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今さら聞けない、ダッドスニーカーってなに?

VERY3月号誌面でも、ダッド、ダッドと連呼しているのですが、ついこの間までは、「ハイテクスニーカーが旬」って、言ってなかったっけ? と、読者の皆様に突っ込まれそうなほどの勢いで「ダッドスニーカーブーム」がきています。

ダッドスニーカーの〝ダッド(dad)〟は、そのまま〝お父さん〟のこと。お父さんが履いていたような、昔っぽくてゴツゴツしたスニーカーが、総じてそう呼ばれるようになったようです。ブランドウォッチャーによれば、「バレンシアガ」が2017〜2018秋冬コレクションで発表したスニーカー「トリプルS」が火付け役だったとか。それ以降、スポーツブランドはもちろん、ハイブランドまでがこぞってダッドスニーカーを発表し、今のようなブームになっているというわけです。

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VERY3月号「今月のVERY的」より。

ダッドスニーカーの大きな特徴は、ソールが厚く、全体的にぽってりとしたボリューミーなフォルムであること。なので、最近では〝ボリュームスニーカー〟と呼ばれることもあるようですね。

「ハイテクスニーカーでも、厚底感があってちょっとシブめな配色だったら、ダッドスニーカーって呼ばれるの?」と、迷ってしまいそうですが、ダッドスニーカーのもうひとつの特徴は、デザイン的にわざと醸し出されている、懐かしさ♡
このやや“外した”テイストをコーディネートの抜け感として取り入れることが、カジュアルを今っぽく仕上げるポイントになるなのかもしれませんね。
このダッドスニーカーブーム、まだまだ続きそうです!

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