着映えるCOSは
毎シーズン必ずチェック
一見シンプルなタートルでも着ると袖の立体感がポイントになったり、ノースリワンピもトップスのアメスリカットが秀逸だったりと、手頃な価格なのに細部までこだわりを感じるのがCOS。他のコスパブランドと比べてトレンドど真ん中すぎないデザインが多いのも魅力です。この冬購入したのは右上のブークレアウター。柔らかな色味と長い毛足が、華奢な上半身にボリュームを足してくれます。
ジュエリーも重ねづけは苦手。
フープピアスのバリエで変化を
顔周りも手元も、ジュエリーはテクニックが要る重ねづけより1点でミニマルが好み。ピアスはフープ一択! マリアブラックや、ラウラロンバルディなど、幅広いブランドで大きさや太さを使い分けて。
Rie Nagayama
20歳で結婚した6歳年上の夫と8歳の息子、ミニチュアピンシャー1匹と暮らす専業ママ。毎朝4時半に起床し、家族が起きるまでの自分時間で行う筋トレが日課。@riie0701
撮影/アシザワシュウ〈S-14〉(人物)、坂田幸一(静物) ヘア・メーク/KIKKU〈Chrysanthemum〉 取材・文/木村幼奈 編集/引田沙羅
*VERY2024年1月号「【大特集】隙ありぐらいがグッとくる? 冬こそ気になるのは、ちょっとゆるめの色っぽママ Part1 「頑張らないのに色っぽいママたち」がやっていたこと」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
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