なにかと気を張ることも多い卒入園・入学式には、楽ちんにはけるだけでなくスタイルアップも叶う太パンツスタイルもおすすめ! 一見、きちんとシーンには向かないと思われがちなボトムですが、全身のシルエットにメリハリをつけ、トップスを華やかにすればオケージョン服としても◎。ハレの日にぴったりな太パンツコーデをご紹介していきます。
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甘トップスを太パンツにウエストインが鉄板スタイル
スタイルアップできて華やかさも出る、甘ブラウスのウエストインが間違いないコーディネート。ブラウスは首や袖にボリュームのあるデザインがおすすめです。ベルトを合わせるのも◎。
撮影/川崎貴一〈MOUSTACHE〉
シースルーのふんわり袖で華やかに。トップスがシンプルなので、ベルトもいいアクセントになっています。パンツはミラオーウェン、トップスはダブルスタンダードクロージングのもの。
撮影/酒井貴生〈aosora〉
ハイウエストでキュッと締まった美シルエット。レーストップスが細いボウタイでクールな印象になっています。パンツはエンフォルド、ブラウスはドレステリアのもの。
撮影/魚地武大〈TENT〉
甘ブラウスは、ティアードやペプラムシルエットだとインしにくいので、首や袖が華やかなものを選びましょう。パンツはアナイ、ブラウスはセブンティ ヴェネツィアのもの。
撮影/生田昌士〈hannah〉
水色と白の組み合わせが新鮮。テーパードタイプの太パンツも使えます。パンツはラグ&ボーン、ブラウスはヴィクトリア ベッカムのもの。
撮影/倉本侑麿〈Pygmy company〉
これくらい大胆なボウタイボリューム袖でも、ハイウエストにインするとスッキリ着られます。パンツはル フィル、ブラウスはウィム ガゼットのもの。
撮影/倉本侑麿〈Pygmy company〉
白とベージュのフェミニンカラーも太パンツでハンサムに。パンツはコラム、ブラウスはセルフォードのもの。
太パンツ+ブラウスの日のアウターはゆったりサイズが今っぽい
ブラウスを太パンツにインしたスタイルに羽織を合わせるなら、オーバーサイズのものがおすすめ。上下ともにゆったりだとバランスが悪くならないか心配されるかもしれませんが、ウエストインでメリハリがついているなら問題ありません。
撮影/須藤敬一
ツイードジャケットもお尻が隠れる丈感のゆったりサイズが◎。パンツとジャケットはプラステ、ブラウスはノークのもの。
撮影/金谷章平
ウエストインさえしておけば、長めのジレとも似合います。パンツとジレはスタニングルアー、ブラウスはミースロエのもの。
羽織りの上からウエストマークすれば、インしなくてもバランスアップ
長めジャケットやコートの上からベルトでウエストマークするという、ウエストインが苦手な人に嬉しい技もあり。羽織っただけの場合よりもスタイルアップするだけでなく、きちんと感も増します。細めのベルトで主張少なめにしめるのが◎。
撮影/倉本侑麿〈Pygmy company〉
ハンサムなグレーのセットアップにインナーのシースルートップスが効いています。ジャケットとパンツはイウエン マトフのもの。
上をショート丈にするならセットアップを選ぶのがおすすめ
太パンツには短丈トップスが好バランスなのは間違いのですが、組み合わせによってはラフに見えてしまうこともあるので、セットアップを選んでおくと安心です。ジャケットに太パンツ、プルオーバーに太パンツなど、今っぽいセットアップも出ています。
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
短丈ジャケットと太テーパードパンツのセットアップは珍しく、周りと被らないハレの日服になりそう。ローヒールパンプスと好相性です。ジャケットとパンツはロエフのもの。
撮影/倉本侑麿〈Pygmy company〉
短丈プルオーバーとワイドパンツのセットアップ。盛り袖デザインで華やかさもあります。セットアップはセルフォードのもの。
ウエストマークをせずゆるく着る上級者コーデも
下が太パンツなら上はコンパクトにするのが基本ですが、ストンと落ち感のある素材やセンタープレス入りのパンツならボリューム少なめなので、シャツをアウトしたまま着ても素敵。ジレやジャケットで引き締めて、ゆるさときちんと感の絶妙なバランスのコーデです。
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
ジレとパンツは異素材でも色を揃えてセットアップ風。センタープレスとジレで縦ラインが強調されます。ジレとシャツはベイジ、パンツはアストラットのもの。
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
セットアップもブラウスも落ち感のある素材なので、緩くても品があります。ジャケットとパンツはスタイリング、ブラウスはデミルクス ビームスのもの。
いかがでしたか?シルエットさえ意識したら、手持ちの甘ブラウスやジャケットや太パンツを使って、卒入園式の服をコーディネートできそうです。特に今年たくさん見かけるボウタイブラウスと太パンツの相性は抜群なので、迷ったらこの組み合わせをおすすめ。ぺたんこ靴でもバランス良く決まるのも嬉しいポイントです。
構成・文/井上さや
*掲載中の情報は過去誌面をもとに再構成したものです。商品は販売終了している場合があります。