気持ちは春へと一直線だけれど、まだまだ寒さが残る季節の境目は結局冬服に後戻りが現実。オシャレのプロならではのスタイリングテクで、デイリー服をアップデートしませんか? 今回は、人気ママスタイリスト・斉藤くみさんの、冬服ベースで楽しむ春待ちオシャレ術をご紹介します!
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斉藤くみさんが提案!
まだ寒いから、中のコーデは冬のままでOK。
手っ取り早くコーデの印象を
変えたいなら、いっそ「アウター」
をチェンジしましょう!
「春物買いたい!」と思っても、まだ寒くてブラウスには手が出ない今の時期。今っぽさ抜群の春アウターを頼れば、モコモコだった冬スタイルから上手に季節感をスライドできますよ。
斉藤くみさん(Kumi Saito)
女性誌を中心に広告、カタログ、女優のスタイリングなど幅広いジャンルで活躍。新ブランド「NAVE」のディレクターも務める。9歳女の子と4歳男の子を持つ2児の母。
いつものマウンパを
シャカシャカ素材の
アノラックをトップス感覚で
マウンテンパーカ¥86,900 ピアス¥26,400(ともにハイク/ボウルズ)スカート¥31,900(サクラ/インターリブ)バッグ¥495,000(フェンディ/フェンディ ジャパン)シューズ¥125,400(マノロ ブラニク/ブルーベル・ジャパン〈ファッション事業本部〉)
KUMI’S COMMENT
スポーティなシャカシャカ羽織りブームはこの春も継続中ですが、一歩先行くならプルオーバーをセレクト。アイテム自体がメンズライクなので、小物で女っぽさを足して。
いつものトレンチを
落ち感のあるゆるトレンチを
雰囲気たっぷりに着流して
ゆったりと落ちた肩が描く曲線が女性らしく、オーラのあるコートスタイルに。
コート¥143,000 パンツ〈ベルト付き〉¥50,600(ともにebure/ebure GINZA SIX店)トップス¥29,700(エイトン/エイトン青山)ピアス¥13,200(アフェクト/ネイヴ)バッグ¥229,900※2月発売予定(トッズ/トッズ・ジャパン)
KUMI’S COMMENT
定番トレンチのディテールを残しつつ、女性らしい印象を放つニュアンスカラー、袖のボリューム感やベルト使いでグッと今年っぽく。
いつものブルゾンを
春先に便利なコンパクトブルゾンは
素材感で更新
ストール使いが防寒とアクセントにひと役。
ブルゾン¥154,000(ドゥロワー/ドゥロワー 二子玉川店)カーディガン¥28,930 パンツ¥27,940 ストール¥26,950(すべてバイネイヴ/ネイヴ)メガネ¥80,300(10 eyevan/コンティニュエ)ピアス¥64,000 バッグ¥215,000(ともにボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)ブーツ¥66,000(ピッピシック/ベイジュ)
KUMI’S COMMENT
この春は、ポコポコと凹凸があるものやフリンジを取り入れた遊びのある素材が旬。それだけでトレンド感度がアップします。
撮影/黒沼 諭〈aosora〉 モデル/黒田エイミ スタイリング/斉藤くみ〈SIGNO〉 ヘア・メーク/間 隆行〈Lila〉 取材・文/鍋嶋まどか 編集/西脇治子
*VERY2023年2月号「人気ママStylistさんの春待ちコーディネートバトル」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。