子育て中は、気がつくと家族優先で慌ただしく過ごしがちなママですが、新しい年、思い切って優先順位を「自分」にする時間を作ってみませんか? ママがハッピーであれば、自然と家族もハッピーになれるはず。2020年のいつもと違う暮らしのなかで変化して辿り着いた、VERYモデルたちの〝私ファースト〟願望についてご紹介しています。今回は、ヘアスタイルを一新した辻元舞さんです。
※インタビューの内容は2021年2月号取材当時のものです。
ふんわりしたイメージを持たれるけど、
髪型チェンジで、もっと
意思のある私になる!
挑戦したいことは山ほど!
髪型をきっかけに
意識も切り替えてみたいな
モデルという職業柄、アレンジしやすいロングヘアが都合がいいのかなと思っていたし、プライベートでも、まとめ髪がマストな子育ての慌ただしさもあり、特に大きくヘアチェンジしようと考えることもなく過ごしてきました。加えて、夫がロングヘア派(笑)。今思えば、すべてが他人ファーストですね。毎日子育て中心ではありますが、下の息子が3歳になったところでブログでもご紹介していたイヤイヤ期も経て、子育てもようやく一段落。息子たちがスクールに行っている間の貴重な自分時間を使って、肌メンテナンスや、教習所通い、片耳だけエアポッズをして家事や寝かしつけの傍らスマホアプリで英単語を学ぶなど、隙あらば?(笑)自分のための時間を作っています。子育て以外のことにも気持ちを向けられるようになってきたところなんだと思います。
そんななか、心の中で密かに抱えていたことは「〝パッツンボブ〟にしてみたい!」という気持ち。プライベートではトップでお団子が多い毎日でしたが、そろそろダウンヘアで出かけたい気持ちも沸々と。ヘアチェンジの件をチラッと夫にも相談してみると、ロングヘア派の彼はあまりいい反応ではありませんでしたが、中身は夫より男前な私(笑)。ここは〝私ファースト〟を押し切り、思い切ってみました。15㎝ほどカットした後は軽くて爽快! 髪の毛とともに今までの私の色々も一緒に切り落とした感覚。それにボブって潔くて意思のある髪型だと思うんです。ふんわりウェーブに頼ることなく媚びてないというか。それに、選ぶ服が同じでも着こなしの印象をほんのりモードに寄せることができる。比較的ふんわり柔らかなイメージを持たれていたと思いますが、ヘアチェンジを機に、時にはアイラインをキリッと入れて、黒タートルにパンツを纏ったシャープな私も〝辻元舞〟のひとつの顔として持ちたいなと思います。2020年は、メーク動画の作成や、アパレルでコラボをさせてもらったり、大好きなアートに取り組むなど、色々なことにチャレンジさせていただいた一年でした。その経験や自分の得意なことを活かして、この先は人に喜んでもらえるような何かを生み出せたらいいな、と思っています。「発信する人」ではなく「作り出す人」でいたい。新しい年を迎え、2021年は逞しく有意義に自分を更新する元年として意識を切り替えたいと思っているところです。
さりげなくモードを意識した体にフィットする黒タートルのクールなスタイリングは、やってみたかった装いなのだそう。「ヘアが短くなった分、耳もとのジュエリーの選びも楽しくなりそう!」タートルニット ¥22,000(セオリー/リンク・セオリー・ジャパン) パンツ ¥54,000(エブール/エブール GINZA SIX店) ピアス ¥36,000(ブランイリス/エストネーション 六本木ヒルズ店)
撮影/黄瀬麻以 スタイリング/石関靖子 ヘア・メーク/シバタロウ〈P-cott〉 取材・文/鍋嶋まどか 編集/藤田摩吏子
*VERY2021年2月号「家族を支えるママこそ『自分』を顧みてもいいじゃない! 2021年、『私ファースト』でいこう」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。