そろそろ秋のオシャレ計画も大詰め。オシャレな人たちが、早くからチェックしていたものって?今回は、VERYモデル・笹川友里さんのお買物プランを取材してきました!
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Model 笹川友里さん
VERYモデル。制作AD/アナウンサーとして8年間TBSテレビに在籍後、独立。VERYモデルに。明るいキャラクターと笑顔、甘さとモード感のあるファッションが読者さんからも大人気!
ひとクセ甘アイテムに注目
この埋もれ感が可愛いニットアップ
\ぬくぬくニットの可愛らしさがツボ♡/
ニット¥231,000 スカート¥132,000(ともにカオス/カオス表参道)バッグ¥49,500 ブーツ¥94,600〈ともにペリーコ〉ピアス¥13,200〈アンセム フォー ザ センセズ〉(すべてアマン)
色合いが絶妙なカオスのコート
コートのカラーも定番よりきれい色
形や素材もですが、色も今まで着たことのないものが気になっているみたい。エレガントになりすぎない絶妙パープルがきれい。
コート¥280,500(パトゥ/イザ)
ショート丈ブームはパンツにも
世の中的にはショーパンが流行っているようですが、キュロットやバミューダぐらいの長めが気になっています。
パンツ¥29,400※参考価格(Nanushka/ファーフェッチ カスタマーサービス)
ちょこっとヒール&モケモケ素材
黒ペタンコは毎年買い足すアイテムですが、今年はこんなインパクト素材で。
先物買い上手な2人が
この秋チェックしたもの
&買ったものを教えてくれました!
Shin Mai × Sasagawa Yuri対談
好きなテイストは変わらないけど
でも、丈感、素材感を更新したい
編集部(以下、編):お2人に、この秋冬シーズンに向けて気になるファッションアイテムを自由に挙げてもらいましたが、意外なラインナップだったのがシンマイちゃん。
笹川さん(以下、笹):そう。シンマイさんって、シンプルで大人っぽい私服のイメージでした。ダボッとゆったりシルエットのデニムやジョーダンなどのボリューム感あるいわゆるスニーカーらしいスニーカーが予想外。
申さん(以下、申):今ブームになっているY2Kファッションが気になっていて、ヘルシーカジュアルが気分に。この撮影には間に合わなかったんだけどデニムはKHAITEのゆったりデニムをすでにオーダー済み。スニーカーは以前は履かなかったアイテムなんだけど、韓流アーティストにハマったら、私ももっと若々しいファッションがしたくなって(笑)。
笹:ところで最近耳にする、その「Y2K」って何……?(笑)
申:もしかしたら友里ちゃんの年齢だと、知らない世代かな⁉ Y2Kは「Year2000」の短縮形で、Y2Kファッションはその頃流行ったファッション。パリス・ヒルトンとかブリトニー・スピアーズとかがアイコン。ボディコンとは違うヘルシーな肌見せとか!
笹:なるほど。小学生だったから実際にはその格好はできなかったけど、もちろん知ってます! シンマイさんが気になっているブラミンクのミニスカートもまさにですね。
申:他にも、この秋、本格的に流行る予感のクロップド丈(短か丈)のトップスもそうだよ。
笹:なんだ~! 私、アンスクリアの展示会ですでに短か丈のニットをオーダー済み。知らない間に私もY2K気になっていたみたい(笑)。
編:足元は、2人ともヒール復帰の気分?
申:ゆるデニムに合わせたくて狙っているボッテガのブーツはヒールですね。ヒール高めだけど、ブーツなら大丈夫かなと。友里ちゃんセレクトの、ピッピシックの水色のモケモケシューズ、可愛くって実はさっき試着しちゃった!
笹:これ可愛いですよね。パンプスもしばらくペタンコが続いたから、今季はちょこっとヒールが気になります。あと、この変わったモケモケ素材も面白い。
申:あ、私も靴ではないけど、ブラミンクのベストはファー。普通のニットベストだと学生服みたいになりがちだけど、素材が変わっているだけでオシャレ感が上がって便利。
笹:定番にも簡単に遊び心が出ますね。
編:ちょっと変わってると言えば、笹川さんはカオスの埋もれそうな超ボリュームのニットアップを選んだり、シンマイちゃんはザ・ロウの袖が驚くほど長いシャツを選んでいたり、ひとクセスーツが欲しかったり……。
申:Peter Doのスーツやドリス ヴァンノッテンのジャケットは、経営する会社のお仕事用。40歳も近くなってきて、スーツで遊んでもよい年齢になってきたのかなと。なりたい女性像に近づくというか。
笹:カオスのプレミアニットシリーズは、お値段は張るんですが少しずつ集めているアイテムなんです。今年は可愛らしいなかにもひとクセあるデザインに惹かれるみたい。ジル サンダーのコートやジャケットもそう。コートは、このパトゥみたいなカラー物も気になります。
申:こうやって一挙に見てみると、しばらくファッションも自粛ムードが続いていたからかトレンドに大きな変化がなかったけれど、今季は丈感やボリューム感といったシルエットや素材感と変化がわかりやすい。私たちも更新したいっていう願望が強いのかもしれないね。
笹:それ、すっごくわかります! ナヌーシュカの半端丈パンツもそう。シンプルなアイテムこそ、去年までのものと今年のもので大きく印象が変わりそう。
申:だからファッションは面白いのかもしれないですね!
撮影/福本和洋〈TAKMI〉(人物)、清藤直樹(静物) ヘア・メーク/川村友子(笹川さん分) スタイリング/坂野陽子〈f-me〉 取材・文/嶺村真由子 編集/城田繭子
*VERY2022年9月号「手堅い、秋の先物買いプラン」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。