〝着たいものより着られるもの〟になりがちなVERY世代。オシャレで素敵なあの人も例外ではないようです。加齢や出産を経て変わってきた自分を知り尽くしたうえで、前向きなオシャレを楽しんでいる人たちのマイルールとは?今回は、落ち感のあるとろみ素材で、全身をスッキリ見せるテクニックを教えてもらいました!
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胸もある肉感的なむっちり体形。
とろみ&テロテロ素材の落ち感で
全身のボリューム感をスッキリ見せ
元々、骨格がしっかりした肉感的な体形なのに加え、現在妊娠中でさらに体のラインが丸みを帯びてきたので、トレンドのオーバーシルエットな服やハリ感のある素材の服はとにかく体を大きく見せがち。体にしなやかに沿いつつ、垂直にストンと落ちるとろみ素材が、全身の印象をスッキリ見せてくれる強い味方です。他にも長め丈のジャンスカや、マキシ丈のジレ、ハイウエストのボトムスで、大きな縦長シルエットを作るテクニックも有効。肉感は視覚的に縦に延ばしてむっちり感を軽減させます。
とろみのある落ち感素材で
胸のボリュームも〝ストン〟と
肩幅とバストがあるので、とろみ素材で体の入っている場所と入っていない場所を明確にしてメリハリを。動きやすくて楽ちんなサルエルパンツはイザベル マラン。ネイビーシャツはトーテム、ピンクはブラックパール、パールボタンのジャケットはZARA。カーデは体の丸みを拾いがちだから、アウターには薄手ジャケットが重宝します。
大きな縦ラインで
全身のむっちり感を緩和
重ねコーデのときは、黒のサロペットやジレを薄色のインナーの上に合わせると縦長ラインを強調できてスッキリ見えます。サロペットはEMMEL REFINES。着痩せ効果が高い黒の方がより活躍中ですが、ベージュも買ったほどのお気に入り。ロングジレはビューティ&ユース。前を開けて着るとさらに縦ライン効果UP。これも落ち感素材で愛用中。
腿の太さは〝長く見せて〟カバー
ボトムスは超ハイライズ一択
ヒップが大きく、太腿のムチムチ感も気になるので、せめて前から見た太腿、後ろから見たヒップを縦長に見せてボテッと感を軽減するため、ハイライズのボトムスが効きます。保護者会の日などにはくグレーのタックパンツはIRO。デニムスカートも同じくIRO。スキニーパンツはMOTHERです。フレアスカートよりタイトでスッキリ。
◉profile
専業主婦
冨澤恵理加さん
7歳男の子、5歳女の子をインターナショナルスクールに通わせる専業ママ。クォーターで元々骨格のしっかりとした肉感的な体形に加え、第3子妊娠に伴う体形の変化で、スッキリ見えコーデを追求中。32歳。
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撮影/木村 敦(人物)、清藤直樹(静物) ヘア・メーク/Hitomi〈Chrysanthemum〉 イラスト/小室ちひろ 取材・文/嶺村真由子 編集/引田沙羅
*VERY2023年7月号「【大特集】大丈夫、助けてくれる服がこんなにある 体重が本当に全然落ちなくなってからのオシャレ50連発 Part1 痩せてる人より痩せ見え上手な人のルールが知りたい!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
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