VERYのスタイリングにもたびたび登場するジレは、今マストなトレンドアイテム。羽織るだけでサマに見えるかと思いきや、意外と「着こなしが難しい」と感じている人も多いようで…。プロのスタイリストが読者6人のジレコーデのお悩みを解決します!
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甘派ママはトップス&パンツで甘さキープがコツ
「本来は甘い服が好きな私。黒ジレを
着ても私らしくいられますか?」
微糖トップス×ピンクの
カラーパンツで甘さをキープ!
ブラウス¥19,800(ルージュ・ヴィフ/ルージュ・ヴィフ ラクレ ルミネ新宿店)パンツ¥8,990(プラステ)短ネックレス¥63,800(アナプノエ/フォーティーン ショールーム)長ネックレス¥2,200(ダナエ∴/ダナエ ザ ファッション)その他本人私物
PROFILE
山﨑美沙樹さん(31歳 東京都在住)
2歳男の子のママ。以前はよくスカートを穿いていたものの、子どもを追いかけることが多くなり、最近はもっぱらパンツ派。甘くて可愛らしいカジュアルコーデを研究中。
スタイリストアドバイス
可愛いすぎるコーデにハンサムな黒ジレを合わせるとチグハグさが出てしまいますが、ピンク×黒で色を抑えたり、甘さ控えめなシアー素材のボリュームブラウスをセレクトすれば、うまくいきます。
スカート派は“ツヤあり”を選んでスタイルアップ
「スカート派なのですが全体が
重たく見えてバランスが難しい!」
落ち感のあるツヤありスカートで
上品にスタイルよく見せて
付け衿ブラウス¥51,700(デザインワークス/デザインワークス 銀座店)スカート¥18,400(バナナ・リパブリック)ブーツ¥29,800(スタイルデリ)ピアス¥4,290(kiku製作所)リング¥20,900(オンブル ビジュー/フォーティーン ショールーム)その他本人私物
PROFILE
竹内友里奈さん(34歳 埼玉県在住)
2歳男の子のママ。子連れじゃない日のお出かけは、ここぞとばかりにスカートを着用。とにかく甘い洋服に目がなく、甘ブランドのSNSは随時チェックしている。
スタイリストアドバイス
光沢が美しいナロースカートに替えるだけで、ウール素材の黒ジレと合わせても軽やかな印象に。体を縦長に見せてくれる効果があるため、自然とスタイルアップできるのも魅力です。
ジレコーデのマンネリは“ハーフパンツ”で解決
「細身パンツとのワンパターンコーデ
でマンネリ。もっと着回したい」
トレンドのハーフパンツなら
今年っぽさと新鮮さをプラスできます
ブラウス¥2,990(ユニクロ)ハーフパンツ¥9,460(ナチュラルビューティーベーシック)ピアス¥2,200(ダナエ∴/ダナエ ザ ファッション)スカーフ¥9,990(バナナ・リパブリック)ブローチ¥9,350(イン ムード/フォーティーン ショールーム)ブーツ¥86,900(ダブルスタンダードクロージング/フィルム)その他本人私物
PROFILE
中澤理沙さん(33歳 東京都在住)
1歳男の子と5歳女の子のママ。大人でも着られる甘服が揃うyoriが好きで、受注会には欠かさず参加。普段のコーディネートを組むときはスタイルアップを重視している。
スタイリストアドバイス
ガラリと印象を変えるなら、潔くハーフパンツに挑戦するのも手。ひざが隠れる丈を選べば、子供っぽく見えないうえにロングジレとのバランスもよく、オシャレ上級者の着こなしが完成します。
爽やかなデニム&シャツでジレをカジュアル寄せ
「なぜか行事のようなかっちりとした
コーデに。ジレが浮いて見える…」
ブルーデニムやストライプの
柄シャツで爽やかカジュアルに!
シャツ¥16,500(ナノ・ユニバース/ナノ・ユニバース カスタマーサービス)デニムパンツ¥8,910(ビーミング by ビームス/ビーミング ライフストア by ビームス ららぽーとTOKYO-BAY店)ピアス¥7,920(ファシアータ/フォーティーン ショールーム)リング¥3,300(ダナエ∴/ダナエ ザ ファッション)その他本人私物
PROFILE
植田 悠さん(35歳 東京都在住)
6歳女の子のママ。ベーシックカラーのアイテムを買うことが多く黒パンツを主軸としたコンサバスタイルが定番。yoriが大好きで甘めディテールのブラウスを着ることも。
スタイリストアドバイス
淡い色のグレージレは、ブルーデニムと好相性。裾にゆとりのあるストレートデニムを選び、今っぽさと抜け感を両立させて。端正なシャツはストライプ柄ならコンサバさんも合わせやすく、アクセントに。
人気「ツイードジレ」の甘すぎない着回しコーデ3選
「おしゃれする日はワンピース頼み。
もっとコーデの幅を広げたい」
「思ったより色んな服に合う!
甘すぎない万能お出かけ服に
認定です♥」
PROFILE
近藤真名さん(35歳 千葉県在住)
9歳男の子と3歳、6歳、12歳女の子のママ。ここ数年でyoriやOHGAといった甘めブランドにハマり始め、クローゼットの中はワンピースやスカートがほとんど。
スタイリストアドバイス
ニュアンスカラーのスカートコーデに投入。ツイード素材なら上品にまとまります。「淡色コーデが優しい雰囲気のまま、引き締まりました! これなら同じ要領で、大好きなワンピースの甘さを抑えたい日にも活躍しそうですね」
冬まで活躍の「ボアジレ」をオシャレに着る方法
「ほしいと思いつつ、抱っこ紐や
自転車だと難しそうと思っています」
「地味になりがちだった
送り迎えコーデが変わって、
気持ちも明るくなったかも♥」
PROFILE
小川理蓉さん(33歳 東京都在住)
9カ月、4歳、5歳の3兄弟のママ。子どもが生まれてからはほぼ毎日パンツスタイルが基本。最近は活発な子どもたちとお揃いを楽しめるアウトドアブランドにも注目。
スタイリストアドバイス
これからの時季にぴったりなボアフリース素材は、柔らかくて体になじむので、運転や抱っこ中でも扱いやすい。「羽織るだけでカジュアルなワンツーコーデの日も、手抜きに見えないのが嬉しいです! 軽いのに思った以上に暖かいのも嬉しい♪」
撮影/イ・ガンヒョン(人物)、清藤直樹(静物) スタイリング/山本有紀 ヘア・メーク/chiSa 取材/岸本真由子 編集/本間万里子
*VERY2022年11月号「流行っているけど、ジレが苦手!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。