「定番の良さもあるけれど、受け身になりすぎずオシャレに挑戦し続けたい」、と語る滝沢さん。常に時代の半歩先をいく「タキマキの目利き」は注目の的。そこで、新作が揃うプレスルームに滝沢さんが赴き、この秋冬の方向性を選んでもらいました。
9月号に掲載中の9つのキーワードの中から5つをご紹介します。
Takimaki Trend❶
〝トマトレッド〟カラー
今季、赤は気になる色。中でもこのオレンジがかった色味に、思わず吸い寄せられました。着映え力はあるけど肌なじみがよくて、着こなしやすいです。
Takimaki Trend❷
真珠は〝ナバホパール〟
インディアンジュエリーのナバホパールが新鮮。オシャレ総仕上げの足し算にも引き算にも便利。シンプル服を盛り上げるのはもちろん、ドラマチックな服に抜け感をプラス。
視線を集める赤のロングコートは、トレンチコート風なのでマニッシュ感があり、真っ赤なコートも女っぽくなりすぎない絶妙なデザインが秀逸。シルバーのナバホパールが華美なコートをクールダウン。コート¥215,000〈10月上旬発売予定〉(マディソンブルー)ネックレス¥250,000(タナーズ インディアン アーツ/ロンハーマン)その他は本人私物
Takimaki Trend❸
王道スカーフ
秋の訪れを感じさせてくれる名脇役は、今年も引き続き気分。無造作にぐるぐるっと巻くだけで、着こなしにニュアンスが加わるから顔まわりが物足りない時に。
アストラカン風の風合いのエコファーは、ブラック見えのネイビーの色味が絶妙。ボルドーが効いたマットな大判スカーフと好相性。コート¥108,000〈ルーム・エイト・ブラック〉ストール¥13,000〈マニプリ〉(ともにビームス ハウス 丸の内)その他は本人私物
Takimaki Trend❹
ショートピーコート
あえて王道の逆を行くものにも惹かれがち。ここ数年トレンドが続くロングコートは素敵だけど、その反動でショートコートにも注目。これは袖を通した時にちょっと体が泳ぐ、絶妙なカッティングが優秀!
裾の前後差や、ラウンドカッティング、袖の立体感など、構築的なフォルムで、着るだけでオシャレ偏差値がアップ。ショートコート¥210,000(ケイト/エストネーション)その他は本人私物
Takimaki Trend❺
やりすぎセットアップ
もともと好きなジャケットも、レザーブルゾンもこの秋はセットアップで。コンサバに振るより、少し〝やりすぎ〟くらいインパクトのあるものがいい。技なしでも、それだけでオシャレがキマります。
柔らかくしなやかなレザーで着心地も抜群。タイトすぎないパンツのシルエットも秀逸。レザージャケット¥148,000レザーパンツ¥150,000ブラウス¥55,000(すべてマディソンブルー)その他は本人私物
撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)スタイリング&モデル/滝沢眞規子 スタイリング協力/池田 敬 ヘア/左右田 実樹 メーク/水野未和子(3rd)取材・文/塚田有紀子 構成/渋澤しょうこ
※VERY 2018年9月号「オシャレの目利き力が抜群な彼女が選ぶ流行は? タキマキ、この秋の方向性。」より。
※掲載中の情報は、誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。