今年も七五三の季節がやってきました。かしこまった行事の印象があるため服装を気にする人も多いですが、特にルールがある訳ではありません。洋服だったら、ブラウスに黒パンツorワンピースといった甘めのスタイルが定番でした。最近はゆるいシルエットやカジュアルな雰囲気がトレンドということで、今年は昨年までより少しラフさのある、普段着からの延長戦できちんと見える七五三服【27選】を紹介します。
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細身パンツからゆるパンツにシルエットをアップデート!
甘ブラウスには細めのスティックパンツが定番でしたが、ゆるパンツ流行りの今年は七五三にゆるパンツもあり。卒入園シーズンも大人気のバランスでした。トップスをインしてもアウトしても新鮮に。黒を選べばきちんと見えもキープできます。
ウエストシェイプされたトップスはメリハリがつき、ゆるボトムでもバランスが良く見えます。ブラウスはセルフォード、パンツはアダム エ ロペのもの。
ウエストインがサマになるのもゆるパンツのおかげ。ぺたんこ靴とも似合います。ブラウスとパンツはMARNO、靴はICICLEのもの。
フェイクレザーの甘トップスで変化球。ブラウスはウーア、パンツはグラスペーパーのもの。
ジャケットスタイルもゆるパンツで今年らしい。短丈ジャケットも◎。パンツとジャケットはロエフ、タートルはエイチ ビューティー&ユースのもの。
かっちりしすぎない、カーディガン感覚のジャケットが◎
かっちりジャケットも素敵ですが、ニットやコットン素材のジャケット見えするカーディガンなら気軽に着られて普段着としても活躍しそう。キレイめボトムをはく七五三なら、羽織はこれくらいラフでも十分です。
金ボタンがポイントのニットカーディガン。前を閉めて、襟を見せるとトラッド感が増します。ジャケットはプルミエ アロンディスモン、パンツはフレイアイディー、ブラウスはカデュネのもの。
コットン素材で着心地の良いジャケット。ベージュと黒のバイカラーも使いやすそう。ジャケットはユニオン ランチ、パンツはプルミエ アロンディスモン、パンプスはマックス & コーのもの。
黒の羽織は重く見えてしまうこともありますが、カーディガンでボタン付きなら軽やかに使えます。カーディガンとパンツはカレンソロジーのもの。
トレンドの水色シャツで七五三コーデが新鮮な印象に!
白・黒・紺がデフォルトの七五三にキレイ色を取り入れるのはハードルが高いですが、水色なら無理なく着られそう。きちんと見えしつつ、清潔感とハンサムさが増して、いつもと違った七五三スタイルになります。
ゆるめのパンツにウエストインしてスタイルアップ効果も。シャツはシー、パンツはセオリーのもの。
シャツをアウトしたまま着る場合、下の方のボタンは開けておくと足長見え効果も。シャツはロエフ、パンツはジャーナル スタンダード レリュームのもの。
水色ならストライプ柄もあり。ボリューム袖デザインも甘くならずに着られます。シャツはコラム、パンツはデプレ、パンプスはペリーコのもの。
ジャケットを羽織ればよりトラッドに。シャツはマディソンブルー、ジャケットはガリャルダガランテ、パンツはギャルリー・ヴィーのもの。
ゆったり着られて着映える!ウエストマークのオールインワン
インナーなしで一枚で着られるワンピース的なオールインワンは、きちんと感が強め。ゆったりしつつ、ウエストマークされていることでスッキリ見えるデザインなら、動きやすく食事中も楽ちんです。時期的に遅めの七五三に場合ならインナーに薄手のタートルを入れたり、ウールのコートをさらりと羽織って。
シンプルながらパフスリーブで華やかに。オールインワンはバンヤードストーム、靴はダイアナ、バッグはオルセットのもの。
タックとギャザー使いで凝ったデザイン。ベルトもポイントとなっていて、ジュエリー少なめでもサマになります。オールインワンはミースロエ、バッグはオルセットのもの。
インナーにタートルを入れても素敵そう。長い期間着られるデザインです。オールインワンはフレイ アイディー、靴はピッピシック、バッグはアンドミュークのもの。
ゆったりしたボトムが今年らしい。上半身はコンパクトなので、ジャケットやカーディガンも羽織やすいです。オールインワンはスティーブン アラン、バッグはヴァレンティノ カヴァーニのもの。
スカートは、シルエットにメリハリをつけずにゆるく着る!
ドラマティックな甘スカートはトップスをウエストインして着ることが多かったですが、今年はゆるっとした着こなしも推奨。ベストやジレを合わせるとバランス良くアウトスタイルを楽しめます。
かっちりしたジレを羽織れば、白スカートも甘くない。スカートはミラ オーウェン、ジレはザ・リラクス、パンプスはネブローニのもの。
Vネックのベストは、スリット入りのゆったりサイズ感を選ぶとスカートとも合わせやすいです。スカートはウィム ガゼット、ベストはロペ、Tシャツはアルページュストーリーのもの。
丸首ベストはシャツ合わせがおすすめ。全身ネイビー・黒も異素材の組み合わせで重く見えません。スカートはユナイテッド アローズ、ベストはコズ マニュファクチャード バイ ラッピンノット、シャツはバレナのもの。
艶素材のスカートで華やかに。コクーンシルエットのベストが好相性です。スカートはイエナ、ベストはミースロエ、シャツはアルページュストーリーのもの。
ツイードジレのインナーは、ミニマムな黒で甘さを抑える
昨年から引き続き多く見られるツイードジレ。ブラウスの上に羽織るのが人気でしたが、今年はインナーはシンプルな黒にして引き算で着るのがおすすめ。半袖Tシャツからタートルニットまで、気温に合わせて調整しやすいのも◎。
インナーを黒にすることでミックスカラーのツイードが引き立ちます。ジレはユナイテッド アローズ、ニットはユニクロ、パンツはMWのもの。
ジレの黒ボタンがさりげなくインナーとの繋ぎになってくれます。ジレはデパリエ、ニットはアダム エ ロペ、パンツはエッフェ ビームスのもの。
ボウタイ付きのジレも黒でまとめるとハンサム寄せできます。ジレはヨリ、Tシャツはポステレガント、パンツはアダム エ ロペのもの。
インナーとジレがダークカラーなので、パンツはグレンチェックを合わせて軽さを出します。ジレはジャーナル スタンダード レサージュ、タートルはティッカ、パンツはレリタージュ マルティニークのもの。
スティックパンツに合わせるなら、今年はブラウスよりシャツやベスト!
甘ブラウスと合わせるためにあると言っても過言ではなかったスティックパンツも、今年は違った活躍の仕方を。甘くないシャツやベストと合わせて、パンツのハンサムさをそのまま活かしたスタイルに。
前後差ベストで体型カバーしつつオシャレに。パンツはデプレ、ベストはル フィル、Tシャツはカオスのもの。
大きくに開いたベストは、シャツやタートルなどレイヤードの幅が広がります。パンツはセオリー、ベストはアダム エ ロペ、ブラウスはウィム ガゼットのもの。
スリット入りパンツでシンプルコーデに差が出ます。シャツはユーゲン、パンツはHeve、パンプスはカルチェグラムのもの。
甘くない白ブラウスは、それだけでモノトーンコーデを新鮮に見せてくれます。パンツはツル バイ マリコ オイカワ、シャツはル フィル、バッグはヴァレクストラのもの。
いかがでしたか?今までより少しラフで、しかし清潔感と華やかさのある絶妙なコーディネートは、普段使いにも来年の卒入園にもきっと役立ちそう。小さい子供を連れての行事というところでも、ゆるめのスタイルはママにとってストレス減になるのもオススメです!
構成・文/井上さや
*掲載中の情報は過去誌面をもとに再構成したものです。商品は販売終了している場合があります。