働き方の変化でPCを持ち歩く頻度も上がったし、子どもの荷物もある。ただでさえバタバタしがちな朝は、持ち物をコンパクトにまとめる余裕もない!?お仕事の時こそ、バッグを一点集中型に移行するママが増えています。今回は、職種別に働くママ18人の愛用バッグ&持ち物を一挙大公開!ぜひ、今後のバッグ選びの参考にしてくださいね。
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申真衣さんの通勤バッグは「THE ROW」の名品トート
【モデル・アミューズメント系ベンチャー企業役員】
ケンダル・ジェンナーのスナップを見て
ザ・ロウのパークトート熱再燃です
THE ROW
申 真衣さん(長女・小学1年生、次女・保育園2歳)
次女のママバッグとして購入したパークトートスリー。最近、ケンダルがラフな服装にさらっと合わせているスナップを見て再熱! くたっと使い込まれたレザーの風合いにも更に愛着が増し、3年経った今も大切に使いたいバッグの一つです。
モデル・木佐貫まやさんはタフな「MARNI」を愛用中
【モデル】
自分プロデュースのものづくりも
はじめたところ。ノートやiPadを
持ち歩くのに可愛くて丈夫なトートが◎
MARNI
木佐貫まやさん(長男・スクール2歳)
シンプルなワンピースのアクセントになるマルニのバッグは友人からの誕生日プレゼント。息子と公園に行っても汚れがすぐ落とせるメッシュ素材は優れもの。持ち手もしっかりしているので重い荷物を入れても壊れる心配がなくて重宝してます。
起業家ママが8年愛用する万能「黒トート」とは?
【女性のためのサービス提供事業】
今は打ち合わせに子連れで
ベビーカーで行くことも。ベルメールの
黒トートは8年くらい愛用しています
BELLMER
松永佐和子さん
(長男・保育園4歳、長女・保育園0歳)
ミーティングなど、クライアントに会う時にカチッと見せてくれるベルメールのトート。傷がつきにくく、自立して、口がぱかっと開きすぎないので、だらしなく見えないのも高ポイント。見た目以上に荷物が入るので産後も活躍しています。
子連れでミーティングに行く時のバッグの中身は、おむつ、ミルク、娘のお気に入りのおもちゃまで用意周到にしてベビーカーで向かいます。バッグはPCもすっぽり入り、産前のPRの会社員時代から愛用しています。
自転車ママはキレイめ“斜めがけトート”が重宝
【ファッションデザイナー】
自社ブランドのバッグは
自転車出勤や私生活でも愛用
ENOF
菅原美裕さん(長女・スクール2歳、次女・0歳)
トートはナイロンでもカジュアルすぎず、上品に持てるようこだわり抜いた自信作。自転車のときはショルダーで斜めがけ、商談に出かける際はハンドル持ちと使い分けます。大容量&内側には収納ポケットありだから、ママバッグとしても活躍中!
仕事のため週に3回台湾語のオンライン授業を受けていて、復習のため参考書を携帯。デッサンノートは新商品のコンセプトをまとめたり言わば頭の中のイメージを反映させた秘密のノート。Tシャツの替えはインスタ撮影用、佇まいの素敵なコームはプレゼントでいただいた「HOPE」。
カジュアル苦手さんは「ミニマル黒リュック」が正解
【アパレル会社 人事】
しっかり入るラミダスのリュックと
マルジェラのぺたんこが
基本の組み合わせ
RAMIDUS
平井杏子さん(長女・保育園2歳)
家族でシェアしているラミダスのリュックは、ロゴのないミニマルデザインでカジュアルが苦手な私でも使いやすく、毎日夫と取り合いになるほど(笑)。靴はマルジェラのメリージェーンを合わせてシンプルで終わらせず、モード感を死守します。
美髪キープに欠かせないTHREEのヘアオイルや、モード服を洗練させるための日焼け防止グッズとして使っているGIVENCHYのUVパウダーなど、実は美容目的でなく、〝服をオシャレに見せたい〟という一心で選んだグッズが必需品です。
アパレルママは通勤にもトレンドトートが活躍!
【ZOZO 企画】
推し活生活のキャラアイテムを
忍ばせたバッグはア・バケーションで
A VACATION
髙橋優希さん(長男・保育園5歳)
オフィスの床に直置きしたりと比較的ガシガシ使っていますが、総柄で汚れが目立ちにくいため、3年経った今でも綺麗な状態をキープ。服はバッグ主役のコーデにするから、とにかくシンプル、かつ細身のシルエットにするのがこだわりです。
服がシンプルなぶん、ネックレスを4本重ねて首元を盛るのが、MY定番。休日は大好きなジャニーズや韓国アイドルのライブや、息子とアニメキャラの推し活をするのが生き甲斐(笑)。残業時もチラッと見てパワーをチャージ! ピンクのポーチはエンジェルブルー。
週5出社ママのヘビロテ「黒トート&リュック」4選
【総合人材サービス】
わりと自由な社風
オシャレ重視で遊び心のあるバッグも
選びますが黒なら安心
ANYA HINDMARCH
大阿久花さん(長女・保育園4歳、次女・保育園3歳)
気分の上がるアニヤのトートを愛用。アパレル企業の商談に同行する場面では、このバッグが会話のきっかけになることも。裏返せばシンプルな黒トートになりTPOに合わせられるのも助かります。小腹が空いた時のお菓子も常備。ジュエリーはTASAKI、時計はApple Watch。
【IT】
動きやすさと清潔感のあるバッグを。
いざとなれば背負えるイアクッチを愛用
IACUCCI
川端弘美さん(長女・小学5年生、長男・小学3年生)
人事担当で大学へ出向く日も多く、A4の書類を入れるのも通勤中に目を通すにもスムーズです。中には、ファミリアグッズや娘の手描きでビスポークしたアニヤのポーチなど笑顔になれるアイテムを。キレイめに背負えるので私立小の運動会にもコレで行きました。
【食品会社営業】
母が使っていた30年前のPRADAを
営業→送り迎えバッグとして
PRADA
安井清恵さん(長男・保育園3歳)
ナイロン素材で軽く、汚れてもサッと拭けるのが助かります。30年使用し続けてできたキズや汚れも素材と色で目立たずに今でもばっちり現役です。バッグの中身は気分を上げてくれるビタミンカラーの小物で統一させています。
【コンサルティング・ウェブデザイナー】
最近はじめた副業のデザインの勉強本も
入るとアディダス バイ ステラの
コラボリュック
adidas by Stella McCartney
立松世奈さん(長女・保育園2歳)
通勤とママバッグの両使いできるものを探し、人生初のリュックを購入。6つのポケット付きで、細々としたアイテムを収納できるのはもちろん、PCや参考書も楽々入るのが頼もしい。片道1時間の電車通勤も負担が減り、QOLが向上! コスメ類はディプティックの巾着に入れて。
フリーランスママのオシャレ目線のお仕事バッグ4選
【エッセイスト】
モードなファッションがピリッと
締まるスクエアのJil Sander
Jil Sander
犬山紙子さん(長女・小学1年生)
そぎ落とされたデザインと色に潔さを感じ4年ほど前に購入。バッグの中の本『世界中の子どもの権利をまもる30の方法』(合同出版)は現在取材・執筆中の書籍の参考図書の一つ。シャツに掛けたラムシェのフラワーベルトは楽に使えて華やかに!
【コスメPR&アップサイクル事業】
リュックも中身も大好きなパープルで
揃えて気分を上げています
PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE
大澤美保さん(長女・小学4年生、次女・保育園2歳)
紫に目がない私の心を鷲摑みにしたリュックは色ものの服にも合う絶妙カラー。仕事柄、肌と髪のケアに気を遣い、夕方疲れてきたらインプレグホームトニックとケンザンで頭皮を、メークさんの新見千晶さんの天然石ローラーで眉間をほぐします。
【料理研究家】
どこか甘い服装にしなやかな
セリーヌのカバがしっくりきます
CELINE
西岡麻央さん(長男・保育園3歳)
エプロンや料理のスタイリングセット、と色々入れて肩から掛けてサマになるのが魅力。小物をパステルカラーで統一しています。仕事柄アクセサリーは極力少なく服で華やかにしていますが、カバはどんな服にも合います。靴はロジェ・ヴィヴィエ。
【会計士】
リュックでもメンズライクに
ならない選びはDIORのキッズライン
DIOR
有野 薫さん(長女・保育園2歳)
ふつうのリュックは156㎝の私が背負うとバランスが悪くなる気がして、コンパクトに持てるキッズラインを購入。社内での移動の楽さを考えてPC用バッグとのW持ちが基本です。常にピラティスのウェアを持ち運び、仕事の合間にリフレッシュ!
コンサバ派に人気!通勤ブランドトート4選
【医療関係】
仕事中バッグは持たないけれど
オシャレは仕事のモチベーション
【医師】
聴診器など必要最低限の仕事道具を
スタイリッシュに持ち運びます
ISSEY MIYAKE
清水恵怜さん(長女・0歳)
週7でモノトーン服。「シンプルすぎたかな?」という日もこのバッグだけでモードな表情になり自分らしさを出せる気がします。訪問診療にも行くので聴診器やペンライトなど診察に必要なものをバッグにイン。シューズはマノロを愛用。
【歯科助手】
3人目出産後
社会復帰前に新調したのは
YOUNG & OLSENのトートでした
YOUNG & OLSEN
松本淳子さん
(長女・小学4年生、長男・小学1年生、次女・幼稚園年少)
A4サイズのファイルがすっぽり、自転車のカゴにピッタリ入って毎日の通勤に大活躍。帰りはスーパーに寄るのでバッグにはデフォルトでエコバッグは肉魚用と野菜を分けて3個、育ち盛りが3人いるママの実情です(笑)。
【商社】
根強くエルメスが人気!
持ちやすく使い勝手のよいチョイスが毎日の相棒
ガシガシ使えるキャンバス素材の
ガーデンファイルは
キレイめ服の抜け感にも
HERMÈS
兼元智子さん(長男・小学3年生、長女・保育園4歳)
お迎え前に買った牛乳も入れちゃうほどハードに愛用。財布と手帳もエルメスのブラウンで統一。水筒は会社近くのAMAN、布のポーチは幼い頃からゆかりのあるタイの小物で、もの選びは人との縁を大切にしています。
軽くてどんな服にも
なじむトープカラー、
まさに一生もののドゥブルセンスを
HERMÈS
下村知絵さん(長女・保育園1歳)
至極の洗練デザインで〝一生使える!〟と育休中に復職記念買い。上品なトープ×イエローのペガサスは、通勤服を格上げするのにぴったり。実はポップな色や動物モチーフが大好き、バッグの中では大胆に取り入れて仕事のモチベに繋げます。
撮影/古水 良〈cheekone〉 取材・文/川原江里菜、近藤真梨奈、与名本夏愛 編集/藤田摩吏子 取材協力/Karimoku Commons Tokyo
*VERY2023年9月号「職種別・リアルなバッグ事情Report付き どうしてもトートorリュックで通勤したい!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
*シャネル、エルメスの掲載品は私物につき、ブティックへのお問い合わせはお控えください。