“一生ものジュエリー”に興味はあるけど、選び方がイマイチわからない、そんな悩みはありませんか? そこで編集部いちのジュエリー好きと自他ともに認めるベテランライター・まみさんと、一生ものジュエリーの選び方について一緒に考えました!
沼田珠実さん
ライター歴18年。ジュエリーページを数多くこなし、その審美眼と知識に、ジュエリーを買うなら彼女に相談、というスタイリストやモデルも多く、ジュエリーブランドのプレスからの信頼も厚い。ダイヤモンドジュエリーやウォッチ選びの指南役として、VERY本誌に登場したことも。
ジュエリーがあればシンプル服もプチプラ服も見え方がガラリと変わる
「例えば同じ白Tシャツも、エレガントなジュエリーを重ねれば上品に、少しハードなデザインのジュエリーを組み合わせれば、モードに見えます。雰囲気をまるっきり変えてくれるんです。普段着がお仕事服に格上げできたり、プチプラの服が高見えすることも、ジュエリーの魅力です。
私も30歳を過ぎた頃から長く使える一生ものジュエリーが欲しいと思い、気に入ったものを少しずつ揃えるようになりました。そんな長年かけて買い揃えたジュエリーは、今も大切な宝物で、一つ一つがスタメン。今では、シンプル服にジュエリーで印象を変えることが、自分のスタイルになっています。
少しでも参考になればと思い、私がジュエリーを選ぶときに気をつける、3つのルールをご紹介します」
一生ものジュエリーを選ぶ3つのルール
①自分らしいもの、好きなものを信じる
「まずは“それが好きかどうか“直感を信じます。30代を過ぎてからの好き嫌いや審美眼は、それほど大きくは変わらない、が持論。今好きなものは、きっとずっと好きなもの。ジュエリーは他のどんなものより長く付き合い続ける相棒のような存在。皆が持っているから、流行だから、人に勧められたから、という理由だと、結局しっくりこなくて使わなくなってしまいます。自分の感性を信じてみてください!」
②“着回し“ができるか
「私は毎日違うジュエリーコーデを楽しみたいので、ジュエリーを買う時、手持ちのジュエリーと色々な合わせ方、使い方ができるか?をあれこれ考えます。使えるシーンが限られていたり、他のジュエリーと合わせ難く、決まった使い方しかできないと、結局、出番が少なくなってしまいます。
新しいジュエリーと手持ちのジュエリーと組み合わせることで、互いに雰囲気がガラッと変わったり、思いもよらない組み合わせを発見することも、ジュエリー選びの楽しさです」
③ワンランク下げるなら見送る勇気を
「ジュエリーは、やっぱり高い買い物。もし欲しいものが予算オーバーなら、ワンランク下げたものを買うより、そのために貯金して次の機会にいちばん欲しいものを買いましょう。私も何度も経験したのですが、ワンランク下げたとしても、数年後に結局、最初に欲しかったものを忘れられず買い直すことになります。(笑)」
次回から、お勧めの“一生ものジュエリー”をまみさん私物&コーディネートとともにご紹介していきます!
※アイテムはすべて私物です。お問い合わせはお控えください。
撮影/松永 望