VERY12月号の表紙でみっこちゃんがコートの中に斜めがけしていて目を引いたGUCCIのバッグ、「気になってた!」という方も多いのでは?今回は、今年デビューしたこの「GUCCI DIANA(グッチ ダイアナ)」をフィーチャーします!
撮影/生田昌士<hannah> モデル/矢野未希子 ヘア・メーク/笹本恭平<ilumini> スタイリング/加藤かすみ
「GUCCI DIANA」ってどんなバッグ?
GUCCI DIANA(グッチ ダイアナ)は今年の6月にデビューしたばかりのニューフェイス。1947年に誕生したブランドのアイコンでもある<バンブーハンドル>をフィーチャーしたバッグなんです。GUCCIが大事にしてきたこのアーカイブを、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレが現代的に再解釈。仕事に、プライベートにといろんなシーンにマッチする実用性がありながら、無二の存在感を示すとてもパワフルなバッグに仕上がりました。
みっこちゃんが表紙で持っているGUCCI DIANAは、創設者グッチオ・グッチのイニシャルでもあるダブルGを組み合わせた、アイコンであるGGパターン。ダイナミックにロゴを配し、モダンにアップデートされています。
持ち手にあしらわれたレザーベルトがポイント!
ハンドル部分に付属するベルトも、GUCCI DIANAの特徴。1947年のバンブーバッグ誕生当初、自然の力で元に(真っ直ぐに)戻ろうとするハンドルの形状を保持するために付属していた収納用バンドにインスピレーションを受けデザイン。パイソンなどのプレシャススキンにネオンカラーの組み合わせもキャッチーで、新たな魅力を作り上げています。
GUCCI DIANAを購入した方に向けてレザーベルトのみの別売りや、ベルトの内側にイニシャルなどの刻印を施すオプションサービスも実施しているそう。その日の気分やコーディネートによって付け替えれば、さらにオシャレを楽しめそうですね。
サイズはこちらのように幅20cmのミニ、幅27cmのスモール、幅35cmのミディアムと3サイズでの展開。全サイズに取り外し可能なレザーショルダーストラップがついていて、仕事用としてはもちろん、ママバッグとしても活躍してくれそう。スモールはiPadも入るので、ミディアムとともに仕事用やデイリーバッグとして頼りになりそうです。
実は日本とゆかりの深かった“バンブーバッグ”
そしてGUCCIのアイコンともいえるバンブーハンドルですが、実は日本ととても関係の深いアイテムだということをご存知でしょうか?戦後の物資不足の中、GUCCIのエクスクルーシブな品質を守るために、職人さんたちが当時日本から輸入することのできた若い竹の茎を用いて考案したのがバンブーハンドル バッグなんです。復興に向けてファッションの力で立ち上がろうとする中、今も受け継がれる革新的なアイディアが生まれたんですね(※現在は日本産ではない竹を使用)。
今年デビューなのにずっと存在していたかのようなタイムレスかつキャッチーなデザインと、オンオフ両用できる使いやすさ。GUCCI DIANA、また時代を超えていく名品バッグとしてその名を刻んでいきそうです。
▼GUCCI DIANA を使用したVERYでのコーディネート写真はこちら!
取材・文/有馬美穂