ママたちの「端境期オシャレ」に欠かせない存在になったダウンベスト。今から着ても、2024年の春まで活躍必至の〝中間アウター〟だからこそ、ここに投資してみたい気分も。そこで、信頼の4ブランドから、ルックスもクオリティも別格の、秋冬コーデに差がつくダウンベストを厳選。端正な美しさを放つ早見あかりさんが、モードかつ好感度たっぷりに着こなします。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
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PRADA
この冬一番熱い、
プラダの2WAYダウン
プラダを象徴する再生ナイロン素材を用いたダウンジャケットから、トレンドのクロップドデザインが登場。大人のオシャレ心をくすぐるキャッチーなデザインで、袖が取り外せる2WAY仕様により晩夏から初秋へのブリッジシーズンはもちろん、真冬まで大活躍。デイリーカジュアルを美しくモードに彩って。
ダウンベスト¥385,000 ニット¥220,000 スカート¥280,500 バッグ¥308,000 シューズ¥214,500 ヘアピン[2個セット]参考商品 バングル¥82,500※すべて予定価格(すべてプラダ/プラダ クライアントサービス)
MAX MARA
甘いダウンの最上級
ラグジュアリーなムードと女性らしい柔和さを兼ね備えるマックスマーラのコレクション。ダウンコートも例外ではなく、カジュアルながらフェミニンな印象が魅力的。ウエスト部分がすっきり見えるベルト付きダウンベストは、大きめのキルティングステッチで重たさを軽減、スリムなシルエットに。ソフトピンクのパンツを合わせて〝甘シック〟なスタイルを楽しんで。
ダウンベスト¥187,000 Tシャツ¥60,500 デニムパンツ¥77,000 バッグ¥172,700 シューズ¥125,400 ニット帽¥37,400[参考価格](すべてマックスマーラ/マックスマーラ ジャパン)
ママになった今、
シンプルベースのオシャレが楽しい!
元々ファッションが大好きで、赤文字雑誌全盛期には〝かわいい系コンサバ服〟を着ていたり、流行には敏感なタイプでしたが、結婚後は夫の影響もあってか、すっかりシンプル派に。娘が生まれてからは、楽だけどオシャレに見えるカジュアルスタイルが毎日の定番に。モノトーンでモードっぽく、ワイドパンツにスニーカーを合わせてストリートっぽく。シンプルでも無個性に見えないような、エッジの効いた着こなしが今の気分。自分らしいファッションを楽しむスタンスに、出産後も変わりはありません。
2023年4月に娘が保育園に入園したので、自転車での送り迎えが始まりました。夏は暑さとの闘いですが、寒さが苦手な私にとっては冬も正念場。ダウンコートが手放せず、黒のロング丈をずっと愛用しています。今気になっているのが、Tシャツの上にさらっとはおれるダウンベスト。オシャレの更新が、毎日のモチベーションアップに繫がります。
HERNO
シルクカシミアで脱カジュアル
気軽に着られるダウンでありながら、ロングジレさながらのきちんと感&端正さを兼ね備えた一枚。シルクカシミアならではのふんわりとした極上の肌触りと保温性に優れ、秋冬コーデを贅沢にクラスアップ。
ダウンベスト¥405,900 ニット¥141,900 パンツ¥49,500(すべてヘルノ/ヘルノ・ジャパン) バッグ¥498,300(ロジェ ヴィヴィエ/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) バングル¥28,600 ブレスレット¥14,300(ともにワンエーアールバイウノアエレ/ウノアエレ ジャパン)
TATRAS
ダウンベストで作る、冬の白
2007年にミラノで誕生したタトラスは、イタリアとポーランド、日本のコーポレートブランド。洗練された造形美によるシルエットで永続的に愛せるデザインが人気です。ダークトーンに手が伸びがちな秋冬こそ、クリーンなオール白コーデで潔いクールさを手に入れて。
ダウンベスト¥132,000※10/13発売予定 ロングTシャツ¥24,200 パンツ¥35,200 サングラス¥39,600(すべてタトラス/タトラス コンセプトストア 青山店)バッグ¥251,900(トッズ/トッズ・ジャパン)ピアス各¥38,500 ネックレス¥44,000 チャーム¥220,000 ブレスレット¥95,700(すべてビジュードエム)
完璧なママでいるよりも
健やかなママでありたい
若い頃は〝産後3年は仕事復帰せず、子どもとゆっくり過ごしたい〟と理想を描いていましたが、妊娠中に舞台のオファーをいただき、産後1年で仕事復帰を決断。仕事から離れたときに〝やっぱり外に出て仕事をするのが好きなんだなぁ〟と実感したから。仕事場では一人の人間として存在でき、家庭とはまた違う時間が持てる。もちろん時間的にも体力的にも、仕事は大変。ですが、自分の居場所が外にもあるということが、意外にも自分自身を救うんだ、という気づきがありました。
私は根っからの完璧主義者。産後すぐは、家事や育児も〝こうでなきゃいけない〟と自らをがんじがらめに縛っていましたが、娘の成長とともに、彼女の自由な発想や大人のルールに縛られない生き方が刺激に。〝もっと自由に楽しんでいいんだ〟と、ゆるやかな思考が持てるように。〝母親の健康が家族の健康〟と言い聞かせ、私自身が心から健やかに過ごせるよう、無理のない毎日を大切にしています。
早見あかりさん
PROFILE
1995年3月17日生まれ、東京都出身。2014年にNHK連続テレビ小説「マッサン」で主人公の妹役を好演し、注目を集める。同年、映画『百瀬、こっちを向いて。』で初主演を果たす。以降、数々のドラマや映画、舞台などに出演し俳優として着実に歩みを進める。2020年に女児を出産。
モデル/早見あかり 撮影/黒沼 諭〈aosora〉(人物)、皆川哲矢(静物) ヘア・メーク/桑野泰成〈ilumini.〉 スタイリング/荒木里実 取材・文/松井美雪 編集/羽城麻子
*VERY2023年10月号「My STYLE, My BRAND」より。
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