肌を大きく露出したり、華やかなアイテムで盛ったり、分かりやすいテクニックに頼らないのに、同性でもつい目で追ってしまうような色っぽさを滲ませる。そんなオシャレが話題のスタイリスト・丸林広奈さんを取材。今回は、コーデに艶っぽさを足せる愛用小物を拝見します!
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冬こそ触りたくなるような
素材で露出しなくても女っぽさを
丸林広奈さん
(31歳 スタイリスト/MARNOディレクター)
サテンのとろんとした質感や、揺れるたび濃淡の表情を変える光沢感が大好き。肌見せ面積が少なくなる冬でも、1点でコーディネートを軽やかに女性らしく見せてくれます。今季は自分のブランドでも自分が理想とするサテンワンピースを製作。日常遣いではちょっとした高揚感を与えてくれ、ドレスアップしたい日にはこなれたフォーマルが完成するような一枚で自分でもヘビロテ中。
女らしさを差す黒の靴&バッグは
ポインテッドトウや
小ぶりサイズでクラシカルに
服に甘さが足りないと感じる日は特に女度の高い黒小物を足し算。ゆるい服にナノサイズバッグをちょこんと持つバランスや、つま先がシュッと尖ったストラップ靴で足元を締めるバランスが大好き。冬は靴下合わせもしますが、華奢ストラップで野暮ったくなりません。
結婚指輪で開眼して以来、
Sophie Bille Braheの
美しい曲線使いに夢中
海外インフルエンサーをウォッチしていて知ったSophie Bille Brahe。波を思わせる美しいパールやダイヤの曲線に心を掴まれました。ボリュームがあるわけではないのに、確かな存在感が光るダイヤのリングは結婚指輪としても選んだほど。シンプルな服に女性らしさを加える他にはないデザインが見つかるので、少しずつ大切に買い足しています。
無造作なまとめ髪も絵になる
女っぷりヘアアクセサリー
抜け感が出づらい冬は髪をまとめて首やデコルテラインを見せることですっきりと。髪を巻いたり難しいアレンジができなくてもこだわりのシュシュやヘアクリップがあれば簡単に様になります。
ヘアアクセ(上、中)SOPHIE BUHAI(下)Alexandre de PARIS
エッジが効いた甘く濃厚な香りで
印象的な女らしさを
毎日欠かさないフレグランス。特に使用頻度が高いのはBYRED(上・下)やBALMAIN(中)の甘くほんのりスパイシーな香り。ヘアスプレーは軽いのでバッグで携帯します。
Hirona Marubayashi
大学在学中、読者モデルとしてCanCamの誌面に登場したのを機に同誌でスタイリストとして活動開始。MARNOのディレクターも務める、4歳の女の子のママ。@hironamarubayashi
撮影/アシザワシュウ〈S-14〉(人物)、坂田幸一(静物) ヘア・メーク/KIKKU〈Chrysanthemum〉 取材・文/木村幼奈 編集/引田沙羅
*VERY2024年1月号「【大特集】隙ありぐらいがグッとくる? 冬こそ気になるのは、ちょっとゆるめの色っぽママ Part1 「頑張らないのに色っぽいママたち」がやっていたこと」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
*掲載のシャネル製品は私物につき、店舗へのお問い合わせはご遠慮ください。