どんな高価な一流メゾンの名品も、もしも残りの人生ずっと使い続けることができたなら、それこそが究極のコストパフォーマンス。スタイリストやプレスなどオシャレの目利きが独自の審美眼でこれから長く愛せる通ブランドを発掘!自分らしいブランドを探していた方、必見です。
Les Petits Joueurs
レ・プティ・ジュールの
アレックス
◉スタイリスト 竹村はま子さん
コンサバなハンドバッグにブロックのアイモチーフというバランスに一目惚れ! 安い買物ではなかったけれど、まだ日本での扱いも少なく、ベーシックコーデの絶妙なスパイスになりそう、と購入を決意しました。ブロックは何とあのレゴ社製というのも男の子ママ的に高ポイント(笑)。
DELVAUX
デルヴォーのブリヨン
◉スタイリスト 金子 綾さん
日本でも近頃認知度が高まってきた、190年続くベルギーの老舗メゾン。高い買物でしたが、ブランドを代表する究極のitバッグだからこそ、あえてエッジィなグラフィティデザインを。王室御用達ブランドながら、〝これはデルヴォーではありません〟という遊び心あるメッセージも好き。
Maison Margiela
メゾン マルジェラの
5AC
◉シンゾーンPR 戸塚友理さん
仕事柄、社外の方と会う機会も多いので、かっちりと見えるけどオシャレに持てるバッグを探していたときに出会いました。イタリア職人の手によってハンドメイドで作られているバッグは、マチもあり収納力も抜群。ジップ部分の開け閉めで表情が2WAYで使えるデザイン性の高さも。
paco rabanne
パコラバンヌの
バゲットバッグ
◉スタイリスト 安西こずえさん
バケツ型バッグが好きなので、海外通販でチェックしては、まだ日本であまり知られてない、コレ!と思う物を購入。最近手に入れたパリの老舗ブランド、パコラバンヌは、メタルの円形パーツで丸いレザーを繋ぎ合わせた鱗のようなデザインが特徴。持っていると「どこの?」とよく聞かれます。
PIERRE HARDY
ピエールアルディの
アルファ
◉スタイリスト 石関靖子さん
シューズから始まったブランドですが、秀逸な配色技が光る「アルファ」もすでに定番名品状態。多色使いながら意外とどんな服にも合わせやすく、気づくと誌面コーディネートでも多用しています(笑)。マチが広い大きい方は仕事バッグとして、小さい方はフォーマルな席にも便利です。
THE ROW
ザ・ロウの
ホワイトバッグ
◉スタイリスト 新居由梨さん
LAに行く度に必ず覗く海外セレブにも人気のショップ。高価なので少しずつコレクションしていますが、最近の渡米で出会ったのが白のバケツバッグ。底が木製で、シンプルながら洗練された高いデザイン性を感じます。日本でもセレクトでの取り扱いが少しずつ増え、大注目のブランド。
撮影/西原秀岳〈TENT 〉 スタイリング協力/山本有紀 取材・文/鍋嶋まどか 編集/引田沙羅
※VERY2018年9月号「生涯かけてコスパにする、という考え方 いつか買うなら1日でも早く買いたい物リスト」より。
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