「CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai 」コレクションが登場したのは、今年7月。「トリニティ」リングは、結婚指輪に選ぶ人もいるくらい、毎日、長く身に着けたいと選ぶオーセンティックなジュエリーとして認知されてきました。今回のsacai 阿部千登勢さんとのコレクションは、すでに完成されたものと思っていた「トリニティ」を新たな解釈で、でも変わらずエターナルに使えるデザインとして提案されたことでVERY読者＆スタッフの間で話題の的に！ 今回はすでに手に入れた人の楽しみ方を中心に、その“一生もの”たる所以をジュエリーライターが解き明かしていきます。
星 玲奈さん（読者モデル）の場合
1本で何wayにも着け方を楽しめるのが魅力
時計やブレスレットもカルティエでまとめて。オーセンティックな手元にこの限定「トリニティ」が優しくエッジを利かせてくれます。
「昔から大好きなカルティエがサカイ阿部さんとの取り組みで、さらにファッショナブルで素敵なデザインになったことに感動して買いました。一目惚れです！ ダブルリングですが、不思議と指が窮屈にならず快適でいつものコーデにさりげなく着けています。シンプルな服のときでも、ジュエリーの力でコーデを底上げしてくれる気がします」
星 玲奈さん（41歳・11歳男の子と10歳女の子のママ）
城口 薫さん（VERY読者）の場合
エッジィでも万能なのは「トリニティ」だからこそ
本来指3、4本に渡って着けるリングですが、こんな風に長いPGを小指の先に浮遊させる着け方もおすすめです。
3本のリングの基点を薬指にした着け方。細いエタニティリングが見え隠れするアンバランスさも可愛いので気に入っています。
「長く使えそうな名品ジュエリーを少しずつ購入しています。『トリニティ』のイヤリングがとても便利なので、他のアイテムも買い足したいなと思っていたとき、お互いの持ち物を貸し借りし合っている妹が購入していたことを知り、時々借りて使わせてもらっています。実際に着けてみると、意外にも指の動きに制限がなく、３つのリングが立体的に見えるところが魅力的。どんなシチュエーションでも使える利便性がありつつ、ユニークで華やかなデザインがいいですよね。シンプルな服にも映え、持っている『トリニティ』のイヤリングと合わせてもやりすぎにならないところも気に入っています」
城口 薫さん
（33歳・1歳と0歳の男の子のママ）
VERY NaVY編集Sの場合
ピンキー使いした「トリニティ」との重ね着けも素敵なんです
これがいちばんしたかったコーデ。基本は2本の指に重ねることが多いのですが、YGのシングルリングの位置を中指か薬指かに変えるだけでも気分や見え方が変わります。
デニムの日には、よりカジュアル度をUPすべく、大ぶりリングを薬指に重ね着け。ボリュームチェンジをはかります。
黒Tシャツの肌感を引き締めるべく、同じく黒ストラップの「タンク」のウォッチと1対1で、さらりと着けています。
「『トリニティ』は、母が愛用していたこともあり、ずっと憧れのコレクション。元々持っている小指サイズと並べ着けできる薬指or中指サイズをちょうど探していたところ、発売を知り、実際試着して“このタイミングも運命だ”と決断。このリングは、最大4本の指に着けることができ、購入の際にブティックの方にアレンジ方法をたくさん教わって、頭の中にはいろんなテクが備わっています。今、本当に毎日使っていて、いろいろな着け方を楽しんでいますが、2本の指に重ねる着け方が自分的王道となっています」編集S
ジュエリーライター沼田珠実の場合
ウォッチとの組み合わせでさらに楽しさが広がります
「元々カルティエのジュエリーやウォッチが好きで少しずつ揃えているので、それらとの重ね着けも楽しそう！とわくわくさせられました。新しいものがひとつプラスされることで、手持ちのアイテムの見え方も、服を含めた全体のコーデも一新されるということこそがジュエリーの醍醐味。その魅力を最大限に放ってくれるのがこの限定コレクション『CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai』。今回は、私物との組み合わせ例をいくつかご紹介いたします」ジュエリーライター・沼田珠実
私がいちばん気になっていたのがネックレス。白シャツにサラッと着けるだけでかなり素敵！「トリニティ」のイヤリング、リングをレイヤードしても着けすぎ感は一切なし。PGの「サントス ドゥモワゼル」とは抜群になじみがよく、どんなシーンにもどんなスタイルにも活躍しそうなコーデです。ネックレス［PG×YG×WG］￥2,217,600（CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai／カルティエ）その他・私物
着けてこそわかるブレスレットのデザイン美に感動！ YG部分は立体感があり、コーデ全体に動きが生まれます。「トリニティ」以外の、ちょっとボリュームのある「ベニュワール」と「ヌーベルバーグ」リングをWGにすることによって、よりクールでスタイリッシュな印象に。ブレスレット［PG×YG×WG］￥1,161,600（CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai／カルティエ）その他・私物
実はちょっと甘めコーデにも似合います。いちばん取り入れやすいのはやはりこのリング。3本の指に着け、人差し指にはさらに「トリニティ」7連を重ねました。どちらも3ゴールドなので、ウォッチや他のジュエリーはどのカラーのゴールドとも合わせやすいのですが、なんとステンレスのウォッチとも好相性。リング［PG×YG×WG］￥517,000（CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai／カルティエ）その他・私物
今回リングは2種類発売されたのですが、形の違う3本のリングが組み合わされたこちらのデザインは上級者向き？と思っていました。でも、着けてみると、そんなにハードではなく、華奢な「タンク アロンジェ」ともバランスが良くまとまります。リング［PG×YG×WG］￥621,500（CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai／カルティエ）その他・私物
「私がこのコレクションを見たときに感じたのは、阿部千登勢さんの作り出す造形美と自由さ、そして改めて『トリニティ』の伝統美。名品と言われるものはやっぱりすごい！ということでした。特にリングやイヤカフは、何通りもの着け方ができるので、カルティエと阿部千登勢さんのデザインであるのに、仕上げるのは自分。それぞれ完成図は違うという、無限の魅力をもつ共作であると感じました」
従来の「トリニティ」とも相性抜群の全6モデル！
「トリニティ」 コレクションって？
ピンクゴールド、 イエローゴールド、ホワイトゴールドの3本のリングが互いに絡み合うカルティエのアイコン「トリニティ」。そのデザインは1924年にジュエリーと彫刻、マスキュリンとフェミニン、装飾品とシンボルの境界を曖昧にしたいという、ルイ・カルティエの遊び心あふれる想像力から生まれました。
阿部千登勢さんって？
sacai デザイナー兼ファウンダー。1999年に自身のブランド sacaiを創立。服、その機能、素材を解体し、独自の方法で再構築し、儚さと永遠、 カジュアルと洗練、新しいものとクラシックなもの、の間の感覚的な調和とバランスをデザインに反映。シェイプやテクスチャー、色やパターン、時代や機能などあらゆる可能性の融合を巧みに演出しています。
お問合わせ先／カルティエ カスタマー サービスセンター
0120-301-757
※「CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai」の購入方法は、Cartier各ショップもしくは、カルティエ カスタマー サービスセンターへお問い合わせください。
※価格は公開日時点のものです。
※掲載の私物に関するお問い合わせはご遠慮ください。
あわせて読みたい！
▶アラウンド30万円で探す一生ものジュエリー【カルティエ編】①デイリー使いできるトリニティ3選
▶20万円台までで探す一生ものジュエリー【カルティエ編】②名品シリーズで今買うべき4選
▶節目に欲しい「カルティエ」のリング３選【夫婦の記念日“バウリニューアル”って？】
取材・文／沼田珠実
※文中のPG＝ピンクゴールド、YG＝イエローゴールド、WG＝ホワイトゴールドを表します。
