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VERYスタッフが考察!今気になる『ゆるっと色っぽいママたち』の条件って?

厚着になり、素肌やボディラインで色っぽさが出しづらくなる季節だって、そこはかとない女っぽさが滲む素敵なママたち。今回は、そんな彼女たちのスタイルをVERYスタッフが考察!分析して見えてきたオシャレのアイデアをご紹介します。

アメスリタンクが着られない季節こそ知っておきたい

〝今どきなゆるさ〟が
色っぽいに変わるとき

特集担当ライター&編集が考察。
色っぽいママたちって、
ここが違った!

VERYライター
塚田有紀子

月刊VERY他多数の女性誌で活躍。多忙さゆえ気を抜くと不足しがちな潤い&女子力UPを密かに狙う。中1男子と小5女子のママ。

VERYライター
増田奈津子

鋭い観察眼でママトレンドの知見を豊富に蓄える。年長と1歳半の女の子のママで、鼻風邪が続く1歳児育児のため洗える服が中心。

編集
引田沙羅

本特集担当の小2男子と3歳女子ママ。週7ヒールが当たり前だったOL誌在籍の独身時代を経て現在は湘南在住のゆるカジ軸。

引田 VERYには珍しく、今回の特集テーマは〝色っぽさ〟!

増田 神崎恵さんとか、田中みな実さんとか、長谷川京子さんとか…女性目線でもウォッチしたくなる旬な女性たちって、子どもがいてもいなくても、皆色っぽい

塚田 〝あざとい〟なんて形容されることもあるけど、女性であることを肯定的に楽しんでいて、実は同性人気が高いよね。 私も大好き。

引田 特集パート1では、今VERY編集部が「何だか女っぽくて気になる!」と思うママたちを取材していて。

増田 母としての軸足を持ちながら、誰もがつい目で追ってしまうような素敵なママばかりでしたね!

引田 全員、肌も髪も唇も潤っててモテる女性特有の〝湿度〟みたいなものが高かった! 昨今の韓国美容ブームの影響なのか〝バブみ〟的なピュア感もあって。

塚田 直球で異性にアピールするような攻めのエロさじゃなくて、カジュアルだったり、ミニマルさの中にふと感じられる女っぽさだから、余計にドキッとするのかも。

増田 私、結婚してもうモテを意識しなくてよくなった途端、すごく気持ちが楽になった経験があるんですよね。

塚田 その感覚、分かる!

引田 その次には〝母らしさ〟という概念も現れて、VERY世代ってある意味〝色っぽい〟に関しては一番縁遠くもなる時期だけど…。

塚田 彼女たちは〝透け〟とか〝肌見せ〟とか、ひと昔前なら母らしさと逆行するとして諦めがちだったオシャレを前向きに取り入れていて、それも新しいなと思った。

増田 分かります。自分が女として素敵に見えたり、今日の自分もいい感じ!って自己肯定感を維持するためのオシャレなんですよね。

引田 丸林広奈さんが〝誰に見せるわけじゃなくても、ブラやショーツは絶対レースのもの、タイツやソックスもシルク混の自分が上がるものと決めてる〟と言っていて、そんな内側からの自分軸な充実感もまた魅力に繫がるんだな…と妙に納得しちゃった。

塚田 今回、色っぽママたちが例外なくみんなボディスーツ愛用者だったことが判明して一同驚いたわけだけど(笑)、インナー並みの極上な着心地に、ブラが内蔵されてたり背中やお腹がもたつかない利便性、そして言わずもがなのボディコンシャスな女っぽいシルエット…とまさに〝自分が楽しむ〟を象徴するアイテムだと思った。

増田 彼女たちを見ていて思うのが、結局自分のチャームポイントが分かっていて、その見せ方が上手だなということ。言い換えれば自分の〝好き〟を知ってるって、すごく大事だなって。

塚田 そんな余裕なのかな? みんなどこかゆったりしてて、がっついたり、無理してる感じがないのも共通点だよね。内から湧いてくる女っぽオーラの泉があるようなイメージ(笑)。見習いたいです!

引田 今回そんなママたちに学んで提案してるオシャレのテクニックも、例えば下半身にコンプレックスがあったとしてもジャケットのインナーはワンショルトップスでさりげなく肌見せを楽しむとか、 ピンクよりも赤を効果的に使ってみるとか、それぞれが簡単に取り入れられて女らしさを肯定的に楽しめる知恵が詰まってると思う。

塚田 実は私、こう見えて色っぽ願望強め(笑)! この特集から学びを得て、ニットタンクにカーデ肩掛けに挑戦。ようやく毎晩ボディクリームも塗り始めました(笑)。

引田 私は色っぽメークパートに出てくるヘア・メークさんイチ押しのニベアの色付きリップをマツキヨのレジ前で見かけてすかさず購入(笑)。

増田 刺激を受けて、小さなことからでも女っぽさを意識しようっていう心意気が重要ですよね! 素敵な年上女性を見ても、清潔感や身だしなみに気を配ってる人って色気を感じる

塚田 これを着たら、これを持ったら色っぽいとか、そういう即物的な話だけじゃないですよね。

引田 女っぽいなあって思う女性って、聞くと夫婦生活もすごく充実してることが多くて。色っぽいから充実するのか、充実してるから色っぽくなるのか、鶏と卵の理論みたいになってくるけど(笑)、とにかく色っぽママの存在は夫婦円満、家庭平和にも繫がるんだなあという気づきがありました。

増田 色っぽさが出しづらい冬こそ、自分の女っぷりを見つめ直すチャンスかもしれませんね!

撮影/三瓶康友 スタイリング/石関靖子 ヘア・メーク/桑野泰成〈ilumini.〉 モデル/申 真衣 取材・文/塚田有紀子 編集/引田沙羅
*VERY2024年1月号「【大特集】隙ありぐらいがグッとくる? 冬こそ気になるのは、ちょっとゆるめの色っぽママ Part2 〝今どきなゆるさ〟が色っぽいに変わるとき」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。

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