20代からアラフィフまで、滝沢眞規子さんこと〝タキマキ〟のオシャレのファンは幅広い。
可愛いけどハンサム。モードでいてコンサバ感もある。
巷で流行しているものを、人より早く取り入れるトレンドキャッチが早い。
数年前のスタイルも古く見えないのが、凄い…。
幅広い世代を惹きつける理由を紐解けばそこに見えてきたのは、彼女らしいオシャレの軸。VERY 4月号では、そんな不滅の〝タキマキ〟スタイルを徹底的に深掘りしてみました。
自分らしさ、母らしさを研究しつくして、
行き着いたのがこの法則
〝タキマキ〟コンサバは
「モード2割」が上手くいく
何気なく選んでいるようでいて、やはり着るものには人柄やライフスタイルが現れるもの。母らしさ、品のよさは大切だけど、ただの守りに入らないのがタキマキ流コンサバ。コンサバが好き、でもどんな服を買ってもイマイチ垢ぬけない……とお悩みの人ほど、このモード2割の法則を、春のお買物に取り入れて!
Point ①
可愛い服は「モノトーン」で着る
「〝可愛い〟が好きだけど、
〝可愛い〟が落ち着かない」
ふわっとした袖も、リボンも、可愛い服は大好き。でも、そのままストレートに着ると可愛くなりすぎて落ち着かないんです。得意の黒パンやモノトーンにするだけで、途端に収まりがよくなります。
Point②
服を頑張るより、
「小物でスイッチ」を入れる!
「好きな服は決まってる
黒×黒が実はいちばん落ちつく」
だんだん自分に確かなオシャレが見えてきた。でも、守りに入りすぎてはつまらない。ギョッとされないオシャレは大切にしているけれど、どこか主張や攻めも必要。それをするなら小物がいちばんなんです。
Point③
甘くなりすぎないのは、
淡い色より「強い色」
「突然、色を着たくなる日がある。
私らしい色で思い切り」
衝動的に着たくなる色。でも、どうも淡い色と私は潰しあうようで(笑)。肌の色にもキャラにも、全然しっくりこないんです。好きなのはこんな強い色。今年は黒を一切混ぜず、潔く色×色でいくつもり!
Point④
辛さと堅さの中和に、
「ブルゾン」が効く!
「モードすぎるとなんかちがう
コンサバすぎてもつまらない」
今年気になるのはブルゾン。モードすぎて近寄りがたい雰囲気もなければ、ジャケットのような堅苦しさもない。キレイめな服に羽織れば、スポーティな要素が中和剤となり、颯爽とした印象になります。
撮影/金谷章平 スタイリング/池田 敬 ヘア/Dai Michishita メーク/早坂香須子〈W〉 モデル/滝沢眞規子 取材・文/高橋志津奈 編集/磯野文子
※VERY 2018年4月号 大特集「可愛さとモードのバランスが絶妙です 不滅の〝タキマキ〟スタイルの作り方」より。
※掲載中の情報は、誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。