子育てと女っぽさを無理なく両立させていると評判の人気スタイリスト・伊藤牧子さん。牧子さんのリアルクローズには、ママでも女っぽさを出せるアイデアが満載!パンツスタイルは、あえて太めのシルエットで“華奢見えバランス”を作るのが気分。スタイリストならではの着こなしテクニックも教えてもらいました。
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◉Profile
伊東牧子さん/MAKIKO ITO
1987年生まれ。VERYのカバーも手掛ける加藤かすみさんに師事し、幅広い女性誌のカバーや誌面を担当。抜群のセンスとキャラ立ちでモデルやタレントからも厚い支持を集める。1歳の女の子のママ。
みっこちゃんページも担当!
【MAKIKO’S ルール02】
華奢見えする体は
計算された
メリハリバランスで作る
出産前は細見え重視でスキニーやフレア一辺倒でした。体のラインが出る服の緊張感が好きで、とくにパンツはジャストよりも小さいサイズを買って自分を追い込んでいましたが(笑)、ママになって変わりました。今までで穿こうとすら思わなかった太めのシルエットに色っぽさを感じるように。今は、これまで小柄だからと避けていたラインを隠すような、ゆったりとしたパンツに、組み合わせや着方で女らしさを出していくほうがしっくり。わかりやすさに頼らないでも大丈夫、という余裕がパンツのゆとりにつながっているのかもしれません。
Pants : Eica yoshinari
Outer : AURALEE
Tops : ROLLA’S
Bag : BY FAR
Boots : BY FAR
太パンツの日のトップスは〝頼りない〟素材に。ハリがあると強い印象になってしまうので、くたっとした抜け感が大事! まとめ髪やローラロンバルディのネックレス、ソフィーブハイのピアスで視線を上に誘導するのもポイントです。
メンズライクな日は
〝ちゅん〟ヒール♡
女らしく、でも露骨にならない〝ちゅん〟としたキトゥンヒールが鍵。トウもシャープだけど尖りすぎないスクエア。
ぶかぶか×ウエストぎゅ!でくびれ強調
【COS】
産後もサイズに変化はないですがコスのバレルデニムなど、ぶかっとした感じを楽しむのもあり!と思えるように。
デニムは体に合わせて改造。フロントボタンに右側ベルトループを引っ掛けた状態でボタン穴に留めることでベルトなしでウエストをきゅっと絞れます。アシメっぽくなるのも可愛い。
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撮影/峠 雄三(人物)、清藤直樹(静物) ヘア・メーク/白水真由子 取材・文/増田奈津子 編集/太田彩子
*VERY2021年12月号「ママでも忖度なし!冬の女っぽさの作り方」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。