「VERY」2019年6月号の誌面に初登場、10月号ではそのシンプルでオシャレなワードローブを披露し、ますます注目を集めているワーママ読者・申 真衣(しん まい)さん。モノトーンを基調とした清潔感のあるシンプルスタイルながら、コンサバにとどまらず、どこか更新感があって絶妙に今っぽい。そんな申さんの「シンプルなのに素敵」をつくる4つの要素に迫りました!
ジュエリーは全体の印象が大事だと思っているので、ピアス+リング+バングル+ウォッチのセット使いで考えています。これはいちばん頻度の高いセットです。
knit/Drawer
watch/Cartier
bangle/dinh van
marriage ring/TIFFANY & Co.
ring/TOMWOOD
pierced earring/Charlotte Chesnais
1.流行デザインは積極的に取り入れます。
ただしリサーチ必須
モードな白ブラウスはマイ定番です
エッジの効いたデザインを選ぶときは、アプリ「Vogue Runway」のコレクションや、NET-A-PORTERで新作をチェックし、トレンド傾向を分析。左はクロエ、右はヴィクトリア・ベッカムです。
2.気分・テンション・TPOで
追加できるキャッチー小物は必須です
小物ならクセ強めでも上品に持てます
モノトーンスタイルの雰囲気を変えるキャッチーな小物は定期的に追加。ここ最近はドリスヴァンノッテンの花柄ブーツとパコラバンヌのメタルポシェットをMATCHESFASHION.COMやNET-A-PORTERで購入。
3.ゴールドの華奢ジュエリーで
女らしさを足します
少しずつ増えている繊細なゴールドたち
a.夫からの昇進祝いのプレゼント。ちょっと緊張するのでここぞという大事な日につけます。
b.パリで購入した1粒ダイヤの細身のディンヴァン。何にでも合い、重くなく、毎日愛用できます。
c.シェネの定番デザインは、いちばん小ぶりのゴールドを。
d.存在感あるピンキーを探していてTOMWOODで発見。ネットでゴールドをオーダーしました。
e.マリッジはいちばんシンプルなゴールドに。
4.土台になるベーシックアイテムは
長く着られるいいものを
グッチの黒ローファー
ハンサムに寄せたい日はグッチを選びます。カッコよく見せるほうが好きで、ぺたんこはバレエよりローファー派。
シャルベのシャツ
ドゥロワーで出会ったフランス老舗メーカーのシャツ。ジャストサイズのボーイズ14ansを選び一年中愛用しています。
セオリーの黒センタープレス
週3、4で穿けるよう3本スタンバイ。そのうち1本はワンサイズ上で、座り仕事が多かったり、ラクに過ごしたい日に着ています。
ドゥロワーのリブニット
色違いを買い足し続け、グレーはもう3枚目。肉感を拾わず上半身を綺麗に見せ、シンプル具合も最高。迷った時はこれ!
エルメスの黒バーキン&ケリーバッグ
バッグは何個もいらない、少数精鋭で一生使えるものをと考えていくと、やっぱりエルメスでした。バーキンは昇進のご褒美に自分で購入。PCを入れるかどうかでその日に持つほうを決めます。
マノロブラニクの黒起毛素材
靴はほぼ黒。スエードのピンヒール、スエードぺたんこ、ベロアスリッパとバリエを揃え、女っぽくしたいか、抜け感を出したいかなどコーデの仕上げに使い分けています。
撮影/渡辺謙太郎〈MOUSTACHE〉(人物)、魚地武大〈TENT〉(静物) ヘア・メーク/YUMBOU〈ilumini.〉 スタイリング協力/中村智香子 取材・原文/栗生果奈 編集/翁長瑠璃子
*VERY2019年10月号「6月号で『あのひとは誰?』と大反響 地味じゃない、知的でむしろ女らしい “申 真衣シンプル”をもっと知りたい!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。着用アイテムはすべて私物です。ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。