子育てと女っぽさを無理なく両立させていると評判の、人気スタイリスト・伊藤牧子さん。毎年冬に買うというボディラインが出るニットワンピには、ゴツめ靴を合わせてヘルシーに着こなすのが牧子さん流。今年らしい着こなしに仕上がる、牧子さんオススメの“ゴツめ足元”のランナップとは?
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◉Profile
伊東牧子さん/MAKIKO ITO
1987年生まれ。VERYのカバーも手掛ける加藤かすみさんに師事し、幅広い女性誌のカバーや誌面を担当。抜群のセンスとキャラ立ちでモデルやタレントからも厚い支持を集める。1歳の女の子のママ。
【MAKIKO’S ルール】
ボディラインが出るニットワンピは
あえてのごつめ足元で
「セクシー封印」がちょうどいい
毎年冬に必ず買うのがIラインのニットワンピース。戒め的な意味合いを込めてボディラインを出すようにしています。ただ、セクシーよりもヘルシーな雰囲気に落とし込みたいので足元はカジュアルに。ごつめのブーツや大きめサイズのスニーカーでボリュームを出して女っぽさを引き算。体からはみ出すようなボリューム感のある足元は、全身ゆるっとした日でもかえって体を華奢に見せてくれます。インソールを入れることでヒールに頼らないでもスタイルUPができるので、身長が高いわけではない私が頼りにしているスタメンアイテムです。
One-piece : Extreme Cashmere
Cut&Sewn : Baserange
Bag : Jil Sander
Sneakers : New Balance
がっつり背中が開いたニットワンピースは毎年着る大好きなアイテム。今年はシアートップスと合わせるのが気分。女らしい服にキレイめな足元は気分ではないので派手色スニーカーを。
ハズしがあったほうがかえって女っぽく。コスのタイトワンピース×ジャクムスのちびカーデにドクターマーチンで抜け感を。
今年気分のごつめの足元たち
右から
【REMME】
【New Balance】
【Pierre Hardy】
【Dr.Martens】
厚底はスタイルUPにも。スニーカーはサイズを上げて足元にボリュームを出すのが好きです。メンズにしかないデザインはメンズを履くことも。
ワンサイズアップ
した足元に
こそっとインヒール
東急ハンズ・オリジナルのインソールは1㎝刻みで厚さを選べるので仕事でもプライベートでも愛用の名品。
Other Coordinate
みんなの
真似っこパンツ
ネタ元は牧子さん!
チームVERYの間で被りアイテムだったデ・プレのスラックスはワンサイズUPで、あえてぶかっとした雰囲気に。足元はエアフォース1、肌感のちょうどいいカットソーはオーバーニース。
ワンサイズ上を購入しサイドのボタンを付け替えてウエストを自分仕様に改造。
撮影/峠 雄三(人物)、清藤直樹(静物) ヘア・メーク/白水真由子 取材・文/増田奈津子 編集/太田彩子
*VERY2021年12月号「ママでも忖度なし!冬の女っぽさの作り方」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。