“みっこ”の愛称で親しまれ、数々のファッション誌で活躍、インスタグラムにアップする私服のおしゃれ度の高さも注目されている矢野未希子さんが、VERYに初登場(※取材当時)。実は25歳のときに結婚、旦那様とのプライベートもめいっぱい楽しむ今どきDINKS妻の顔も持っているんです。結婚して基盤ができ、夫の支えがあるからこそモデルとして全力で頑張れるようになった、と語る姿勢は、まさにVERYと同じ目線。30代になり、これから始まる新しいステージに向かう矢野さんのおしゃれとプライベートをひもときます。
近所の家具屋さん巡りへ。
オフの日の定番・デニムは
少しだけ女っぽさを意識
シャツ¥9,000(ジャーナル スタンダード プラスイー/ジャーナル スタンダード プラスイー)パンツ¥28,000〈AP STUDIO〉ベルト¥26,000〈メゾン ボワネ〉(ともにAP STUDIOグランフロント大阪店)バッグ¥5,900(COUDRE/Dhyana. )靴¥93,000(ニナ リッチ/ウィム ガゼット 玉川髙島屋S・C店)ピアス¥35,000(リジー フォルトゥナート/ESCAPERS)
仕事が楽しくなってきた分、
自分に対しても貪欲に
今までOL誌を中心にモデル活動をしていたので驚かれることもあるんですが、実は結婚してもう7年になります。結婚してよかったと思うのは、夫という支えてくれる存在ができただけじゃなくて、大好きな家族が増えたこと。毎年ゴールデンウィークは、私の父や母や妹(さらには妹の旦那様も!)まで夫の実家に集まって、実家の山での竹の子掘りやバーベキュー、そして夜遅くまでの大宴会が毎年の恒例なんです。 夫のお父さんとも親子ゲンカができるぐらい仲良しで(笑)。16歳でモデルになり、独身だった20代前半のころは、恋愛に気持ちがいっぱいになったり、目に見えることを求めがちだった私。振り返れば、まだまだ本質というものが見えてなかったんだろうな、と思います。“家族”という基盤ができたからこそモデルという仕事に集中して全力で取り組めるようになって、そうしたら、どんどん仕事が楽しくなりました。ジャケットひとつを取っても、これを誌面でどう着こなして、どういう写真を撮ったら読者のみんなが「着てみたい!」って思ってくれるだろう……そんな風に雑誌の先にいる人のことを想像するようになったり、プライベートのファッションでも、いろいろなアイテムに挑戦するようになりました。30代になり、これからの目標はもっと「自分らしさ」を大事にしていきたいです。自分の言葉、自分らしいスタイル、というのをちゃんと持った奥行きのあるモデルになって、それを誌面でも表現していけたらいいな、と思います。
運動やトレーニング、
とにかく体を動かすことが大好き!
家でも、のんびりするより
ヨガやストレッチが日課です
「お出かけも好きだけど、愛犬とお散歩したり、おうちでのんびり過ごす一日も好き。最近は夫が買ったトランポリンを、夫婦で順番に跳ぶのが我が家のブームです(笑)」。着心地のいいニット素材のルームウェアで、おうち時間も心地よく。キャミソール¥12,000レギンス¥16,000(ともにギャルリー・ヴィー/ギャルリー・ヴィー 丸の内店)
モデル/矢野未希子 撮影/長山一樹〈S-14〉 ヘア・メーク/笹本恭平〈ilumini. 〉 スタイリング/金子 綾 取材・文/鍋嶋まどか 編集/鈴木恵子
*VERY2019年7月号「VERY初登場 彼と結婚して、仕事も家族ももっと好きになりました! 実は結婚歴7年。矢野未希子さんの『オフの日おしゃれ』」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。