とある金曜の夜、表参道の交差点。オシャレな女性がここぞと集まるタイミングで編集部が目にしたのは、多くの女性がトップスを〝アウト〟して着ているという事実。どんなに流行ったって、雑誌でいいと言ったって、やっぱり〝イン〟って難しい……。そんな声が続々と聞こえてくる今、苦手を前向きに楽しむためのニットを提案!
気になるヒップをさりげなくカバー。タイトなボトムスに自信が持てる「前後差ニット」
一度はトライしたものの、やっぱり苦手な〝前だけイン〟。でも今年は、そんなオシャレな着方をアウトでも楽しめる、前後差ニットが豊富! 横から見てもすっきりキマるスリット入りなら最強です。
地厚&ゆるめがタイトなボトムスと相性よし
◆ADORE
Aライン&オフ白がリラックスなムード。前後差がしっかりあるので、シンプルなボトムスも一瞬で今年らしく。
◆ENFÖLD
インパクトは絶大でも、良質なウールを使い着心地はとてもソフト。袖の内側に施されたスリットもポイント。
かぶるだけでメリハリがつくから単色コーデものっぺり見えない「ウエストポイントニット」
コルセットのように、お腹回りにチェックの生地を配したニットは、単調になりがちなワントーンコーデのアクセントにぴったり。柄地の幅が広いので、ボリュームスカートともバランスが取りやすいのも優秀。
デザインは大げさなほうがウエストの引き締め効果も高い!
◆GOUT COMMUN
毛足の長いファーを惜しげもなくあしらったリッチなデザイン。黒なら控えめ。
◆UNITED ARROWS
キュートなペプラムも淡いグレーなら甘すぎず、大人好み。
撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉(モデル)、魚地武大〈TENT〉(静物) スタイリング/竹村はま子 ヘア・メーク/神戸春美 モデル/佐藤 純 取材・文/伊藤真知
※VERY 2017年12月号「『どうしてもできない』を逆手にとったオシャレを提案します 欲しいのは〝インしなくていい〞ニットだけ」より。
※掲載中の情報は、誌面掲載時のものです。