時代を越えても、女性たちの永遠の憧れであるエルメスのバッグ。簡単には巡り合えないからこそ、気になるのが”出会い方”。誰もが「いつかは」と思い焦がれるエルメスのバッグと共に、それぞれの出会いのエピソードをお届けします。今回は、VERYライター・高橋志津奈さんが遭遇したヴィンテージのケリーバッグです。
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出会いと背景が一生ものなんです
私たちのエルメスバッグの出会い方
My Hermès Kelly
持つだけで品よくまとまるから、
自分らしいカジュアルをとことん追求できた
※私物に関するエルメスブティックへのお問合わせはお控えください。
Sweat : LOEWE men’s
Knit : THE STORE by C’
Pants : DES PRÉS
Sandal : THE ROW
Necklace : MARIE-HÉLÈNE DE TAILLAC
VERYライター
高橋志津奈さん
ケリーバッグを持ちたいと思うようになったのは、子どもたちの入卒園が重なるようになってからでした。母業にはもちろん、カジュアルが私の定番なのでデニムにも斜め掛けできていいなと。素材は、ケリー妃が持っていたボックスカーフが憧れ。服はカジュアルだけれど、バッグ自体は女性らしく持ちたかったんです。ただ、かつてのボックスカーフは非常に入手が困難。ヴィンテージで探すしかありませんでした。元々、デニムなどを愛用していたShinzoneで状態の良いエルメスのバッグを扱っていることは知っていたのですが、なかなか出会えず……諦めかけていた1年後に、たまたま立ち寄った有楽町のShinzoneで出会いました。エルメスのバッグはそれだけで品を添えてくれるので、より好きなカジュアルを追求できた気がします。
PROFILE
ファッションライター。抜群のセンスで、ファッションからライフスタイルまで女性たちから熱い支持を受ける。主催するコミュニティサロンRealも好評。
撮影/渡辺謙太郎 ヘア・メーク/シバタロウ 取材・文/高橋夏果 編集/太田彩子
*VERY2021年9月号「私たちのエルメスバッグの出会い方」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。