まだまだトレンドは様子見のこの時期、賢くオシャレを手に入れるなら、やはり印象を左右しやすい大物=アウターに投資すべき! 賞味期限が短いといわれる春コートだからこそ選ぶべきポイントは、〝今日から使えて、長く着られるか〟。その条件をクリアしつつ、今年らしさもたっぷりと味わえる4タイプの厳選アウター、この春はどれを買って、どう着こなす?
きちんと派には、一枚でキマる変形トレンチ
「今年の決め手はボリューム袖。シンプルでも華のある装いに」
大きなパフスリーブ、たっぷりとしたフレアシルエット、閉めても可愛いノーカラーと、ディテールのどれもが女らしさに直結。手持ちのボトムスが一瞬にして華やぐのも、ロングアウターだからこそ成せるワザ。
コンサバ派には、紺ブレ感覚のデニムJK
「褪せた青より、深みのある青。大人のデニムは〝正統派〟を」
紺ブレが再燃しそうな春に向け、今また人気のインディゴGジャン。濃紺ならではの落ち着きとテーラードにはない軽やかさを備えているからこそ、ポップな色もエレガントなブラウスもバランスよく着こなせます。
SWEET派には、引き締めライダース
「素材もムードもあえて真逆に。控えめ色でも格別にオシャレ」
ハードなレザーは優しげに、フェミニンな柄スカートは大人っぽく。対照的なアイテムを掛け合わせることで、甘さも辛さも〝最適〟に。同じに見えて差の出やすい黒だからこそ、上質な素材にこだわりたい。
アクティブ派には、都会派スポーティモッズ
「印象和らぐベージュに頼れば、アクティブな一着も女っぽい!」
スカートはソフトなニット素材。白や淡いベージュとのまろやかなワントーンで、着こなしもどこか優しげに。
撮影/生田昌士〈まきうらオフィス〉(人物) スタイリング/石関靖子 ヘア・メーク/川村友子 モデル/滝沢眞規子 取材・文/伊藤真知 編集/太田彩子
※VERY 2018年3月号「今買ってすぐフル活躍させたい薄羽織はこれだ!季節の変わり目アウター4選」より。
※掲載中の情報は、誌面掲載時のものです。