撮影/生田昌士<hannah>
VERY7月号表紙で申真衣さんが持っていた、アンテプリマの涼やかなバッグ。シリーズ名やカラバリなどを紹介します!
7月号の表紙バッグは、アンテプリマの「ノード」!
サイドにあるハンドルの結び目(ノード)がポイントの「ノード」。光を透過しないマットなホワイトは、お仕事からカジュアル、リゾートまでとにかく汎用性の高さが魅力。申さんの表紙では、オールインワンにマノロ×ビルケンのサンダルを合わせたリッチなリラックススタイルにマッチしていました。
申さんが表紙で持ったマットホワイトの他、エナメルキャメル、マットブラック、マットオリーブで展開。そのほかサイズ違いでミディアムも。NODO (ノード)/ラージ[W35×H31×D9cm]各¥82,500(すべてANTEPRIMA/WIREBAG/アンテプリマジャパン)
アンテプリマといえばの「ワイヤーバッグ」。そもそもアンテプリマは、1993年に日本人クリエイティブ・ディレクター・荻野いづみさんらによってイタリアで立ち上げられたブランドです。アンテプリマは、イタリア語で「デビュー前」という意味。そこには、デビューするのに遅すぎることはない、年齢は関係ないという荻野さんの想いが込められているのだそう。そのアンテプリマが、ワイヤーバッグを生み出したのは1998年。元々ニットを得意としていたアンテプリマが、イタリアの素材展で「ワイヤーコード」と出会い、それを編んでバッグを作ってみてはどうかと提案されたことから誕生しました。
レザーストラップ付きのシャープなボックスシェイプ。今季、シルバーなど新色が仲間入りしました。アデッソ(スモール)[W17×H21×D4.5cm]各¥59,400(すべてANTEPRIMA/WIREBAG/アンテプリマジャパン)
シーズンレスでマルチオケージョン、まさに、私たちのためのバッグ
それからアンテプリマのバッグは2000年代一気に人気に火がつきましたよね。そして母になった今、ワイヤーバッグの“マルチ”ぶりにあらためて開眼! オフィスや子どもとのお出かけ、時にはパーティも。あらゆるシーンにマッチして、素材の特性上ある程度気兼ねなく使えるのもワイヤーバッグのいいところ。着物にも合い、スーツケースに入れてもかさばらないから旅行にももってこい。観光はもちろんドレスアップしたディナーまで対応できるマルチオケージョンぶりは、母業のワードローブで何よりもありがたいポイントです。ショルダーやチェーン付きが多いのもうれしい!
春夏の新色マットカルネピンク、マットミント、マットチェーロ、マットバターを含め、現在23色で発売中。7月以降もさらに新色が加わります! スタンダード ミニアトゥーラ[W18.5×H16cm]各¥31,900(すべてANTEPRIMA/WIREBAG/アンテプリマジャパン)
光を受けて輝くバッグの素材は、エクスクルーシヴなワイヤーコード。熟練した職人によって丁寧に手編みをして作り上げられており、一人が1日に編めるのは中サイズのバッグ1つ分ほど。まるで芸術品を作り上げるような手法が、ワイヤーバッグのクオリティをさらに高めています。シーズンレスで使えるワイヤーバッグですが、これからの季節はさらに頼もしいアイテムに。ぜひ今季の新作もチェックしてみて。
ワイヤーコードをざっくり編み上げた新提案のマクラメ。涼やかで、夏にぴったり! マクラメ[W37×H28cm]¥44,000(すべてANTEPRIMA/WIREBAG/アンテプリマジャパン)
お問い合わせ:アンテプリマジャパン 0120-03-6962 https://www.wirebag.jp/
取材・文/有馬美穂