子育て奮闘中の今から愛せて、子どもが手を離れた未来はもっと愛が深まり身につける姿が想像できる。変わらない価値の〝黒小物〟はオシャレを支えるブレない軸。多様化する時代にママ目線で再選定、投資価値アリの「黒名品」を提案する連載です。今回は、『ヴァンクリーフ&アーペル』の名品ジュエリーをご紹介します。
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Van Cleef & Arpels
アルハンブラ
一生ものジュエリーは、よりシビアな目で選びたい。そう語るお洒落さんたちが〝極上の甘さ〟と、名品リストにその名を挙げるヴァン クリーフ&アーペルのオニキスの「アルハンブラ」。どちらかというと辛口な装いの彼女たちの胸元や手元に飾られたオニキスのクローバーに感じるのは、大人の品格や余裕、そして優しさ。黒のクールな魅力と愛らしいモチーフの掛け合わせは、〝角の取れたかっこよさ〟を叶えてくれると評判です。アルハンブラの誕生は、1968年のこと。ゴールドビーズに縁取られたクローバーモチーフのネックレスは「幸運のシンボル」として瞬く間に人気を集め、世界中で愛されるコレクションとなりました。誕生から50年を過ぎた今も、素材やモチーフのバリエーションが次々と登場。身につける以前にあるのは、迷う幸せです。リング、ピアス、ブレスレット、今ならペンダントも悩ましい存在……。主張のあるモチーフなのにたくさんつけてもしつこくなく、むしろ〝素敵〟になるのもアルハンブラの不思議な個性。ひとつで満足、でもひとつ身につけたら〝とまらないときめき〟の始まりです。
マジック アルハンブラ ロングネックレス、1モチーフ[イエローゴールド×オニキス]¥693,000スウィート アルハンブラ ピアス[イエローゴールド×オニキス]¥279,400ヴィンテージ アルハンブラ リング[イエローゴールド×オニキス×ダイヤモンド]¥407,000(すべてヴァン クリーフ&アーペル/ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク)
撮影/花盛友里 取材・文/櫻井裕美 編集/羽城麻子
*VERY2022年1月号「大切にしたいBlack名品」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。