ファッションのプロであり、子育てを楽しむママでもある、カジュアル達人としてVERY誌面でも注目されている小島令子さん。豊富な知識×ロジカルな割り切りというフィルターにかけられたアイテムを紐解けば、カジュアル上手への道が開けるはず!カバー水着にも、〝らしさ〟と〝こだわり〟が凝縮していました。
こちらの記事も読まれています
ファッションディレクター
小島令子さんのカジュアル塾
カバー水着は、遊べて泳げて
甘くないものを
「子供といるときは、いつだって一緒に全力で遊びたい! 日々の公園でもそうですが、プールや海でもその気持ちは変わりません。潔くスポーティなものを身につけたいところだけれど、紫外線も気になるし隠したい部分も正直ある。そんなお年頃です(笑)。多種多様なブランドやデザインの中で、カバー水着というジャンルで探すと圧倒的に甘いものが多いんですよね。
機能性とかっこよさを求めて、ヨガウェアで凌いだ時期もありました。ディレクションしているブランド・k3で2022年に作った水着は、そんな願望を反映したシンプルで機能的なデザインが気に入っています。乾く前からまた水に入りたがるから、何枚あっても困らない子供たちの水着は、成長を見越してハワイのターゲットなどで先々の分も買い足しておくようにしています」
スタイリッシュなクルーネックのトップス。胸のパッドを外せば後ろのカシュクールを前にしても着られる仕様。キュロットは、お尻の段差が気にならないよう太ももにかかる丈のアンダーショーツを忍ばせたアイデアデザイン。(右端・左端)。UVカット機能を備え、塩素にも強い素材を使用したボーダートップスも2023年も続投(右から2番目)。スイムトップス各¥18,700 スイムキュロット各¥17,600 ボーダートップス¥27,500(すべてk3&co./k3 OFFICE) キッズらしいカラフルさとコスパを兼ね備えたラッシュ水着は旅先で購入。(左から2&3番目)。
REIKO’s Coordinate
洋服感覚で着こなしの幅も広がる
TOPS:k3&co.
SHORTS:k3&co.
SUNGLASSES:SUNSKI
ヘルシーな肌見せが叶うバックシャンデザイン。既存のデザインに加え、2023年はボレロ、キャミソール、八分丈パンツもラインナップに追加予定。
TOPS:k3&co.
SHORTS:J.CREW
SUNGLASSES:SUNSKI
ストンと着ればヒップラインが隠れ、片側のスリットを結べば泳ぎやすい短か丈になるラッシュガード。タウンユースしてもOK。
◉この記事の講師は
小島令子/REIKO KOJIMA
モードかつリアルなカジュアルスタイルが素敵とVERY誌面に登場するなり注目の的に。ヴィンテージショップでのバイヤー経験を生かし、2022SSよりセレクトショップk3のオリジナルブランドk3&co.のディレクターに就任。2児の母、身長156㎝。
撮影/魚地武大〈TENT〉 取材/遠藤彩乃 編集/藤田摩吏子
*VERY2023年7月号「ファッションディレクター 小島令子さんのカジュアル塾」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。