毎日着替えるボトムスのシルエットによって、足元のバランスは様々。出かける直前ふと「いいんだけど、なんか違う?」って思うことありますよね。そこでVERY2020年10月号では、人気スタイリスト・金子綾さんと「ショートブーツ×パンツ」のベストバランスを考えました。簡単なようでいて、意外とバランス感が難しいショートブーツ×パンツの相性を知って、旬の足元を叶えよう!
STYLE①
レースアップブーツ×ワイドストレートパンツ
パンツ自体にボリューム感のあるチノ素材をはじめとするワイドストレートには、ヒールを選ばずコンバース感覚でワークブーツ系をラフに合わせると好バランスに仕上がります。
▼Theory
ボーイズライクなボトムスには
華奢を演出するトップスで女っぽく
コンバース感覚で足元を選ぶと考えれば答えを見つけやすいはず。足元にボリュームを加えることで全身が好バランスに。ほんのり肌見せするトップスが女っぽさを引き立たせます。レースアップブーツ[H 3cm]¥54,000(Theory/リンク・セオリー・ジャパン)カーディガン¥21,000パンツ¥26,000(ともにドレステリア/ドレステリア 新宿店)バッグ¥22,000(カレンソロジー/カレンソロジー青山)ピアス¥90,000(MARIHA/ショールーム セッション)
STYLE②
アンクルブーツ×裾フレアパンツ
この秋よく見かける裾フレアパンツには、足首に女性らしい抜け感を作ってくれるアンクルブーツが旬でいて女っぽさも◎。パンプス感覚で合わせられて秋冬らしいバランス感も叶います。
▼FABIO RUSCONI
動きに合わせてチラッと見える
足首の肌見せが女っぽさの鍵
この秋気になるアンクルブーツで足首の抜け感を演出。アンクルブーツ[H 7cm]¥36,000(ファビオ ルスコーニ/ファビオ ルスコーニ 有楽町店)ブラウス¥17,000(チャーリージョー/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店)パンツ¥230,000(MADISONBLUE)バッグ¥11,000(カシオペア/スピック&スパン ルミネ有楽町店)ピアス¥29,000(MARIHA/ショールーム セッション)バングル¥14,000(ローレン マヌーギアン/ロペ エターナル アトレ恵比寿西館店)
STYLE③
ニュアンスカラーブーツ×デニム
ブーツといえばブラックが主軸だけれど、2足目を狙うなら定番ブルーデニムに馴染むブルーグレーを。ニュアンスのあるカラートーンが女らしさをクラスUPしてくれます。
▼ARRUM
ブルーデニムに馴染む
ニュアンスカラーで脚長効果!
ブルーデニム中心のワードローブの人には特におすすめなカラートーン。コクーンシルエットのデニムには、ヒールを足してスッキリ見せが効果的です。ブーツ[H4.5㎝]¥26,000(アールム/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店)ニット¥26,000(エイトン/エイトン青山)パンツ¥20,800(SERGE de bleu/ショールーム セッション)バッグ¥43,500(マリアラ ローザ/エディット フォー ルル)
STYLE④
サイドゴアブーツ×ワイドパンツ
ワイドパンツをはく日は、脚長効果を狙ってヒールを合わせがち。だけど、秋冬ならワークブーツのボリューム感の力を借りて、メンズライクに仕上げるほうが、今年らしい女っぽさを確保できます。
▼J.M.WESTON
あえてメンズライクなワークブーツを
合わせて、オシャレを格上げ
無骨な厚ソールがヒールの代わりに、さりげなく足元を底上げ。ボリュームボトムスにはボリュームある足元のチョイスが好バランスに。サイドゴアブ ーツ[H 3cm]¥145,000(J.M. WESTON/ジェイエムウエストン 青山店)シャツ¥27,000パンツ¥36,000(ともにロエフ/ロエフ 六本木店)バッグ¥9,000(Le Vernis/ナノ・ユニバース カスタマーサービス)
STYLE⑤
ストレッチブーツ×センタープレスパンツ
コンサバ派に支持の厚いセンタープレスパンツはパンプス代わりに足元にミニマルな女っぽさを加えるストレッチブーツを。それだけでコーデが今年顔に変わります。
▼SIDANHA
センタープレスパンツを
ストレッチブーツで更新!
女っぽさを強調するポインテッドトゥより、さりげなくエッジーなスクエアorアーモンドトゥがおすすめ。ストレッチブーツ[H 8cm]¥72,000(SIDANHA/アマン)カーディガン¥25,000ニットベスト¥18,000(ともにロエフ/ロエフ 六本木店)パンツ¥22,000(Theory/リンク・セオリー・ジャパン)バッグ¥53,000(MODERN WEAVING/ショールーム セッション)サングラス¥49,000(アイヴァン7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)
STYLE⑥
エナメルブーツ×タックパンツ
きれいめパンツには、パンプスの代わりにエナメルブーツを。それだけで、いつものシンプルコーデに半歩先行くキャッチーさが加わります。思うより取り入れやすいのでぜひトライを。
▼FABIO RUSCONI
エナメルの今年らしさで
女っぽさをアップデート
コンサバパンツ×ヒールも間違いではないけれど、ブーツの季節ならではの足元を考えるなら、エナメル素材を。きれいさは確保しながら、上品キャッチーなバランス感が楽しめます。エナメルブーツ[H6cm]¥38,000(ファビオ ルスコーニ/ドレステリア新宿店)シャツ¥24,000(ロペ エターナル/ロペ エターナル アトレ恵比寿西館店)パンツ¥23,000(アストラット/アストラット 新宿店)バッグ¥32,000(MODERN WEAVING/ショールーム セッション)リング¥86,000ピアス¥28,000(ともにヒロタカ/Hirotaka 表参道ヒルズ)
このほか、最新号ではショートブーツ×スカートの旬バランスや、スニーカーとトレンドコーデの合わせ方など、足元オシャレを大研究!ぜひチェックしてくださいね。
\VERY2020年10月号、好評発売中!/
撮影/酒井貴生〈aosora〉(人物)、五十嵐 洋(静物) スタイリング/金子 綾 ヘア/Dai Michishita メーク/佐々木貞江 モデル/矢野未希子 取材・文/鍋嶋まどか 編集/鈴木恵子
*VERY2020年10月号「毎朝玄関でもう悩まない!金子綾さんとベストバランス考えました “ショートブーツ×パンツで女っぽい”の方程式」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。