気持ちは春へと一直線だけれど、まだまだ寒さが残る季節の境目は結局冬服に後戻りが現実。オシャレのプロならではのスタイリングテクで、デイリー服をアップデートしませんか? 今回は、人気ママスタイリスト・加藤かすみさんに聞いた、“みんなと同じ”から一抜けできるオシャレのコツをご紹介します!
加藤かすみさんが提案!
「気づいたらみんな同じ…」から一抜けするなら、
〝ママ的定番服〟をちょっと
ミーハー目線で見直してみて!
「着ていて安心するコーデ」も日常には必要ですが、オシャレのワクワク感も忘れたくない。着る頻度の高い定番アイテムこそ更新したり、新しいブランドに目を向けてみて。ちょっと変えるだけで、コーディネートをアップグレードできますよ。
加藤かすみさん(Kasumi Kato)
数々の女性誌でカバーを担当し、ブランドとのコラボやwebでも活躍。トレンドと女性らしさの絶妙なさじ加減で人気を集める。小学生の男の子のママでもある。
いつものスウェットを
ピンクのフーディに
チェンジ
大人ボトムスに合わせれば脱ボーイズライクな絶妙バランスに。
ポロ ラルフ ローレンフーディー¥24,200(スナイデル ルミネ新宿2店)パンツ¥55,000(ベルナールザンス/トゥモローランド)バッグ[オーダー価格]¥361,900(トッズ/トッズ・ジャパン)スニーカー¥100,100(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)
KASUMI’S COMMENT
この春、〝POLO〟が再び気分に。大人が取り入れやすい絶妙ピンクで春めきます。白パンツで大人っぽく仕上げることが鍵。
いつものジャケットを
ゆとりの出るビッグシルエットに
変えて女っぽく
ベルト付きデザインなら更に着こなしの幅が広がります。
ジャケット¥176,000 スカート¥132,000 ニット¥77,000(すべてブラミンク)バッグ¥19,800※ドレステリア別注(ザ ディレッタント/ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店)パンプス¥31,900(リトル ワン ヴィンテージ/シンゾーン ルミネ有楽町店)ピアス¥16,500(ニナ・エ・ジュール/ショールーム ロイト)
KASUMI’S COMMENT
大きめの衿、ノーボタン、ドロップショルダーなど、ゆるくても女性らしさが出るデザインが選びのポイント。
いつものデニムを
ゆるストレートにベルトを
加えて新バランスに挑戦
ベルトはラフにフロントで垂らすのも今年流。
デニムパンツ¥35,200(ハイクル/ショールーム ロイト)カットソー¥27,500(バッカ/ビー エディション ニュウマン新宿店)ジャケット¥26,400(カデュネ/カデュネ プレスルーム)ベルト¥33,000(マディソンブルー)ローファー¥126,500(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)
KASUMI’S COMMENT
イタリア発のブランド・HAIKUREはこの春の新上陸ブランド。デニムは2サイズアップしたくらいのたっぷり感が肝心。それをベルトでギュッと仕上げると、デニムの太さと腰回りの女らしさとのコントラストが新鮮です。
撮影/黒沼 諭〈aosora〉 モデル/黒田エイミ スタイリング/加藤かすみ ヘア・メーク/間 隆行〈Lila〉 取材・文/鍋嶋まどか 編集/西脇治子
*VERY2023年2月号「人気ママStylistさんの春待ちコーディネートバトル」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。