2020年の春は予定通りのスタートを切れず、9月になってリスタートを迎えた人も多いはず。出産、復職、入園、入学と、節目を迎えているチームVERYのママたちに、ファッションのスタートプランと自粛期間を経てやめたことを聞きました。今回は、取材当時第2子を妊娠中、その後同月に出産し現在2児の母になったフラワーアーティストの前田有紀さんです。
◉フラワーアーティスト・前田有紀さん
「1人目のときとは違い、
マタニティ服に頼るのをやめて、
今あるもので自分らしいオシャレを
楽しむようになりました」
現在第2子の臨月を迎えています(※取材当時)。お腹が大きくなる時期に、気軽に服を買いに行ける状況ではなかったのもあり、 マタニティは1着も買ってないんです。去年の服を見直して入るワンピースを着ているのですが、どれもお気に入りのものばかりなので自分らしいなと思っています。
春前までは週の半分くらいは都内との往復で、都内での打ち合わせなどに合わせて、服もかっちりしたものを着ていましたが、春以降は自宅のある鎌倉で過ごすことがほとんどで、オンラインで注文を受けたお花を束ねて発送作業をして、朝夕は3歳の息子と近くの原っぱや公園を散策するような毎日。汚れてもすぐ洗えるワンピースが活躍しています。きれい色は気分をハッピーにしてくれます。海が近いこともあって、鎌倉はビーサンで過ごせる期間が長め。秋もまだまだ引っ張る予定です。
春前までの忙しい日常では、スーパーで全ての食材を揃えることが多かったのですが、自粛期間を経て、お肉屋さん、お魚屋さん、野菜は連売と専門店でピンポイントで買うようになりました。これは煮ると美味しいよ、などとアドバイスを聞きながら、調理方法を思い浮かべて買うのも楽しみになっています。
農産物直売所である鎌倉市農協連即売所には野菜や花を買いに。マタニティではないですが、臨月まで着られたナノユニバースのワンピース。
▼前田有紀さんのヘビロテ“マタニティワンピ”
右からMARIHA、ヌキテパ、着用したナノユニバース。本来アイロンがけしてきれいに着る服だと思うのですが、何度となく着てガシガシ洗って、生活に馴染んだ感じも心地いいです。
ビーチサンダルは自身のブランドguiのもの。ソールには花の写真を使っています。
▼前田有紀さんの「○○やめました」
1.都内を往復していた頃のきっちりメークはやめて、マスク姿でも明るい印象になるオレンジメークが主流に。
2.3.夜に仕事するのをやめて、朝方にシフト。ハーブティーとお花に癒されます。
4.息子をどこかに連れてかなきゃと思うのをやめました。近所を散歩するだけでこんな単純なことが楽しいんだと発見がありました。
◉前田有紀さん
フラワーアーティストで3歳と0歳(2020年7月出産)の男の子のママ。テレビ朝日アナウンサーとして活躍後、2013年に退社。イギリス留学、花屋修行を経て、オリジナルフラワーブランドのguiを立ち上げる。
前田有紀BLOG:veryweb.jp/blog/yukimaeda/
インスタグラム @yukimaeda0117
撮影/有馬秀星〈MOUSTACHE〉、魚地武大〈TENT〉(静物) ヘア・メーク/野口由佳〈ROI〉 取材・文/栗生果奈 編集/鈴木恵子
*VERY2020年9月号「迎える9月、みんなの気持ちの変化を追いました それぞれのリスタートプラン『私、○○やめました』」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。