2020年の春は予定通りのスタートを切れず、9月になってリスタートを迎えた人も多いはず。出産、復職、入園、入学と、節目を迎えているチームVERYのママたちに、ファッションのスタートプランと自粛期間を経てやめたことを聞きました。今回は、7歳の女の子、3歳の男の子のママでファッションブランド「CLANE(クラネ)」のディレクター、松本恵奈さんです。
◉CLANEディレクター・松本恵奈さん
「モードスタイル一辺倒から、
コンサバな自分も楽しめるように。
ただしネイビーじゃなく
ベージュが私流!」
モードなパンツスタイルが多かったのですが、今年娘が小学生に、息子が幼稚園生になったこともあり、甘くて優しい服も着る機会が増えています。今までは“甘い”や“コンサバ”はあまり選ばなかった選択肢ですが、着てみると周りからも好評で新たな自分を楽しんでいます。学校というとネイビーが定番ですが、柔らかな女性らしさと上品さが出せるベージュが気に入っています。
コンサバすぎても物足りないので、白シャツだけれどデザインが効いてるものや、ハリがあって大胆なフレアシルエットのスカートなどを選んで、どこかにモード感は残したいなと思っています。レザーの小物や、さりげないシルバーアクセサリーで引き締めるのもポイントです。
6月から幼稚園と小学校が始まり、お弁当作り、送り迎え、仕事の両立で今まで以上に時間の使い方に工夫が必要なので、会社でないとできない仕事以外はなるべく在宅ワークに切り替えています。売上げアップのためにSNSを強化したり4月から始めたYouTubeの編集やZoom会議など、新しい仕事の仕方を見つけたら、子供と向き合う時間も増えました。今の情勢と折り合いをつけて新生活のいいスタートがきれているのかなと思っています。
白シャツ×スカートはコンサバすぎないように少し攻めたデザインで。シャツとスカートはCLANE。バッグはエレメ、靴はペリーコ。
母のシーンでのヘアスタイルは透かし前髪にしたり、優しげなショートヘアを意識。
▼松本恵奈さんのベージュ〜茶系アイテム
クローゼットの一軍ベージュ~ 茶アイテム。スカートはともにクラネ。長め丈とドラマチックなシルエットで洗練されたベージュスタイルになれます。ヒールはペリーコ。ミニポシェットはロエベ。
▼松本恵奈さんの「○○やめました」
1.出勤日を減らして、なるべく在宅ワークに切り替えたら通勤時間が家族との時間や、なかなか取れなかった自分時間に変わりました。隙間時間にはヨガをすることも。
2.Zoom会議も増えました。
3.子供の勉強をみたり一緒に料理する時間も。
4.自粛中にYouTube「Ena Channel」も始めました!
◉松本恵奈さん
CLANEディレクター。STYLEMIXERキュレーター。7歳女の子、3歳男の子のママ。フォロワー数58万人のインスタグラムは @ena1123
撮影/遠藤優貴〈MOUSTACHE〉、魚地武大〈TENT〉(静物) 取材・文/栗生果奈 編集/鈴木恵子
*VERY2020年9月号「迎える9月、みんなの気持ちの変化を追いました それぞれのリスタートプラン『私、○○やめました』」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。