〝嫁いだ〟実感を与えてくれる指輪たちはいつか娘に譲りたい
毎日身に着けている2つのリングは、 ドイツ人の主人の家で代々受け継がれ てきたもの。ブルーの家紋入りのほう は主人の家族全員とお揃いなんです。 結婚が決まり、私用に作られたこのリ ングを譲り受けたとき、この家に嫁い だのだなと身が引き締まる思いでした。 毎日この2つのリングを、時には大好 きなターコイズジュエリーと合わせた り、マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤック のネックレスに合わせたり、カジュア ルなシーンでもサラッと着けています。 このほかに義母や義祖母から受け継い だものも増え、そんなドイツならではの ジュエリーとの付き合い方を、娘とと もに楽しめたらと思っています。
主人の家で受け継がれる家族の歴史が詰まった指輪
家紋入りのリングは、主人の家族全員とお揃い。 もうひとつは娘が生まれたとき、石だけ新たに 入れてくれた、これも代々伝わるリングでした。 ドイツではこうしてジュエリーを 代々受け継ぐことが多いのだとか。
※ジュエリーと衣装は、本人私物。

撮影/石倉和夫 ヘア・メーク/神戸晴美 モデル/大桑マイミ 取材・文/沼田珠実
※ VERY 2017年6月号「私の〝Tシャツ〟ジュエリー」より。
※掲載の情報は誌面掲載時のものです。