子どもの服や水着やおもちゃだけでバッグがパンパンになってしまう帰省準備。少しでも荷物を減らすべく、ママは洋服とにらめっこ。少量をいかに着回すか、頭を捻らせているのではないでしょうか。そこで、実家や義実家で気まずくないきちんと感、街で浮かない華やかさを抑えた着回しに使えるアイテムをご紹介。もちろん、“かさばらないこと”も必須条件です。
■必須アイテムのデニムは、ブルー以外を選んで動きやすさとキレイ見えを両立
家事もするし公園も行く帰省にはデニムがマスト。キレイめデニムコーデを攻略したら、電車や車移動、ご近所〜街までも出られて無敵です。ブルーデニムよりも、グレーやネイビーやホワイトを選べば、Tシャツ合わせでもカジュアルすぎない仕上がりに。
撮影/藤原 宏〈Pygmy Company〉
黒Tにグレーデニム。ワントーンにまとめてキレイめな印象。デニムはBLACK BY MOUSSY、トップスはAZUL by moussyのもの。
撮影/藤原 宏〈Pygmy Company〉
オレンジのトップスと白デニムで街にも行ける華やかさ。パンツはMOUSSY、トップスはローリーズファームのもの。
■白より映えるカラーTシャツも旅に使えるアイテム
Tシャツは色付きなだけで主役アイテム感が出て、汚れも気になりにくいので帰省服におすすめです。アメスリのような露出多めのものより、肩が少し隠れるデザインや袖ありのものが安心。
撮影/花盛友里
チャコールグレーのTシャツは品良く見えて◎。パンツはポステレガント、トップスはエイトンのもの。
撮影/須藤敬一
上下ネイビーできちんと感。トップスはノーク、パンツはMOUSSYのもの。
■ふんわりワンピや盛りブラウスは封印。かさばらないよそ行きコーデを準備
久々の友人とランチなど、帰省中ならではのウキウキ予定にはオシャレして出かけたいもの。ただ、ボリュームブラウスやワンピースは持ち運ぶとかさばるしシワシワになってしまうので、パンツにTブラウスといったコーデが◎。
撮影/藤原 宏〈Pygmy Company〉
ノー立体な盛り襟ならかさばらずに持ってこられそう。ブラウスはアルページュストーリーのもの。
撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉
盛り袖も、Tブラウスならかさばらない!トップスはパブリックトウキョウのもの。
撮影/金谷章平
小襟、パワショルといった旬な要素が詰まったブラウス。ボリュームそこまでないので、持ち運びにも◎。ブラウスはシーニュのもの。
撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉
デコルテの開きとほんのりパフスリーブが女っぽいカットソー。くるくるっと丸められる薄手スカートなら荷物に入れられそうです。トップスはRHC、スカートはHeRIN.CYEのもの。
■どんなシーンにも寄り添ってくれる黒のオールインワンがあれば心強い
ビーサン合わせでゆるゆるも、パンプス合わせで華やかにも、受け止め力抜群の黒のオールインワンは1枚持っておけば活躍すること間違いなし!
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
チェーンポシェットとヒールを合わせて街仕様。ウエストマークされていてバランスよく着られます。オールインワンはスタイルミキサーのもの。
撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉
ストンと着られてストレスフリー。ぺたんこサンダルと合わせてラフなご近所仕様。オールインワンはリノーム バイ エーティーのもの。
■カーデ肩がけはコーデ力アップにも一役買ってくれます
カットソー・デニムのシンプル服にニットやカーデを肩がけするだけで、気の利いたオシャレに。もちろん、室内や電車内での防寒に役立ちます。
撮影/遠藤優貴
タンクトップにあえてモコモコニットのバランスが可愛い。ニットはメゾンスペシャルのもの。
■シンプルコーデを盛り上げてくれるミニバッグやエコバッグも忘れずに
帰省中は、アクセでキラキラ盛るよりも、可愛げバッグでコーデを完成させるくらいが好印象。ハイブランドではなく、周りに気を使わせない程度のものを選びましょう。
撮影/魚地武大〈TENT〉
白レザーやギンガムがコーデを上品に可愛くまとめてくれます。レザー巾着はヴァジック、ギンガムバッグはCOUDREのもの。
撮影/魚地武大〈TENT〉
スマホケースとポーチ2種がついた3点ショルダーは、そのままでも、バッグインしても使える優れもの。サブにもメインにもなるメッシュバッグも使い回せます。ショルダーはスコトリア、メッシュバッグはラドローのもの。
いかがでしたか?帰省ファッションはゴテゴテ盛らずにスッキリ清潔感勝負!泊数にもよりますが、デニムに黒パンにオールインワン、Tシャツ数枚にTブラウスを持っておけば最低限はクリアできそうです。かさばらないオシャレを習得して、楽しい夏休みをお過ごしください。
構成・文/井上さや