ワンマイル中心の毎日でより欠かせない存在になったスニーカー。この数年でハイブランドも参入するビッグトレンドになりデザインのバリエーションも格段に増え、トレンドの移り変わりのスピードは早くなるばかり……。あっという間に旬を逃してしまうから実は投資が難しいアイテムのひとつ。なにより望まざるとも雨上がりの公園や芝生も避けられない子育て世代。大事に履きたいと思っていても呆れるほどのスピードで汚れていきますよね(涙)。そんな消耗もIn&Outも早いスニーカーこそ、トレンドを抑えたコスパブランドを活用するのがおすすめ。ワンシーズと割り切ればトレンドど真ん中のデザインにもトライしやすく、砂場も雨上がりの芝生も笑顔で楽しめます。
第一弾はおなじみH&M。H&Mのスニーカーはトレンドを抑えつつも癖がなく取り入れやすいシンプルさが魅力。また積極的にリサイクル素材やエコレザーを用い、高級感とサステナビリティが共存しているのも推しのポイントです。それでは、さっそく今季おすすめの3足をご紹介します。
Trend➊ハイブランド顔負けの高級感
メッシュスニーカー¥5,999
今季のスニーカーの中でもっともハイプライスだけあって隙がないクオリティの一足。メッシュ、エコレザーと組み合わせたリフレクター(反射材)がモード感を高めるアクセントに。程よいボリュームのソールはデザインも抜かりなく、ベージュ系ラバーの色味まで完璧なカラーリング! 合わせやすいのに白過ぎない絶妙な抜け感で今のカジュアルとの相性も抜群です。文句なしで買いの一足です。
Trend❷後ろ姿のモード感がにくい!
スニーカー¥3,999
いい厚底具合ですよね、やりすぎず普通すぎず大人が履きやすい。浮かないのに、靴底のラバーがさりげなく今っぽさを後押ししてくれます。光沢感のあるメッシュ素材とフェイクスエードを中心にニュアンスカラーでまとめて、ワンマイルだけでなく街でも履ける上品さ。それを良い意味で裏切ってくれるのが、かかとのデザインです。2枚目を御覧ください、オーバー気味にはみ出した構築的なソールがモードですよね。これで、このプライス。思わず「お釣りはいりません! 」と言いたくなるコスパの良さです。
Trend❸一足はほしい究極のミニマル
スニーカー¥3,499
再燃しているテニスシューズ。スポーツブランドでもミニマルを追求してロゴやラインを目立たなくする流れがある今、ソールからステッチに至るまで真っ白な潔さに「これくらい削ぎ落としたものを探していた! 」と膝を打つデザインです。なによりスポーツブランドのロゴで溢れる公園で“どこのか分からない”白スニーカーってちょっと気になる存在ですよね。少しオーバー気味&刻みを入れたプラットフォームソールがしっかり今っぽさを演出、スポーティーすぎないので甘めのワンピースのハズしにも最適です。
お問合せ先:H&M カスタマーサービス
customerservice.jp@hm.com
0120-866-201 (フリーダイヤル)月〜日 午前9時〜午後9時
(年中無休)
取材・文/増田奈津子