


























ニットって、夏の終わり頃から目をつけ始めたり、購入し始めたりするけど、本当の意味での良し悪しがわかるのは、手持ちのニットに万遍なく袖を通した冬後半だと思いませんか。そこで、VERYモデル&スタッフが選んだこの冬のベストニット29選をお届けします!
申真衣さんが“重ねる前提”で選んだのはこの2着!
VERYモデルの結論!
「2023年は白シャツが着たくて
重ねる目線で
選び抜いたのはこの2着!」
申 真衣さん

【THE ROW】の袖長ネイビーニット

【ブラミンク】のニットベスト
2023年は〝スクールガール気分〟
なんです(笑)
2023年は、スクールガールのようなスタイリングが気になっていて、シャツ合わせ前提で選びました。タートルやリブなど、スタンダードなニットは既に持っているから、自分が挑戦したいトレンド感のあるものを。レイヤードすることで、シンプルな白黒基調のコーデにも、立体感が出る気がします。
ショーでルックを見てから
この合わせがやりたかった♡
KNIT:THE ROW
PANTS:THE ROW
SHIRT:THE ROW
BELT:THE ROW
BAG:LOUIS VUITTON
SHOES:GUCCI
私の定番、黒でも
ファーの表情だけで新鮮に



KNIT:BLAMINK
DENIM:KHAITE
SHIRT:old CELINE
BAG:THE ROW
EARRINGS:MIZUKI
近藤千尋さんは華やか見えニットに投資!
VERYモデルの結論!
「1枚で華やかに見えるデザインに
手が伸びます!」
近藤千尋さん

【DRIES VAN NOTEN】
ミックス糸ニット

【CELINE】の
アーガイル柄カーデ
私にとってはニットが
アウター代わりだから
車移動メインなので、本格的なアウターはあまり着ないんです。だからこそ、1枚で完成度の高いニットやアウター未満の地厚カーディガンが重宝。見た目に惹かれた2枚ですが、驚くほど暖かくて即決。デザインも暖かさも妥協はできません!(笑)
派手色パンツ合わせで
黒ニットにも一癖を
KNIT:DRIES VAN NOTEN
PANTS:ROKU
BAG:MiuMiu
SHOES:JIMMY CHOO
上品な配色のアーガイル柄に
一目惚れでした



CARDIGAN:CELINE
KNIT:CELINE
PANTS:emmi
BAG:FENDI
オシャレのプロが選んだ抜け感ニット4選
「首の空きがいちばん重要!
どこかに女っぽさが
あるものを選びます」
スタイリスト 丸林広奈さん

【Ron Herman】
「8100」丸首ニット

【Jil Sander+】
ノルディック柄ニット

【Extreme Cashmere】
丸首カーデ

【Demylee】
Vネックニット
コーディネートを組むとき、女っぽさとどこかに抜け感を作ることを大事にしているのですが、ニットでそれを左右するのが首元のシルエット。デコルテラインやちょっとした肌感を感じられるものを選ぶことで、ワンツーコーデでも、カジュアルになりすぎず今っぽく着られるよう意識しています。
無駄のないミニマムさに惹かれ
思わず2色買いしました
KNIT:Ron Herman
COAT:1er Arrondissement
SKIRT:Skall studio
BAG:THE ROW
SHOES:CELINE
コットンニットなので、カットソー感覚で着られ、洗えば洗うほどに柔らかくなり着心地がたまりません。レースのコットンスカートと合わせてフェミニンに。
シックに着られる
ノルディック柄に出会えた♡
KNIT:Jil SANDER +
PANTS:forteforte
BAG:HERMÈS
SHOES:TOD’S
ネックラインや柄の感じが、ほっこりしないノルディック柄に一目惚れ。ベロアパンツやカッチリ黒小物でエレガントに仕上げます。
丸首のカシミアカーデは
ゆるく着てもリッチに見えます
CARDIGAN:extreme cashmere
ONE-PIECE:BACCA
BAG:THE ROW
SHOES:Pellico
SCARF:THE ROW
数年前に購入し、お手入れしながら大切に着ているカーディガン。カシミア100%で素肌に着ても柔らかく暖かいので、キャミワンピやノースリワンピに羽織りとしても使います。
ヴィンテージのゆるデニムで
Vネックの魅力がより際立つ


KNIT:Demylee
JACKET:MARNO
DENIM:vintage Levi’s
BAG:THE ROW
SHOES:Manolo Blahnik
SCARF:extreme cashmere
私のワードローブに欠かせないVネックニット。フェイスラインをスッキリ見せるだけでなく、ジュエリーも綺麗に肌にのるところも好き。今回はパールを合わせました。
目利きバイヤー愛用のシンプルニット4選
「シンプルなデザインに重ね着で
今年っぽさを足していきたい!」
VERY STORE バイヤー 大和美帆さん

【UNIQLO】
プレミアムラム クルーネックニット

【RYE TENDER】
オーバーサイズニット

【Curensology】
ショートベスト

【CINOH】
Vネックニット
元々ベーシックなアイテムが好きなのですが、流行りもあり、気づくと2023年は何かとインナーで遊びがち。冬はどうしてもコーディネートが暗くて寂しくなりがちなのですが、顔まわりを盛るだけで全体に緩急がつくし、お洒落してる感も味わえて楽しいんです。
柄ボトムスとの合わせは
ユニクロの懐の深さに頼りたい


KNIT:UNIQLO
INNER:UNIQLO
SKIRT:UNITED ARROWS
BAG:vintage CELINE
SHOES:UNITED ARROWS
ユニクロ同士のレイヤード。主役級ボトムスにはニュートラルなユニクロが安心です。グレー×白の組み合わせは何にでも合うので迷ったらコレ!
ボーダータートルを重ねて
顔まわりにポイントを
KNIT:RYE TENDER
PANTS:RYE TENDER
INNER:COS
BAG:Pierre Hardy
BOOTS:ORiental TRaffic
HAT:DANSKIN
一目惚れしたセットアップ。ハーフパンツもニット素材なら大人っぽくはけます。コーディネートに悩まなくてすむので、バタバタな朝にも助かります!
コンパクトなベストで
シャツワンピの日もスタイルUP!
KNIT:Curensology
ONE-PIECE:BABYLONE
BAG:JW PEI
SHOES:Bruno Premi
ショート丈のベストは、バランスが取りやすく、脚長効果も大。ニットよりもレイヤードが簡単で、薄手ニットやTシャツにもON。
厚手Vネックに重ねれば
お気に入りブラウスが冬も活躍
BLOUSE:OHGA
KNIT:CINOH
DENIM:YANUK
BAG:Madison Blue
SHOES:CHEMBUR
こちらはコンパクトなVの開きが気に入りました。厚手ニットから覗くフリルにきゅん♡ 清潔感も増すので外行きなシーンにも。
週7ニット派ライターは“ドラマチック”な7着を愛用
\実は編集部で一番着てる?/
「ベースはシンプルに、色、生地感や
トレンドデザインで〝ちょっぴり
ドラマチック〟を選びます」
VERYライター 週7ニット派・木村幼奈さん

\リピし続けて3代目/
【gicipi】
ベージュタートル

\トレンド色に初挑戦/
【AS】
グリーンカーデ

\強い色が細見えも/
【SLOBE IENA】
赤リブニット

\ふわふわ起毛!/
【AURALEE】
キャメルベビーカシミア

\短か丈デビュー♡/
【RYE TENDER】
短か丈ケーブルニットカーデ

\毛足の長さが◎/
【SLOBE IENA】
紺カシミアフォックス

\サイズ感と桜色のギャップ!/
【RYE TENDER】
ピンクのオーバーサイズ
10月くらいから着始めて、11月から春までニット以外の選択肢はない!というほど、ほぼ毎日ニット生活。とはいえ、キャッチーなデザインや柄ニットはハードルが高く、合わせもベーシックアイテムが多いので、〝また同じような格好しているな〟と思われないよう、シンプルニットをベースに少しの変化をつけられるものを常に探しています。
身体が程よく泳ぐサイジングで
二の腕のラインも気にならない
KNIT:gicipi
VEST:and Me
SKIRT:UNITED ARROWS
BAG:THE ROW
SHOES:PORSELLI
数年前にFRAMeWORKでたまたま見つけたgicipiのニット。薄手ニットソーのようで、タイト見えなのに、うまい具合にラインを拾わない1枚は私的名品。2023年3枚目を買い足しました。
冬のビタミンカラーが
ワンツーコーデに映える
KNIT:SLOBE IENA
PANTS:MW
BAG:LOEWE
SHOES:ZARA
初挑戦の色でしたが、パキッとカラーが顔をはっきりと映してくれる新発見。ボトムスは黒一択と思っていましたが、グレーやネイビーとも好相性で、コーデを考えるのが楽しくなりました!
短丈&セーラー襟で
黒パンツでも旬顔


KNIT:RYE TENDER
PANTS:ZARA
BAG:Dior
SHOES:CONVERSE
流行りの短丈は、私にはモードすぎるかなと思っていましたが、ケーブルニットとセーラーカラーのおかげで少し甘要素の加わったこちらにトキメキ仲間入り。
ふわふわ表情のある生地で
デニムコーデもどことなくリッチに
KNIT:SLOBE IENA
DENIM:vintage Levi’s
NECKLACE:Ron Herman
BAG:CAFUNÉ
肌面積がほとんどなくなるニットの季節でも、素材感がふわふわしているだけで、少し女性らしさを漂わせてくれます。そのうえ軽くて暖かいので、毎シーズンこの手のニットは買い足してしまいます。
物足りない?と思ったら
「上半身小物」で盛り上げます!

黒縁メガネで!
トレンドカラーでもあるグリーンですが、細かく何色も入った糸で編まれていて、その繊細な色味に惹かれました。カーディガン自体にデザインがあるので、アクセで盛るよりメガネを1つくらいがいい。

ブローチで!
今までブローチにあまり興味がなかったのですが、2023年はやたらと気になる。そんな私のファーストブローチはROYのもの。ディレクターさんの洒落たつけ方を見つけては、スクショして保存して参考に。

冬素材キャップで!
ピンクニットを少しカジュアルダウンしたい日は、iris47のウールとエコレザーの異素材コンビのキャップを。ジョッキーのようなキャップのシルエットは、普通のキャップよりもクラシカルなムードに。
VERYスタッフの偏愛ニット&かぶりニット10選
\モトが取れた実感ありです♥/
VERY編集部の「偏愛ニット&
かぶりニット」を語りたい!
仕事柄、毎シーズン何十着ものニットに触れるVERYスタッフ。中でもニットラバーな面々に、かぶるほど人気&心から推したいヘビロテニットとその理由を調査しました!
かぶりニット編

\感動の10年選手!/
【YURI PARK】
ボーダーニット
ライター 遠藤彩乃さん
10年程前に買ったユリパークの定番ニット。毛玉ができないニットなんて、この世に存在しないと思っていたけど…ありました(笑)。華奢見えするボートネックやパネルボーダーで、すっきりと着られます。

\連鎖買い!/
【THE RERACS】
リブニット
編集 H.Y.
私は上半身が華奢で腰が張っているので、リブは苦手でしたが、リラクスのリブニットはタイトさを残しつつ体のラインは拾わない具合がどストライク。ほんのりシアーな感じも今っぽく、ハンロのVネックを合わせて着ています。

\シンプル名品/
【ATON】
ハイゲージニット
ライター 塚田有紀子さん
編集部でかぶり率の高いATONのニット。なんの変哲もないシンプルデザインに見えて、袖を通すとそのゆとりや肩の落ち感など、誰が着ても洒落た雰囲気に。ブラウンは特に、いつものコーデに更新感が出る気がしています。

\絶妙な透け感/
【PLST】
シアーウールニット
編集 S.H.
コーディネート時にスタイリストさんが借りてきてくれたのを見て、これは絶対に使える!と話題に。この手のニットはいろいろ出ていますが、大人でも気後れせず着られる透け具合は、まさにお値段以上。杢グレーもおすすめ!

\編集3人が同時買い!/
【ZARA】
衿付きニット
編集 A.H.
トレンドといえど、大きすぎる衿やモードすぎる短か丈は難しくて身構えちゃいますが、すべてがほんのり詰まっていて、頑張らなくても着られるのが嬉しい。気がつくと編集部内で3人もかぶっていました(笑)。
偏愛ニット編

\衿付きの安心感/
【CABaN】
バイカラーカーデ
ライター 吉田なぎ沙さん
人気のコットンカシミアシリーズも、平日は会社員でダブルワーカーな私は、バズっているクルーネックより衿付きに惹かれました。グリーンの配色も、衿のきちんと感でカモフラージュされ、オフィスでも洒落心を満たしてくれます。

\着回し力が高い!/
【CFCL】
FLUTED SKIRT
ライター 増田奈津子さん
CFCLの中でも定番の形ではない、このうねうねシルエットが人とかぶらず、でも今っぽくてお気に入り。バラ売りのトップスも持っているので、セットで着たり、スウェット合わせでカジュアルに着崩したりと、その使い道は豊富。

\驚きの3way/
【SALON adam et ropé】
パール付きカーデ
ライター 高橋夏果さん
パール付きアイテムに目がないんです。前後2wayで、かつカーディガンとしても使えるので、着回し力も高いところも決め手。袖に入ったタックが、立体的なシルエットを表現してくれるのでアウターを脱いでも寂しくない!

\毛落ちしないのも◎/
【TOGA PULLA】
モヘヤカーデ
ライター 遠藤彩乃さん
見た目からモフモフかわいいカーディガン。ウールが入っていないので、インナーが毛だらけになる心配はなし。ボタンもオールブラックで、ボリューミーなモールヤーンに埋もれているので、前を留めてプルオーバーとしても◎。

\生産背景も好き/
【RYE TENDER】
ボーダーカーデ
ライター 黒﨑梨緒さん
ライテンダーのアップサイクルなニットは、シンプルでも色やサイズ感などどこか気が利いていて地味にならず、2022年から愛用中。2023年はショート丈のスナップカーデを追加。細ボーダーが綺麗めでスカートとも相性抜群です。
撮影/渡辺謙太郎、宮下昌生(人物)、西原秀岳、魚地武大〈TENT〉(静物) スタイリング/安西こずえ〈Coz inc.〉 ヘア・メーク/シバタロウ〈P-cott〉、小松胡桃〈ROI〉 取材・文/木村幼奈 編集/翁長瑠璃子
*VERY2023年2月号「【大特集】冬の折り返し地点、オシャレのテコ入れするなら♪ 新年改め、ベストニットで勝ちに行く! Part1 みんなのニットの結論!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
*私物につき、エルメスブティックへのお問い合わせはお控えください。
*掲載のアイテムはすべて私物です。ブティックへのお問い合わせはお控えください。