発売中のVERY4月号『ママスタイリストさんたちの「普段着オシャレ」最高峰♡』、もうご覧頂けましたでしょうか? ママスタイリストさんのB面コーデ=普段着に迫った、今回の特集。それぞれのセンスが光る物選びやスタイリングがファッションの楽しさを改めて思い出させてくれます。Part1「パンツ名品で『動きやすいオシャレ』最高峰♡」ではVERYのカバーも手掛ける加藤かすみさん(@katokasu)のパンツ軸のオシャレを紹介。スピンオフとして圧倒的な審美眼で選びぬいた、今どきなカラーボーダートップスを紹介します!
加藤かすみさんって?
シンプルで機能的なのに、きちんと女らしさもあり、さりげなく今っぽい……褒め言葉を挙げるとキリがないほど素敵すぎるスタイリングで、雑誌・ブランドからのオファーが耐えない超人気スタイリスト。プライベートでは9歳の男の子ママ。撮影後は電動ママチャリBikkeに乗ってスーパーに買い出しや学童にお迎えに行ったり、「鬼滅」に涙したり、と普通のママの顔も! かすみさんが提案するのはしっかりママの日常に寄り添ったコーディネートばかり。ON・OFF問わずデイリーに使いやすいアイテム選びにはスタッフの内でも信頼が厚く、毎月“かすみ買い”が絶えません。
ボーダー、デニム、バレエシューズは永遠の定番
誌面では、かすみさん自身も休日の定番にしているボーダー✕デニムの最新版の着こなしも紹介。気負わないおしゃれさがワンマイル中心の今の気分にぴったり。「今年はボーダートップスも少しオーバーサーズでゆったり着られるものが気になっています。おすすめは、カラーボーダー。冬から春の移り変わりの時期もコートの中が春らしくなるし、1枚で“おしゃれをしている感じ”が出せるのが便利。すぐに洗える気軽さもワンマイルのお出かけも多い今、ちょうどいいですよね。このコーディネートのようにデニムはもちろん、おしゃれをしたい時はカラーパンツと合わせて配色を楽しんだり、とコーディネートに幅も出せますよ」とかすみさん。
プルオーバー¥16,000(サード/ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 六本木店)デニムパンツ¥27,000(アンスクリア/アマン)シューズ¥12,500(サリエラ/ジャーナル スタンダード レリューム 自由が丘店)靴¥35,000(ピッピシック/ベイジュ)※2カット目のブルーの靴¥12,500(サリエラ/ジャーナル スタンダード レリューム 自由が丘店)
気になるカラーボーダーをピックアップ!
<左上から時計回りに>
1.イエロープルオーバー¥11,000(ル ミノア/ノーリーズ)
2.グリーンプルオーバー¥18,000(アンスクリア/アマン)
3.ブループルオーバー¥9,790(ノーク バイ ザ ライン/ノーク)
4.ベージュプルオーバー¥16,000(マカフィー/トゥモローランド)
5.グリーンプルオーバー¥13,000(ルミノア/デミルクス ビームス 新宿店)
<アイテムの詳細を解説!>
1.
定番ボーダーの淡色にキュンです
Le minorのPETIT COPAIN
ボーダートップスの代名詞・仏老舗ルミノアの中でも人気のプチコパン。ノーリーズ別注のイエローは子どもっぽくならずに使いやすいソフトな発色が絶妙! 淡色デニムと合わせて春らしい着こなしが楽しめそう。短かすぎないショート丈なのでINでもOUTでも着られて、着回しやすさを後押し。
2.
ありそうでなかった、この雰囲気!
INSCRIREのコットンボーダービッグロングスリーブT
ダークホース的なボーダートップスがこちら。野暮ったささえ感じるオーセンティックなシルエットと太ピッチのカジュアルさが逆に今年らしい!太めのブルーデニムに合わせて90’Sっぽくカジュアルに着るも良し、きれいめなパンツのハズしとしても着られそう。あえて長めの袖も今どき。
3.
まさかの4サイズ展開のきめ細やかさ
N.O.R.C by the lineのパネルボーダーT
VERYで見ない月はないのでは、というほど誌面でも登場率が高いノークのボーダー。パネルデザインの余白があるからこそ、カジュアルすぎずキレイめにも持っていきやすいのが魅力。1,2,3,6の4サイズ展開。一番大きいサイズはメンズ着用も可能だからパパとの兼用もありかも!
4.
今っぽい赤みベージュが絶妙
MACAPHEEのパネルボーダーT
今年らしいワイドスリーブで1枚で着映える1枚。ポイントはなんといっても、ベージュの色出しの今っぽさ。ブラウン寄りの赤みのある色味なので程よく辛口に。ほっこりしてしまいやすいベージュボーダーも都会的な雰囲気で着こなせます。ベージュやグレーなど中間色のボトムスと合われば通勤にもOKなキレイめが実現。
5.
大人気ボーダーに新モデルが登場!
Le minorのMIGNON COAPIN
定番人気ルミノアの2021年春夏シーズンの新モデル。コパンがパネルデザインに進化! 別注カラーはくすみがかったセージグリーンが今年らしく、カラーボーダーでもハツラツとしすぎない大人な抜け感が魅力です。あえてカラーボトムスを合わせてカラーONカラーにしたり、トップスに肩がけして差し色にしたりとマルチに活躍しそう。
ベーシックなアイテムだけにシルエットや着丈の更新感が問われるボーダー、春目前な今が見直し時です!
取材・文/増田奈津子 撮影/菊池 史<impress>(人物)、魚地武大<TENT>(静物) スタイリング/加藤かすみ モデル/東原亜希 ヘア・メーク/塩澤延之<mod’s hair>
※掲載の内容はすべて2021年2月時点のものです。
※掲載の金額は税抜価格で表記しています。